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おとついの26日で、
父親が亡くなって一年になる。
そして葬儀から火葬で見送ったのは28日。
ああ、もう一年かぁぁー、
早いなぁぁ、
と思う。
●
去年、
7月から救急で入院して、
8月に入ってからは普段は僕が一人だけで、
時々歩くのがタイヘンな母を連れそって、
父のいる病院に週1〜2回様子を見に行っていた。
暑い最中に通ったなぁ。
バスに乗ったり歩いたり母のいる時はタクシーに乗って。
容体に合わせて2回転院したので(系列の病院)、
あっちの病院こっちの病院。
途中のショッピングセンターで、
イラストのアイデアや下描きの仕事したりもして。
父は9月は少し元気になっていたのだけれど、
10月後半に容体が悪くなって、
11月の半ばくらいから先生に、
「ちょっと覚悟しておいてください」言われていたのが、
11月26日の夜の7時前に、
病院から僕の携帯に、
「容体が良くないので来てください」と電話があって、
母にそのことを連絡してから一人駆けつけて、
阪急電車が人身事故で停まって時間を取られたので、
病院に7時40分くらいに着くと、
丁度息をひきとったあとで。
死亡確認の立ち会いをして看護婦さんに相談してから、
葬儀社をスマホで探して連絡して、
そこに決めて。
(その葬儀社が父がノートにメモしていた社であるのを、
のちに知って驚くのだけれど)
そこから、
コンビニに走って菓子パンを1つだけ食べて、
急いで父の荷物を片付け、
捨てるものは看護婦さんにお願いして、
持って帰るものは整理して、
やがて葬儀社が来たので看護婦さんと今後の会計の話をして、
看護婦さんにお礼を言って病院をあとにして、
9時過ぎくらいに葬儀社の車で父の遺体を葬儀社に運んで。
死亡してからまる1日は火葬できないので
その間は葬儀社に安置してもらうことにして、
後の簡単な葬儀と火葬についての打ち合わせをして、
葬儀社を出たのが夜の10時半くらいだったか。
部屋に戻ったのは12時くらいだったか。
アレ?どこかで何か食べた気もするけれど、
憶えてないなぁ。
疲れてたしなぁ。
まぁ、とにかく、
自分で言うけれど、
何から何まで初めてなのに一人で頑張ったなぁと思う。
次の27日は朝早くから起きて、
イラストの編集部の二人の担当者にメールで事情を書いて、
数日内の〆切りを伸ばしてもらって、
そのあと母のところに行き連れ添って葬儀社に行き、
安置されている父に合わせた。
母は横になっている父を見ての第一声は、
「あぁ」だった。
葬儀社で、
父と一緒にお棺に入れてもらうものを渡したり、
明日の軽い追加の打ち合わせをしてから帰った。
母から、
姉が「歯医者の予約を入れているからどうしよう?」
なんて悩んで言っていることを聞いて、
「え? 何やそれ?」と思った。
28日、
母を迎えにいって一緒に葬儀社のある最寄り駅まで。
ベンチでちょっと休憩していると、
〝歯医者から、スマホで調べて直接葬儀社に行く〟
ということになった姉から電話。
「葬儀社の前まできたけれどドア閉じててどうしたらいいかわからへん」と。
〝やれやれ〟と思って何か言おうとしたら、
「中から人が出てくるみたい」と言ってガチャッと切った。
ほんとに〝やれやれ、未成熟はカンベンしてほしい〟。
葬儀社に母と共に着く。
姉は「一人で不安」みたいな顔をして立っていた。
本来はコースには書かれてなかった、
「全て白の花に」というお願いを社の人が叶えてくれて、
キレイな白い花々がホールの脇に飾られてあった。
追加でお棺に入れて貰う父の日常のモノを渡し、
簡単に送別の儀を40分くらい行った。
そのあと車で火葬場へ。
葬儀社の人から手順を聴き、
火葬が始まり、
葬儀社が手配してくれた住職さんが経を唱えてくれて、
終わってロビーで住職さんと話をして、
みたいな、そんな感じだったけれど、
もうこのくらいになると疲れていて、
おまけに数日前から風邪っぽかったのが、
いっぺんにどっと来てボーッとしていて、
ちょっと前後関係が今となっては怪しい。
火葬が終わるまでの間、
近くのファミレスで食事をするという手はずで、
ロイヤルホストに行った。
妙に小さな部分で手助けしておこうみたいに、
〝僕がフォークやナイフや水を自分で取ろうとしたら、
それを先にとって渡そう〟というのをずっとする姉。
でも、
「それはいちいち手がぶつかるやん、
そういうところだけしなくてもいいって」
と思って態度にするけれど、
分かっていない事に対してイライラとして、
「自分でするかいいって!」と言う。
そして、
店を出て呼んだタクシーまで歩いている途中で、
母が「ハジメ、いろいろと何もかもありがとうね」
と言うと、
すぐに間髪入れずに、
「ワタシにはムリ!!」
と言った。
分かってるよ、
せえへんもん。
そらムリやわ、
と思った。
分からないのは、
何故、今、そんなことをアピールするのか?
