昨日更新のつもりが、
「台風前のアレコレ」や「仕事」などの影響で、
今日になってしまいました。
みなさん、お気をつけて。
そして、大丈夫でしたか?
さて、
前回の、
〝もと「かわいい後輩」の彼が「オレと飲め」的に連絡してきたのは5回〟
のつづきの、
後編。
読んでない人は先にこちら↓の前編から先にどうぞ。
まずは、
前の最後に書いた、
3回目(2013年5月)の「オレと飲め」的な連絡の、
その後にあった、
幾つかのことから。
―――――――――――――――――
(いろいろ否定的なことを言われたり。
うっとおしい思いをさせられるので、
3回目の「オレと飲め」的な連絡をきっかけに、
僕は彼とは離れようと決めて、
彼が中心になってやっている「OB会的飲み会」も、
行くのをやめた)
●2014年3月。
もと同じサークルで今でも仲良くしている友人が、
「OB会的飲み会」が前にあった時に、
あの後輩が「佐野さんは変わってますわー」って言ってたよ、
と教えてくれる。
思ったとおり、
行かなくなると、
さっそくアレコレ言いだしたかぁと思う。
(前にも書いたが「変わっている」と言われても僕は別に気にしない)
●2014年3月。
その、もと「かわいい後輩」の彼からメールが来る。
僕が当時毎年12月頃にサイトで売っていた手帳を、
「もし残っていれば、そのうちそちらへ買いに行きたい」と。
さて、会いたくないけれど、
どうしようか、
と思いつつ、
「あるよ。でももう3月なのでお金はいいし、
郵便で送ってあげるよ」と返事する。
すると次の返事のメールが来て、
例の独特の屈折したひねくれた感じで、
「行くと何かマズイことなんか無いですよね!!」
と書かれてあった。(昼なのでシラフだ)
そう、
僕は彼のこういうセンスの無い、
屈折メール文がやっぱり嫌いだ。
普通は「何かマズイことでもあるんですか?!」というところを、
(それでもそんなメールはイヤだが)
さらに相手の反応を予想しつつもう一段ひねくれて、
「何かマズイことなんか無いですよね!!」とくる。
ある意味、
すばらしい!
ちょっとあおるような、
相手がちょっと怒って、
「ないわー。ほんなら来てみいやー」というのを誘導するような、
それでいて実は本当に何かを疑っていて、
そう言うのはやましいことがあるからですよね?
と、ネチッっと挑発して言っているような。
「もう、こいつはほんとにめんどくさい」
と思いつつ、「別にマズイことは無いけれど、忙しくしてるので。それにお金はいいよ。いつも(彼が映して編集した)DVDとか貰っているから」と返事した。すると、いろんな他のことも含めてだろうけれど、「了解しました」と返事がきた。
ひとまずはそれで様子をみることにした。
そうしたら、
2週間してまたメールがきた。
「○日に、手帳、買いにいかせてもらいます」
と。
こいつ分かって書いているのか、
それともすっかりぽっかり忘れているのか、
お金はいらないと言っているのに。
〝憶えているし解ってはいるけれどあえてそう書いた〟
というひつこいゴリ押しの感じもしないではない。
「買うゆうたら買うんじゃ」って感じに。
わかんないけれど。
でも、
逆にそれを見て、
「ここをつっこんだら、来ないように出来るかもしれない」
と少し心が躍った。
「よーし」
彼の「ひねくれメール文」をよく見てみると、
いつもこちらの反応や返事を予想して、
それを途中クルッとひねり回して言葉を作ってくる。
そこをつかまえて、
ちょっと彼が絶対に想像できない予想外の返事でいこう、
と思ってこう返事した。
「いやいや、手帳はあげる、ゆうてるのに、
しつこいなぁ。
買うんやったら、来ささへん!」
これは彼からのメールを見たときに、
瞬時に思った正直な本当の気持ちでもある。
別に表面的にウソで考えた言葉ではない。
それをそのままストレートにぶつけた。
この返事は表面的な彼には予想できまい。
すると、
「そうなんですか……。」と「…」を2つつなげて返事がきた。
悲しみをアピールするためにその下は6行ほど空けてあった。
で、
そのあとに、
「じゃあ貰いに行かせて貰います。当日は忙しいですか?」
とちょっと引き気味に書かれてあった。
よし、もう一押しだ!