そう宣言しておいて何でも人にやってもらうため?
父の火葬の合間に?
で、火葬場に戻って、
父の骨を拾って骨壺に入れて、
葬儀社が用意してくれた一式の袋に入れて、
葬儀社の人に挨拶をした。
僕が「ありがとうございました」と言うと、
その後に後ろから姉がくっつけて「ありがとうございました」。
母が「お世話になりました」と言うと、
その後に後ろから姉がくっつけて「お世話になりました」。
輪唱ちゃん。
そして、
一旦父のお骨を持って母の住むマンションへ。
後片付けやお骨のセッティングなどをして、
(四十九日まで用のセッティッグのセットがあるのよ)
しばらくして自分の部屋に戻った。
その日は早くから本当によく寝た。
それが、
28日。
もう一年前だ。
早いなぁ。
●
父の性格や考えから言って、
それから、
もう顔見知りの親戚がほぼいないし、
友人もいないというのもあって、
さらに、
母も今は本人が体がタイヘンというのもあって、
とりたてて一周忌はしない。
「丸一年」の26日は、
もし時間があったら仏壇に手を合わせに行こうか、
とも思ったけれどムリだった。
仕事をしていた。
25日出しのイラストを終えたばかりで、
1日、4日、11日の〆切りのイラストが控えている。
でも、
今日28日は、
木曜で毎週顔を出している日だ。
夕方から行く。
その時にちゃんと改めて拝んでくる。
父には最後までちゃんと付き合った僕だから、
まあ、父も許してくれるだろう。
周りの人も、
「どうなんでしょうかねぇ」なんて、
僕にいちゃもん付けたい人以外は分かってくれるだろう。
●
母のところに行く、
といえば、
先週、
母から朝に、
「体がタイヘンなので、
早く帰って今晩の食事を作るのを手伝ってほしい」
と電話があって、
「仕事があるのですごく早く帰るのはムリだけど、
出来るだけ早く帰ってそこから何か作るよ」
と返事した、ということがあった。
それから仕事をして、
「出来るだけ早く食べられるように」と、
その前の晩に作った、
「うす揚げと小松菜のたいたん(炊いたもの)」
の残りを持って行った。
すると結局、
母が頑張って作っておかずは作ってあった、
たから、
「うす揚げと小松菜のたいたん(炊いたもの)」は、
必要なくなったので、
次の日の朝食用にまたもって帰ろうと冷蔵庫に入れてもらっていた。
が、
帰る時にうっかりそれを持ち帰り忘れた。
帰りの乗り継ぎの駅で、
ハッと気がついて、
「あっ、マズイなぁ」と思った。
というのも、
姉は多分アレには興味津々で(特に食べ物には)、
あれを食べて、
もし美味しかったら、
「おかあさん、美味しいからまた作ってもらったらいいんとちゃう?」
なんて母に言って、
またすぐに人をアテにするかもしれない。
母を使って。
逆に姉にとって味がイマイチなら、
「おかあさんの作った方がやっぱりおいしいわ」
なんて母を持ち上げてるかもしれない。
そしてもし美味しかったら、
「ハジメのあれ、美味しかったわぁー」
と妙に褒めて持ち上げてくるかもしれない。
なんかヤな感じになるかもなので、
しまったなぁ、
めんどくさいことをしてしまったなぁ、
と思った。
けど、
置き忘れてしまったものは仕方ない。
今日どんな反応があるか、
逆に何も無いか、
じっくり見ておこう。
●
で、
今日。
昼過ぎに母から電話があった。
「先週近くの医院に行って先生にああ言われたけれど、
やっぱり背中が痛いので、
ちょっとまた別に病院に行ってみてもらおうかなぁ、
と思うので、
またハジメついてきてくれへん?」
と。
はい。
いいよ。
付き合うよー。
姉はどうせ、
「忙しい」からと連れて行ったりしないだろう。
僕もイラストは年末進行で忙しいけれど、
気持ちを優先して、
何とか時間をやりくりして行こう。
何事でも最初のとっかかりや手続きが面倒なもので、
その部分は絶対にしないのだ、姉は。
で、いろいろと用意が整ったら、
それに乗っかって「ワタシもしたもん」なんていう、
いつもの感じになるのだろう。
もうそれでいい。
もし姉が前からたまにあるように休んでる日があって、
それになんとなく気づいても、
知らないふりしておこう。
「あれはあれで、あれがああやったから」
なんてことを言い分けっぽくガンガン言っても、
普通に聞いておこう。
本当の答えと結果は、
きっと、
もっと先にあるんだと思う。
●
ところで、
明日金曜は、
友人と会う。
「そんな忙しい時にすいません」
と申し訳なく思ってるかもしれないので、
それがちょっと逆に申し訳ないんだけれど、
でも、
それは会いたいなぁと。
忙しかったりなんだかんだするから、
逆に友人の顔を見て、
気分転換もして、
ちょっとホッとしたいなぁと思ってて。
ので、
気にせずにいてもらえるといいのだがと、
疲れたような顔していたら申し訳ないと、
思いつつ。
(風邪っぽいのも治ってないし)
では、
ちょっと仕事を進めてから、
母のところに向かおうと思います。
ここまで。
写真のない「プレーン」で。
2019年11 月28日 15:13 カテゴリー: ■ [文章] 佐野家ハチャメチャ物語 | 個別ページ
新しく出るパズル誌、
『文字の大きなクロスワードEX』誌のイラスト完了。
〝EX〟がついたのね。
編集部からのお題は、
〝 本当か?と驚く面白クロス 必ず「か」が入っています 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 節分に「鬼は外、福は内!」 ことわざで元気に鬼退治 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 こんな人にはなりたくない!? 人のふり見て我がふり直せ 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 黒マスの位置は自分で探す 幕開けはバッチリと決める 〟
↓
以上、
『文字の大きなクロスワードEX』Vol.1 用のイラスト。
1月6日、全国の書店で発売。
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
●
↑上のイラストから。
一番上のイラスト。
EXの付かないすでにある、
『文字の大きなクロスワード』誌の方で、
ずっと続いていた、
〝 必ず「あ」が入っています〟
から始まったシリーズのパズルが、
カ行からこちら「〜EX」に移って5回続きます。
で、サ行はまたたぶん、
『文字の大きなクロスワード』にもどってまた5回続くんだと思います。
(その後も交代交代に「ん」まで行くんでしょう)
今までずっと「あ」から載せてたのだけれど、
どんどん長くなるので、
前回『文字の大きなクロスワード』に載った、
〝 必ず「お」が入っています 〟
だけを。
↓
そして、
次の『文字の大きなクロスワードEX』の紹介の時に、
また「カ行」の「か」から「こ」まで続けて載せましょう。
●
今日の小耳。
お昼に外に出て食事も兼ねてカフェに行き、
食べたあとにイラストの下描きを考えていたら、
向こうの席の2人の女性が話していて、
大きな声だったので聞こえた。
A「もう飲みに来てないんや」
B「気をつかってるんやろ」
A「よけい気になるっちゅうねん!」
B「あははは」
と、笑ってた。
そんなこんなです。
That's all for now.