「忙しいよ。イラスト仕事あるし、
桜の写真写しに歩き回りたいし、
もしかしたら、
佐野さんの仕事を認めて応援をしてくているもと同僚が
ロンドンから帰ってくるかもやから、
それは会わんとあかんし。
返事はすぐ出来ヘン。
今から、原稿出しにクロネコヤマトの営業所にいかなあかんねん。
行ってきまーす。」
(忙しいのも、原稿は出しにいかないといけないのも本当)
すると次に来た返事は、
さらに悲しみをアピールして3行ほど空けてから、
「……そうですか。失礼しました」
と書いて、
さらに7行ほど、
悲しい(もしくはあきれた)を僕に知ってもらう為に空けて、
「そこまで忙しいのなら無理は言えませんね。
郵送でも結構ですのでなにとぞよろしくお願いします」
と柔らかい返事が来た。
だからもう、
最初から郵送ですませたかったのに。やり取りで余計にイヤになってしまった。
―――――――――――――――――
4回目。
2014年4月12日土曜日
その日は僕は、
昔は地元が同じで、
今は大阪に住んでいる友人に誘われて、
「たこ焼きパーティー」に参加していた。
彼が呼び寄せて近くのケア付き集合住宅に住んでいる、
彼のお母ちゃんの部屋で行われたもので、
お母ちゃんの引っ越しの時に手伝ったお礼として呼ばれた。
そして、みんなとわいわいしゃべりながら、
ビールを飲んだりたこ焼き食べたり鉄板焼きを食べたりしていた。
すると、
メールが来た。
見てみると、
またあのゴリ押しの後輩の彼だった。
開いてみると、
名前のあとに、
「今、★★(店名)に来ています」
とだけ書いていた。
また★★(店名)かー。
それに、
こいつまた省略やなー。
今回は、
「超・ウルトラ省略」やな。
こういうのがイヤなのに。
つまり僕は。
ユーモアなんかではない、
人に対する〝雑〟な扱いの感じが。
酔っているからよけい正直に出てしまう。
だいたい、
「今、★★(店名)に来ています」
と言われたら
「そうですか」
と答えるしかない。
これも隠れている彼の本心の言葉をあぶり出してみよう。
「★★(店名)に来ています。
来ませんか?とか、もしよかったらとか、書かなくても、
ワシの気持ちを察して、
来いと言っていることくらい解れよなおまえ。
さぁ来るのかどうかそっちは省略したりせずに丁寧に、
俺様に返事しろっちゅうんじゃい!」
ということだろう。
きっとまた野球を観にいった帰りに酔ってから店にきたのだろう。
それにしてもうっとおしい。
「書き方」はダイジなのにな。
すすんで嫌われたいのならともかく。
それに、
今日は大阪だ。
知らん!
と、
メールをそのままにしていたら、
すぐに電話が鳴った。
ここまできたらマナーとかどうでもいい。
もう出ずに切ろう。
が、
僕は今でもよく「通話」と「切る」を間違えて押すのだけれど、
「切る」つもりが「通話」を押してしまった。
すぐに切った。
するとあと2回ほどコールがあった。
その都度切った。
ええい、しつこい!
横にいた友人の娘が不思議そうにみていたが、
「あとでするから」と言ってごまかした。
もぉ、
かわいい友人の娘ちゃんに不審に思われたやん。
まぁ、
その日はたまたま大阪にいたけれど、
その時に神戸にいたとしても、
こんなメールじゃ「なんだかなぁ」だし、
これまでのアレコレもあってどうせ出ていない。
それに、
その年の年明けから、
僕は思うところがあって、
そのお店★★(店名)にも行かないことに決めていた。
だからどのみち行かない。
「それにしても、
せっかく店行ってるねんからママさんとじっくり話をして楽しめよ。
その場にいる人とちゃんとコミュニケーションせえよ。
いちいちすぐ人を呼び出さなくても。
逆に失礼やん」
と思いながら。
たぶん、
「いつかの佐野さんの誕生日にさんざんおごらされた、
その分を佐野さんにおごらせたいですわ!」
とかいうのもあるのかもしれないけど、
もう知らない。
(以上、4回目)
―――――――――――――――――
●2014年8月
その「ゴリ押し」の後輩と同じ学年(僕より1つ下)の○□くんが、病気で若くして死去したという皆に向けたメールが、
ゴリ押しくんから来る。
葬儀に行くので一緒に行く人は行きましょうと。
この頃は彼の飲み会のメールなどは全て返事しなくなったが、
さすがにこのメールには返事をしようと思った。
というのは、○□くんというのは、
ほんとに面白いヤツでいいヤツだったので。
「ゴリ押し」の彼に送るメールというよりも、
ひとまず○□くんのお悔やみの気持ちで、
「行けないので変わりに見送ってあげてください」とメールを返した。
●2014年10月16日
「ゴリ押し」の彼や亡くなった○□くんとこれまた同学年の、
後輩▲▲くんからメールがくる。
台風が来て近畿各地に被害もあった後の安否も兼ねてのものだった。
「佐野さん大丈夫でしたか?
長い間お会いしてないし、
病気でもしているんじゃないかと(○□の件もあるし)
心配もしています。
いや、お元気ならば良いんですけど」
と。
この前後にいつもの独特のユーモアも交えて。
いい奴だ。
すぐに、僕も昔から彼に返すユーモアで返事した。
その後さらにしばらくして、
もと同じサークルで、今でも仲良くしているい友人が来たとき、
「▲▲からメールがきたよ。元気ですか?って。
○□が亡くなったということもあり心配してます、って」と伝えた。
するとその友人は「えっ?」と少し驚いた顔をした。
その反応はたぶん想像するに、
僕の行っていない飲み会の時にきっと、
「ゴリ押し」の彼が僕をネタに何だかんだ言ってたのだ。
たぶんその場にいた▲▲くんは、
それに適当に合わせて言ったり笑ったりしてたんだろう。
友人はそれを見ているので▲▲が「ゴリ押し」の彼と同じように、
僕に否定的だと思ったのだろう。
だから、▲▲から友好的にメールがきたと聴いて、
驚いたのだろう。
でも、
▲▲くんはきっと、
「ゴリ押し」の彼の話にはその場で適当に合わせてはいたけれど、
本心としては、
「ああ言ったけど、ホントは佐野さんどうしてるか気になるなー」
と思って、
個人的にご機嫌伺いのメールくれたんだろう。
▲▲くんは「ゴリ押し」の彼に比べると、はるかに大人なんだと思う。ので、
▲▲くんの場合は今でも「かわいい後輩」だ。
●2016年2月24日
上にも出てきた、
もと同じサークルで、
今でも仲良くしている友人がまた来たとき、
彼が帰る時間になってご飯がわりに居酒屋に入った。
すると急に、彼がかしこまって、
僕を慰めるかのようなことをいろいろ言い出した。
「みんな色んな立場があるし気にすること無いよ」みたいに。
僕は最初、
何故彼がそんなことを言い出したのか、
よくわからなかった。
でも、そのうちなんとなく読めてきた。
ああ、そうか。と。
きっとあのもと「可愛い後輩」のゴリ押しくんが、
僕が「OB会的飲み会」に行かなくなった理由を、
その会に来ている人に、
「佐野さんは自分が変わっているから、
他のちゃんとやっている人の中では、
きっと肩身が狭いんじゃないでしょうかねぇ。
だから、あまり来たくないでしょうねぇきっと。