✓
2019年11 月27日 22:03 カテゴリー: ■ [仕事] パズル誌のイラスト | 個別ページ
載せようと思いつつ、
なかなかの載せられなかったこと。
5月くらいからちょこちょこ描いていた、
バックが緑の絵。
もう何週間か前になるけれど、
一度、ここまで仕上がった。
でも、
耳がいかんよなぁ、
と序々に思った。
穴も耳のくぼみも何もない。
これでは何も聞こえない。
だいたい、
いつもこんな感じで終えているなー。
これとか、
これとか。
なんか、
パンやん。
触ったらパフパフしてそうやん。
ということで、
今回は耳のくぼみをシンプルに描いた。
聞こえる?
どう?
という感じに、
10日くらい前にこうやって、
完了。
後日またちゃんと載せます。
さて、
続いては、
これに。
上の青いのとか緑のとかの絵もそうだけれど、
この手の下地は、
「何か描いて絵の具が余った」ら、
「何かに使って余った小さな端切れの紙」に、
適当に思うがままに色を塗ったり描いたりしたもの。
そういったものを幾つもとっておいて、
そこにメインの絵を描いている。
とりあえず、
無理矢理作った空き時間にちょちょっと、
鉛筆で輪郭を描いて、
肌だけ塗ってみた。
まるで赤が血をこすったように見えたり、
白目をまだ塗っていないので充血した様に見えて、
ちょっと不気味だけれど、
大丈夫。
まだ途中なので。
A4くらいのいくつかの描きかけの絵も、
ほんのほんの時々手をつけているけれど、
こういう小さいのも。
小さいのは早く済むし練習や実験にもなる。
とにかく時間さえあれば、
描こう描こう。
少しずつでもいいから。
出来ない時はできなくてもいいからまた次に描いて。
なんじゃかんじゃ言わずに。
なんじゃかんじゃ言われても。
そんなこんなだ。
That's all for now.
✓
2019年11 月25日 22:19 カテゴリー: ■ [状況]絵のこと | 個別ページ
『まちがいさがしメイト』誌の、
問題自体も自分で考える、
〝なごむ亭元楽〟名義の探し絵パズルが完了。
「ペンギンパズル」。
↓
--------------
3段目の一番右のコ。
他のペンギンがだいたい「しゃもじ」を、
アタマに乗せているけれど、
こいつが乗せているのは、
「ししゃも」。
--------------
それから、
同じく『まちがいさがしメイト』誌の、
問題自体も自分で考える、
間違いさがしの問題。
(本当は「正」「誤」の二つあるのだけど「正」の方だけ)
「僕のは大きいぞーチュン」
↓
--------------
この「間違いさがし」を初めてからそもそもずっと、
中心となっている〝センター〟のコは、
「みどりチュン」でした。
そしてその周りにいるサブの子は基本は、
「あおチュン」「あかチュン」「きいろチュン」で、
ごくたまに出てくるのが、
「しろチュン」「むらさきチュン」。
そんな感じでした。
で、去年あたりから、
「もうこだわるのはやめよう」と思って、
「みどりチュン」以外のコを、
センターに持ってくるようにしました。
そして今回のセンターは「白チュン」です。
しかも、
かつてずっとセンターだった「みどりチュン」は、
なんと今回初めて出ていません!!
チームBに下がってしまったのかもしれません。
2019年11 月24日 22:42 カテゴリー: ■ [仕事] パズル誌のイラスト | 個別ページ
今日は、
『文字の大きなクロスワードEX』誌のイラストの、
下描き。
(1月に新しく出るパズル誌)
もうちょっと早くに終わるつもりでいたが、
先週末に治せたと思っていた風邪が、
今週の忙しさと温度変化の上下とで、
週中あたりからまたぶり返してきて。
午前に生活や部屋のことアレコレ終えて、
「あ、こりゃダメだちょっと休もう」と感じて、
食事してから1時間半ほど寝た。
で、3時くらいから、
ここまで。
うん、悪くない。
楽しそうだ。
「ヒマ」が〝うらやましい〟とごくたまに思ったりもするけれど、
まぁでもこれはイヤな作業ではないし、
すること・出来ることが自分にあって、
お金のことはおいておいて、
それ以外で自分なりに結果が見えるというのは、
幸せなことかもしれないと近頃思ったりもする。
で、
晩ご飯の後に、
その次の『はっぴいアロー&スケルトン』誌の方の、
下描きをちょっとでも出来たらと。
☀
2019年11 月23日 18:29 カテゴリー: ■ [近頃] 今の様子 | 個別ページ
『ラッキー! クロスワード』誌のイラスト。
編集部からのお題は、
〝 人生一度は奇跡を味わいたい 神様、仏様にお願いを! 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 大好きな定番メニューが揃ってる 純喫茶で待ってるね 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 乾燥した広大な乾燥地帯 サバンナに棲む野生生物 〟
↓
以上、
『ラッキー! クロスワード』Vol.46 用。
12月下旬、セブンイレブン限定で発売。
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
●
↑上のイラストについて。
真ん中の絵。
トーストが思ってた以上にトーストに描けた。
今回はそのくらいかなぁ。
そうそう、
これらのイラストの下描きを、
母親の介護認定の訪問調査の聞き取りがあった日に、
母のところの最寄り駅の近くの喫茶店で描いたのでした。
●
数日前、
駅のショッピングセンターの中の、
スターバックスの前を通りかかったら、
女性が両手で顔を被っていた。
今、
君は元気にしているのかな?