変わってはりますから」
みたいな風にでも言っているかもしれないなと。
〝ちがうわ! お前にかかわりたくないから行かへんのじゃ〟
と、
心でもと「可愛い後輩」のゴリ押しくんに対して思いつつ、
その友人には、
ちょっとこう言ってみた。
「僕は〝すねてる〟と思ってくれてたらええよ」
と。
すると彼はちょっと微妙な笑顔を浮かべながら、
「〝すねてる〟と思っとるで」
と返してきた。
うーん、彼とのこういう仲がイイのか悪いのか解らない、
ビミョーな感じのやりとりをしながら、
でもどこかでなんとなくお互いに、
矢印の方向が少しずつ一致していくような、
そういう不思議な感じが、
僕は昔から好きだ。
で、「そうかー、そうなってるかー」と思って、
それまでは、
その友人にはあまり関わらせたくなかったし、
集団に残る彼を変に僕の味方にするつもりはなかったし、
中立にさせておきたいと思っていたけれど、
逆にこれはもう言うしかないなと思って、
彼には言うことにした。
こんな風にうまくその場で言えたかどうかは憶えていないが、
とにかく、
「僕は、××(ゴリ押しくんのこと)にはもう会う気がない。
しかし、〝会〟に行くと他でも会わないといけなくなる。
(〝会〟に行って会うことよりも)特にこれが理由で、
もう行かないんだ」
というようなことを言った。
彼がどんな感じで聴いていたかはあまり憶えていない。
僕はもうビールがクイクイ入っていたし。(彼はしらふ)
そのあと、
他にもいろんな話もしたので、
どれが原因かは僕には分からないけれど、
途中からその友人は微妙な笑顔を浮かべて、
なんとなく居心地が悪くなったかのような感じで、
そそくさと帰って行った。
もし、
せっかく僕を慰めよう色々と言ったことが、
馬鹿みたいに思えていたたまれなくなったとしたら、
本当に申し訳なかったと今でも思う。
だけどその時は言えなかったが、
「気にするなよ」
みたいに丁寧に言おうとしてくれたことは、
ちょっと嬉しかったし、
今でも感謝している。
もう忘れてしまったかもしれないけれど、
新幹線の改札に入ってから名前を言って呼び止めたのは、
嬉しかったからです。
ありがとう。
もう少しあの時にその説明と感謝について、
もっと言いようがあったのかもしれないけれど、
急にはうまく言えずに申し訳ない。
ビールも入っていたし。
それにしても、
おそらくせっかくの彼の厚意と励ましも、
もともとが、
もと「可愛い後輩」のゴリ押しくんが、
おそらくテキトーにいちびって言ったことなので、
事実に合っていなくて結果的にムダになってしまった。
実はこれと同じようなことが、
最初に沢山のメンバーで飲み会をした(正式な第1回?)時にもあった。
彼が面白がって考えた「僕をネタにしたサブライズ」で、
本気で僕のことを強く心配してくれた他の友人がいたのだ。
もちろんそれに関しては当時僕も了解したことだが、
後で本当に心から申し訳なく思って後悔した。
それはまた、
再度このことと合わせて別に書けたらと思うけれど、
とにかく、ゴリ押しの彼は、
「心優しい」僕の友人が、
結果的に馬鹿をみるようなことを知らずに言ってしまう。
彼が僕をネタにしていちびって軽くやったことは、
いい結果にならない。
長い目で見れば、
やはりこれは離れているのが正解だなと思った。
●
ここまでの話でたびたび登場した、
僕が以前よく行っていたお店の★★(店名)。
ママさんは、
2015年の1月に一度お店を閉めた。
でも、
息子さんの尽力で2016年の11月になって。
またお店を再開した。
僕は2014年からもう行ってなかったが、
ママさんとはFaceBookでつながっていたので、
その事は知っていた。
そして、
もと「かわいい後輩」のゴリ押しくんも、
ママさんとFaceBookでつながっていたので、
知っていたのだろう。
もう僕はゴリ押しくんの彼の全てのメールに返事していなかったし、
「OB会的飲み会」にも行ってないし、
だから彼には全く会って無かった。
なのに、
2016年12月9日、
突然、
ゴリ押しくんの彼からこんなメールが来た。
「お元気でしょうか?