そんなこんなです。
That's all for now.
✓
2019年11 月23日 10:18 カテゴリー: ■ [仕事] パズル誌のイラスト | 個別ページ
今週月曜日は朝から、
母親の介護認定の訪問調査の聞き取りがあるので、
母の住むマンションに行った。
やってきたケアマネージャー(介護支援専門員)さんに、
母がいろいろと質問を受けて、
僕が立ち会って家族としても聴いたり言ったり。
ケアマネージャーさんは用紙に記録してゆき、
40分ほどで終わった。
このあと、
介護認定審査会がひと月くらいの間に、
今回の結果と主治医の意見書やその他(?)などから、
要介護認定(もしくは要支援認定)の段階の判定をして、
最終的な通知が来る。
どういう段階の認定になるのかまだ分からないけれど、
母が、
車の送り迎えをしてもらってリハビリに行けて、
筋力が落ちてカート無しでは歩くのが困難になってきたのが、
ちょっとでも良くなりもっと自力でラクに歩けるようになればいい。
さらに、
父が亡くなってから昼は一人でずっと部屋にいるのが、
たまにそうやって外に出て人と会って話をすることで、
気分が晴れやかになり(母は人と会って話していると明るい)
少しでも元気な気分になれればいい。
そして、
そういったサービスが、
介護保険のきいた少ない負担額で受けられるようになれればいい。
そう思っている。
昼ごろに終わって、
母親と二人で近くのいかりスーパーのイートインへ行って食事をして、
帰る道すがら母が急に、
「今日はKさん(かかりつけの近所の医院)に行ってレントゲン写してもらおうかなぁ。ハジメ夕方までおってくれへん?」と言い出した。
「ええ〜〜っ?!!」
何故驚いたかを説明すると。
まず先月、
母は姉と一緒に外に出かけて電車に乗ったとき、
母をささえている姉がちょっと強めにひっぱって、
母が転んでしまったということがあったらしい。
そのすぐ後でそれを聞いた時は、
〝お姉ちゃんが一緒におって何やねんそれ!〟
と思ったけれど、
母は「別になんともないから大丈夫」と言っていた。
それが、先週くらいから、
「腰のすぐ上の背骨が痛い」と言い出して。
だから心配して、
「もしかしたら転んだ時のが原因かもしれへんから、
念のためにレントゲン撮って貰ったら?」
言ったりしたのだけれど、
「いい。いらない。大丈夫と思う。めんどくさい」
と母は言っていた。
「もぉ、ほんとに」と思いつつも、
まあ、本人そういうなら、
無理に引っ張って行くわけにも行かないし、と、
そのままに任せていた。
そして、
月曜日のケアマネーシャーさんとの話の中でも、
「最近体のことで何かありますか?」
みたいな話から、
腰の上の背骨が最近痛いという話になり、
転んだ話にもなった。
するとケアマネーシャーさんも、
「ご家族のおっしゃるように念のためにレントゲン受けたらどうですかぁ?」
と言ってくれたのだが母は、
「いやあ、もういいんです、面倒で。ほほほ、大丈夫です」
とか言いながらニコニコしていた。
そのあと、スーパーに行く途中でも、
「ケアマネーシャーさんもああ言っていたから行けば?」
と聞いても「いや、いい」とかたくなで。
なのに、
急に、
気持ちが変わったのか、
「今日行こう」って言い出して。
ちょっとちょっと、もう!