明日★★(店名)に行くってことって、
あります???」
もうほんとに。
なんじゃそりゃ、いきなり。
それにまた省略だし。
本当に相手と場合によって雑になる。
(「OB会的飲み会」の案内の時は必要以上に丁寧)
本来これは、
「★★(店名)が再オープンしたみたいですね。
突然で申し訳ないですが明日、もしお時間あったら、
一緒に★★(店名)に行きたいのですが。
どうでしょうか?」
と書くべきことだろう。
それに、
「明日行くこと」が可能かどうかまず聴くべき話なのに、
どうしていきなり、
「行くこと」が「あります?」なのだ?
(行くことはありません!)
しかも今まで長くやりとりしていないのに、
突然「行くことってあります?」って、
まるでしょっちゅう会っている間柄のように。
やっぱり彼は、
変わってる。
返事をしたく無くなるような言葉を、
特に選んで出してくる。
たぶん彼のこころの奥の気持ちとしてはこういうことだろう。
「さぁ、こう書けば、なんとなく察しがつくやろ!?
突然で無理とか関係なしに、
明日一緒に行きたいんじゃということを理解して、
心よい丁寧な返事をよこさんかいっ!」
まぁそれに、
だいたいこのメールが届いたのが、
金曜の夜9時過ぎくらいだ。
きっと、
彼は酒を飲んで酔っぱらっていたんだな。
もちろん返事はしていない。
そして、
―――――――――――――――――
5回目。
2018年9月15日土曜日
これは前にも何度か書いたけれど(
◆9/12に書いた話など)、
父がこの年の7月に入院して二ヶ月目くらい。
うちの姉は病院には全く来ず、
それでいて一方で、
父がもし施設に入らざるをえなくなったときに、
かかるお金が自分の負担になるのを心配して、
家を離れて自立している僕に、
「家にいくらか入れてほしい」とか、
都合のいいことを言い出して、
そんな姉に対して憤慨していた頃だ。
そこに向かって、
かつて、
本当のことは何も知らないくせに、
「お姉さんはタイヘンですね」
なんて事実とは逆なことを言って、
あとあとイヤな感じにさせられたあの、
もと「かわいい後輩」ことゴリ押しくんから、
忘れた頃にいきなりまた「飲みに来い」という誘いが来た。
(正しくは〝間接的〟にだが)
その日はまず夕方あたりに、
彼から、
「もとサークルのメンバー」の皆に向けた、
一斉メールがあった。
それは、
〝単身赴任で東京に行っているAさんが、
(Aというのはイニシャルではなくあくまで記号としてのAね)
神戸に帰ってきているので、
もう一人遠方に暮らしている△▼さんと
3人で今から飲みに行きます〟
というものだった。
(Aくんも△▼くんも僕と同学年で、彼の1年先輩だ)
「ふーん」と思って、
その日の夜は普通に過ごしていた。
すると、
夜の10時20分ごろ、突然電話がなった。
「こんな夜遅くににだれ?」と思ってスマホをみると、
その今日ゴリ押しくんたちと飲みに行っているはずの、
Aくんからだった。
「んー?Aが? 今ゴリ押し園児と飲んでいるはずよな?」
と思って、
「ちょっとこれは出るのをやめよう」と思って、
Aくんには悪いけれどそのままにして出なかった。
するとすぐにまたAくんからメッセージ(Cメール)がきて、
「神戸に戻って飲んでいます。佐野とも飲みたいので連絡ください」
とあった。
もうほんとに、
これは明らかにゴリ押しくんが後ろで、
Aくんに連絡させているの丸わかりやん。
「佐野さん誘ってみましょうか。電話してみてくださいよ」
って。
しかも、夜の10時半近く。
いや、
それが丸わかりでもいいのかもしれない。
僕が出なければ、
どのみち、
ゴリ押し園児くんはそれをネタにして、
皆との集まりでなんだかんだ僕を悪く言えるしな。
「Aさんが一緒に飲もうって電話しても、
ガン無視ですわ。スルーですわ。ほんまに変わってますわ」
って。
よかったなぁー。
久々に佐野さんのネタが出来て人にも言えて。
嬉しかった?