まぁ、
もともと「よく心の揺れる母」でもあるが。
でも、
今日は訪問調査が終わったら帰って、
パズル誌のイラストを描こうと思っていたのに。
もちろん仕事は沢山あって、
水曜に1つ、そのあとも続けてある。
どうしようかー。
と、思って昼からの診察は何時からか?と聞くと、
診察カードを見せてくれて、
それによると午後は夕方の5時からだ。
「え、5時から?!!」
ということは、
ほぼ夜まで時間が取られるということか。
うーーん。
イラストは水曜出しだけど、
別のパズル誌の〆切りの数誌を忙しく終えたばかりで、
水曜分はまだ下描きも出来ていないから、
進めたいのだがなぁ。
でも、
考えた。
せっかく本人その気になったのならば、
また心が揺れて気が変わらないよう、
出来るだけ早くいった方がいい。
ん?
まてよ。
医院の診察は5時から7時半までだ。
何かとすぐに「仕事があるから私は出来ない」と言っている姉も、
連れて行ってあげられなくもない。
最近は帰りもそう遅くはないみたいだし。
だから母に、
「7時半まで診察あるなら、
お姉ちゃんに連れて行ってもらえるのとちゃう?」
と言ってみた。
すると、
黙っていた。
うん、分かった。
みなまで言うな。
僕が連れて行く。
そうかー。
でも、さすがに突然今日というのは予定外でつらいなー。
だから、
「明日でもいいかな?」
と聞いてみた。
とにかく下描きを終えてしまっておきたい。
下描きが出来ているのと出来ていないのとでは、
大きく違う。
ペン入れとパソコン作業はただただ集中作業だ。
アタマは使わない。
さらに、
下描きが早く出来るのか時間がかかるか、
それがまた分からなかったりもするので、
そこをじっくり終えておくと後がラクだ。
とにかく先に今日は帰ってそれにかかって、
夜遅くまで食い込んでもいいし。
すると母は「ああ、明日でもいいよ」
と言った。
でもすぐに、
いつも母が言っていることを思い出した。
そのK医院はおじいさん先生と若い先生とがいて、
おじいさん先生のことを母はあまり頼りにしていない。
一緒に行く僕もそれでは心配だ。
ので「火曜日は先生どっち?」と聞いてみた。
すると、「明日はおじいさんの方」と言う。
そして、今日は若い先生だと言う。
ああ、そうか。
おじいさんなら明日はやめておこうかぁぁ。
ついでに聞いてみた。
「水曜は?」
すると、
「若い先生」。
うーん、
じゃ水曜日にするかー?
けれど、水曜は原稿送りの日なので、
それはそれでちょっとキビシイなー。
早く済むのかギリギリになってしまうか分からないので、
水曜は逆に時間に余裕をもっておきたい。
となると、
やはり今日しかないか、
とそう思った。
よし、
今日一緒に医院に行ってレントゲンを撮ってこよう。
そう決めた。
すぐに医院に5時に行ってレントゲンをとって欲しいと電話した。
さて、
仕事をどうするかだ。
実は下描き用のサイズの枠を描いた紙と、
イラストの仮仕上がりページである「ゲラ」は持ってきていた。
電車の中ででもちょちょっと見ようと思って。
まぁ、この段階の時はだいたい外には持ち歩いている。
だから、
5時まで母のところで下描きをする、
という手が無いわけではない。
ただ、
前に姉が旅行に行って母のところに泊まった時、
結局しようと思っていたイラストのアイデア考えが出来なかった。
というのも、
母が「ちょっと悪いけれどあれ持ってきて」とか、
「これ、重いからやってくれへん」とか、
「前からしたかってんけどコレやってくれへん」とか頼まれて、
また僕もやってあげたいのでアレコレやって、
結局集中するある程度の時間が取れなかったのと、
動いて疲れたのもあって出来なかったということがあった。
だから、
どうするかなー、
と考えて、
「いつもよくやっているので行くか」と思いついた。
そして母に、
「5時前までどこか喫茶店でも行って、
集中して仕事してくるわ。
ここでしてもいいけれど、
おったらお母さんもいろいろしてほしくなるやろし、
僕もしてあげたくなるから、
ちょっと集中してイラストの下描きの仕事を済ませてくる。
いい?」
と聞いた。
そしたら母も、
「ああええで。どこ行くの? 駅の近くのスプーンハウスはどう?」
とか言って送り出してくれた。
その時の時間はだいたい3時すぎ。
母の言ったスプーンハウスという喫茶店に行った。
幸い客も少なくて静かだったので、
それから4時15分くらいまで集中して、
『ラッキー!クロスワード』誌の3問分のイラストの下描きの、
パソコンの画像検索で調べたい細かい部分以外を、
袋小路に入ってしまうこともなく、
なんとかだいたい描くことができて、
ホッとして母のところに戻った。
そして5時。
母を連れてマンションのすぐ前の行きつけの医院に行った。
レントゲンを取ってもらったら、
若い先生の見たところ、
骨折などは無いということらしい。
痛みの原因は分からないけれど、
もしリハビリが始まったら少しはよくなるかも、
という話をして帰った。
医院からの短い帰り道で、
母は小さな柔らかい声で、
「ありがとう。リハビリに行くの楽しみになってきた」
と静かに嬉しそうにふと言った。
母はこういうところが可愛らしい。
帰って少しだけしたら、
6時半過ぎくらいに姉が帰ってきた。
入ってくるなり大きな声で、
「今日はありがとう!!ほんとに助かったわー!
お母さんと一緒にやってくれてありがとう!!
助かるわー!!ほんとにありがとう!
私もホントはいたかったから。ありがとうー!
Kさんも行ってきたん?骨折してなかったん?!
よかったわぁー。
おかあさんを連れて行ってくれてホントに助かったわー!!!
ありがとうねぇぇ!!
私のせいで転けたから責任感じてたから、
よかったわー。でもまだ痛いんやから、
心配やわーまだ責任感じてるねんー!!」
と。
なんかしんどい。
こちらは1日中でやっと終わってヘトヘトやのに、
ガンガンと早口で、
「自分はこんなに優しいのよアピール」。
まるで、
どこかで聞いている観客に自分をアピールするかのように。
カンベンして。
もっと静かにねぎらってくれればいいけどなぁ。
やわらかにねぎらうようになんて心配りはなくてのは、
無理なのはもう知っている。
そういう察する心はそもそも無いから。
けれども、
そう言うのは外の世界でもっと外の人に向けてやって。
借りてきた猫みたいにやっている外で。
なんだか「不思議の国」にいるようで、
どっと疲れてそれからすぐに帰った。
晩ご飯としておそばのセットを途中で食べて、
8時くらいに部屋に戻った。
●
その後、
火曜日、水曜日、と作業をして、
水曜送りの『ラッキー!クロスワード』誌イラストを
昼の2時半過ぎくらいにクロネコヤマト便として、
近くの酒屋から発送した。
無事完了。
その後に、
前から少しずつ途中までやっていた、
『まちがいさがしメイト』誌の「ペンギンパズル」を、
仕上げてメールでデータ送りをした。
(イラストはヤマトだけれどパズルはネットで送っている)
そして、
夜になって、
月曜に途中まで書いていたこれの続きを、
ここまで書いた。
●
そしてそして、
今は木曜。
今日は明日締め切りの、
『まちがいさがしメイト』誌、
「チュンチュン間違いさがし」を進めて、
月曜送りの『文字の大きなクロスワードEX』の、
イラスト下描きも進めておかないといけない。
そして夜にはまた母のところに顔を見せる。
(かなり前から毎週木曜の夜にはそうしている)
そういえぱ、
先週の木曜のこと。
姉が、
月曜に介護認定の訪問調査の聞き取りがあることを、
「月曜の介護認定私も一緒にいてあげたいねんけど、
18日は仕事であかんねん!」
と大きな声でアピールしてきたので、
「ああ、いいよ一人でやるから」と言うと、
〝何でも自分が一人でやっているみたいに言われるのが気に入らない〟と思ったのだろう、大きな声の早口でこう言った。
「ちがうねん!