ほんとにうっとおしい。
切っても切っても金太郎的にうっとおしい。
おまけに、
父のことで姉に憤っているまさにその時に、
「お姉さんはタイヘンですね」と言った彼がらみで、
夜の10時半に。
うんざりした。
そして後日。
彼からこんなメールが届いた。
2018年9月24日午後7時53分
-------
皆様どーも××です。
先日は一部の方々にうざいメールを送信、
または電話連絡をしてしまひました。
まことに失礼しました。
--(以下は次の飲み会の連絡文が続く)--
-------
どうも、
書かれている言葉が、
内容にしっくりこないメールだ。
「一部の方々」って書いているが、
当日メールで何か送ったりは他の人にもあったとしても、
電話は多分、
僕だけな気がするなぁ。
あんな時間だし。
なんだか、
「全部ひとからげでとにかく謝っておいたらええわ」
みたいなところがメールから少し見えていて、
分かってしまうところが(あえて、なのか)、
失礼な感じだ。
だいたい、
僕ならば、
本当に悪いと思うなら、
佐野さん個人にも向けて、
「すいませんでした」とひと言送るだろうな。
おそらく、
「佐野さん最近はいつも僕のメールスルーですし、
昨日もスルーですし、
なんかハラたちますから、
別にどうでもいいでしょう。
一応メールでも謝っておく形にしてますから、
それで別にいいでしょう。
佐野さんなんか」
てな感じだろう。
それに、
「皆さま」となっているけれど、
これはCC(一斉送信)じゃないのよなー。
単独の送信なのよなー。
とりあえず、
一斉送信を装って謝っている形にしているけれど、
人によって変えている感じが、
ちょっとしないでもないんよなー。
他の皆のところに、
2018年9月24日の夜にメールは行ったのかな♡
これと一緒だったのかな♡
何か違うところはあったのかな♡
まぁとにかく、
その次の集まりで、
他の人には、
「いやぁーAさんがせっかく佐野さんに電話したのに、
スルーですわ。失礼ですわー。ほんと変わってますわー」
くらいは言ってるかな。
(以上、5回目)
―――――――――――――――――
さ、
これが
ゴリ押しくんの「酔って〝出てきてくださいよ!〟と言う」
の5回分の経緯だ。
他の色んな出来事の変化と、
他の人とのやりとりも含めて、
書いてみた。
まぁ、
こんな風に、
序序に、どんどんと、さらに、
「ああっ うっとぉぉぉしぃいいいい〜」
になっていった。
と、
そういうことだった。
以上、
以前は、彼と離れようと思った、
「理由」を書いたが(
◆8/6に書いた話)、
今回は、彼と離れる気持ちになっていく、
「経緯」を書いてみた。
理由と経緯、どちらもダイジだな。
さて、
この話はとりあえず、
それでおしまい。
なのだけれど、
実は、
最後の
5回目のAくんがらみの件。
これに関しての少し違う話を。
ここからまだ長く続くので、
気が向いた人だけ読んでもらえれば。
●
あの5回目の時も、
そして、しばらく後もずっと、
僕は上にも書いたように、
あれはいつも通りの彼の、
酔っ払って〝出てこい!〟と同じことで、
ただ「Aくんを使った変則形」
と単純に思っていた。
「またか、うっとおしいなー」と。
でも、
春以降いろいろと書き出して、
他にも前にあったことをアレコレ思いだしていたら、
あるときふと、
別の可能性に気がついた。
彼以外は知らなくて、
また絶対彼が他の人にも言わないことで。
それは、
どういう可能性か?
時間をさかのぼってみると、
まだ僕が、
ゴリ押しの彼のことを「カワイイ後輩」だと思っていて、
「OB会的飲み会」にも参加してた頃に、
こんな事が2回あった。
(1)・・・・・
彼が皆に連絡をして準備をしておこなっている、
「OB会的飲み会」だが、
彼の好みで「会」の次の日の昼には、
「神戸泊まり組」と「神戸近隣組」が
またわざわざ再び集まってどこかに行く、
ということをよくやっている。
まだ僕が行ってたある時、
ちょうど兵庫県立美術館でやっている「ガンダム展」に
みんなで行こうという提案を彼がした。
何人かは行くみたいだったが、
僕はもともと「ガンダム」には興味が無かったので、
行かずに家で仕事をしていた。
すると、
昼前になって彼から連絡があった。
「ガンダム展を見終わったので一緒にいるAさんと、
今からそちらに行っていいですか?」と。
えーっ?
二人とも家は県立美術館から見て僕の家とは逆方向やん。
なんでわざわざこっちに来て僕に会いに来るの?
僕もすることがいろいろあるのに。
と思ったけれども、
まぁ、丁度お昼ご飯は外で食べようと思っていたので、
駅前で待ち合わせて3人で一緒に食事をした。
ということがあった。
・・・・・
(2)・・・・・
それは「OB会的飲み会」とは関係なく、
彼がAくんと甲子園球場に阪神ダイガースの、
デーゲームの試合を観に行った時のこと。
(僕も誘われていたのかもしれないけど、
でもとにかく僕は行かなかった)
すると夕方になって彼から、
「試合が終わったので、夜ご飯がてら一緒に飲みませんか?
Aさんと今から佐野さんの近くまで行きますから」
と連絡があった。
え?
甲子園球場からだと、
帰りの電車のわざわざその途中の、
しかも阪神電車からはどのみち距離のある、
僕のところの近くまで手間かけて来るより、
そのまま阪神電車に乗って、
そのままシャーッと三宮にでも二人で行って、
二人でさーって飲んで帰ったら早いのとちゃうの?
前に僕と2人で甲子園行った時はそうしたやん?
と、その時も思ったけれど、
とにかくその頃はまだ「カワイイ後輩」だったので、
わざわざ連絡してくれたから行くか、と思って、
JRの近くの前から気になっていたお店に行って、
3人で飲んだ。
・・・・・
これらの2つのどちらも、
そのすぐ後には、
「本当にとにかくベタベタ会いに来たがるよなー」
とだけ思っていた。
のちには、
一方で僕に否定的な事や「信じてない」みたいなことを、
そのころ沢山言ったりしてたことから想像して、
「ただ興味本位で〝気になる佐野さん〟のネタ欲しさ」
みたいなこともあってなのかもしれないなぁ、
と思ったりもしていた。
が、
去年の5回目のAくんがらみの酔って「出てこい」の件のことを思いつつ、
加えて上の2つのことを思い出したりした時に、
気がついた。
「あれ? どれもAくんが一緒よなぁ?」
と。
そして、
ふと思いついた。
もしかして、
彼は、
Aくんとずっと二人きりでいると、
しんどいのか?!
そういえば5回目の酔って「出てこい」の時、
誘いの電話があった時間は、
夜の10時半。
最初三人で飲んでいたはずだが、
その時間だと、
遠くから来ているもう一人の△▼くんは、
丁度電車の都合で帰った後だったかもしれない。
となると、その時、
彼とAくんは2人きりだ。
そしてそれから誘いの電話がかかってきた(Aくん経由だけど)。
そして前のガンダムと甲子園の、
「えーっ? わざわざ今から来るのー?」だった時も、
Aくんと2人の時だ。
ということはよ?
彼は、
Aくんと二人きりでいると、
だんだんと疲れてどうしようもなくなっちゃう。
のか?!
何とかしたくてたまらない、
つらい、誰か来て欲しい!
となるのか?!
で、
「助けてーしんどいー」みたいな感じになって、
人当たりのいい優しい佐野さんを使おう、
気になる佐野さんの様子を見たいというのも兼ねて、
ってんで誘ってきたとか、
なのか?
そういえばだいたい、
5回目の前の4回目の単独「出てきてください電話」は、
その4年以上前だ。
そこからは誘っている風のメールはあったけれど、
実際直接「出てきてくださいよ」電話は無かった。
それから、
僕は今はもう会の案内など全てのメールに返事していないし、
「会」にも全く行ってないから、
まぁ、普通の考えでいうなら、
なんとなくもう電話しても出ないのは解っているだろう。
が、
唐突に4年の歳月をふっとばして、
「きっと出ない」のを承知でかけてきたのは、
「Aさんと二人きりはたまらなくしんどくて限界です・・」
になって、
背にハラは替えられなくなっていたのではないか?
Aくんにかけさせて誘わせれば、
いくら佐野さんでも電話に出て来てくれるんじゃないか、
と、かすかな望みをたくしたんじゃないか?
「おねがい来てー」と。
そういう5回目の酔って「出てこい」だったと。
そうなのか?!
ちなみに、
Aくんの名誉のために言っておくと、
僕から見れば、
別にAくんは一緒にいてシンドイというタイプではない。
どちらかというと、
気さくなタイプだ。
しかしそこはホレ、
人と人は「合う合わない」があるし、
また、もと「カワイイ後輩」の彼は、
〝一部の人〟への扱いは雑だが、
実は自分のことに関しては結構ナイーブで気難しいタイプだ。
つまり、
5回目の酔って「出てこい」のあれは、
もちろん今までの「出てこい」の変形でもあるんだけれど、
Aくんと二人きりで長くいるといつもたまらなくしんどい、
それで佐野さんにダメもとでヘルプを求めてみた。
そういうことだったのかもしれない。
もしかしたら。
うん。
(そもそも△▼くんを加えて3人で会ったのもそういうことか?)
が、
まぁこれに関しては、
僕の妄想の範囲内だなぁ。
ほんとうは、
もしかしたらあの2人はめちゃくちゃ仲が良くて、
今年の夏も何度も会って、
新長田の鉄人28号の下のビアガーデンだとか、
東京駅のビアホールだとかで、
仲良く2人で遅くまであはあは言いながら、
ビールを飲みまくって枝豆を食ったのかもしれない。
それに、
この状況での「可能性」というならば、
もう1つあることに、
ここまで書きながら気づいてしまった。
それは、
実は、
Aくんこそが黒幕、影の親玉。
(あははははは)
もと「カワイイ後輩」は、
単なる手下で手先となって動いているだけ。
そして時々手下を従え親玉自ら僕を僕を偵察にきていた。
5回目の時、
2人きりになってからAくんが
「そうか佐野はもう全く反応が無くなったか」
と言って、
「じゃあ、ワシが電話をかけよう」
と親玉自ら僕に電話をかけた。
という可能性があるとも言えるなー。
と途中で気づいたので、
それはそれで面白いので、
どちらかだとしても、
どちらかに決め込んで推測するのはヤメにしておこう。
(あははは)
まぁ、
結局でも、
本当のところがどうあれ、
(「Aくんこそが親玉」ではない場合だが)
彼が「Aくんと一緒の時間」を大事にしていないと言えるのも、
確かだな。
そもそも彼は、
人と一緒にいる時間と、
人の時間(いきなり誘われた時の僕の時間)を大切にしないよなぁ。
だからこその、
5回もの「ゴリ押し〝出てきてくださいよ〟」なんだろうな。
でも、
そんな彼だとしても、
「OB会的飲み会」の時間は、
大切にして続けて欲しいと希望している。
初期にせっかく協力したし、
何より聴く話では、その中には、
「OB会に行くのが今の生活の中ではとても楽しみ」
というメンバーもいるみたいだ。
それは彼の為にも続けないといけないな。
佐野は放っておけばいいだけの話だ。
「OBの中の〝一部の人〟が僕のことを気に入らないみたいですから、
もうやめますわ」
なんて、
気まぐれでやめたりしないでいてくれることを祈るばかりだ。
僕のことは、
テキトーにネタにして色々とウワサして好きに言って、
自分より下げておいてもらっても全く構わない。
何せ僕は〝変わっている〟のだから。
是非、
「別に佐野さんにそんなこと言われなくても続けますけどね」
とバスッと男らしく言って長くやっていってほしい。
いや、きっと続けるだろう。
「そんないい方をされたら、逆によけいやる気なくなりますわ」
なんてこっそり心の中でひねくれて、
やめてしまうなんてことは、
彼が自身を普通のちゃんとした人だと思うならば、
きっとないだろう。
と、
空を飛ぶ飛行機とその飛行機雲を見ながら、
心からそう願っている。
たくさんの「答え」をここに込めて。
おしまい。