私だってホントは一緒に立ち会いたいねん!
お母さんのことをいろいろ伝えたいねん。
一緒にいる私しか知らないことがあるもん!!!
でも、その日は、
会社で私しかできへん仕事をせなあかんねん!
だから普段のお母さんの事を紙に書いておくから!」
と怒ったように言った。
さて、
月曜日、
母のところに戻ると、
テーブルの上に姉が書いた紙がおいてあった。
さぞかし沢山書いているのかと思って見れば、
たった5行で、
「電車でこけた、そのあと調子が悪くなった、起きるのが難しい、座るのが難しい、足が弱い」
というようなことだけしか書いてなかった。
「私しか知らないことがある」と言ってたけれど、
これ全部僕も知っているやん!
一緒にいてもらっても、
結局その程度だったよなー、知ってたけれど。
と思いながら、
とちょっと笑ってしまった。
ええやん。
誰もが生活でやってる、
「食事の買い物と食事の用意」という、
姉の自分にも関係することだけやってたらええから、
もう。
期待していないから。
うーん、こちらも仕事があるんだけどなぁ、
でもなんとかしてあげたいしなあ。
姉が
「今日は外で食べてくる。お母さんも簡単にして、
ハジメにも帰ってこずにそちらで食べるように言ったら」
と言えば済む話でもあるけれど、
姉は帰ってきて出来ているご飯が食べたいのだろう。
だから、
「ハジメに作りにきてもらうように電話したら」
とでも言ったのだろう。スルッと。
うーん、
僕も明日締め切りだが、
ごちゃごちゃしたことは置いといて、
そうやって電話してきた母の気持ちをくんで、
(母は僕が今週忙しいのを知っている)
そのあたりに重点をおいて、
出来る範囲で少しでもなんとかしてあげたい。
だからこう言った。
「じゃあ、明日の〆切りは落としたくないので、
こないだみたいに昼から行ってみたいなことはできないけれど、
普段よりは早めに、4時くらいに行って作るよ。
食べるの遅くなるかもしれないけれど」
と言うと、
母も「わかった。お願いするね」と言って、
切った。
さぁ、
だから
もうそろそろこのブログを書くのを切り上げて、
イラスト仕事をしないといけない。
別の仕事で1つFacebookのメッセージも送らないといけない。
細かい文章の再チェックはしてないが、
きっと誤字脱字あるし、
同じコトバが続いていないかのチェックもしてないし、
あとで見ると直したいところきっとあるし、
さらに、画像も全く貼っていないが、
これで、アップしよう。
そして、
アップしてから、
直したり修正したりする、
という反則ワザをしよう。
でも、個人のブログだからいいのだ。
リアリティを重視して。
さらに、
FaceBookやツイッターなどへのここへのリンクは、
あとにしよう。
では
ということで、
仕事にかかります。
現在10時49分。
そんなこんなです。
ザッツオールフォアナウ。
2019年11 月21日 10:50 カテゴリー: ■ [文章] 佐野家ハチャメチャ物語 | 個別ページ
イラスト〆切りが重なっている上、
昨日あまりできなかった分も追い上げてやっていて、
しようと思っていたブログ更新の文章が書けなかったので
予定外に、
超・小ネタを1つ。
かねがね思っていたのと、
今日SNSで関連した事を書いている方がいて、
そのことを書いたので。
↓
●
「日本人のほとんどが、
ラジオ体操第一が出来る」
というのはスゴイと思う。
●
ほとんど、日本民族の踊り。
スマホが使用出来ない部屋で、
長く待たせてとても退屈な状態にしておいて、
「ラジオ体操第一」の音楽を流したら体が動き、
テーブルに置いておいた片面が赤い四角い紙で、
つい「折りヅル」などを折り出したら、
その人は高い確率で「日本人」。
そんなこんなです。
That's all for now.
✓
2019年11 月19日 23:34 カテゴリー: ■ [緩緩] なんてことはない日々 | 個別ページ
終わった、
『絶品ナンクロメイト』誌のイラスト。
編集部からのお題は、
〝 大小どちらも捨てがたい! 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 生まれつき備えている タイナイドケイ 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 やりました〜 ついに合格! 〟
↓
以上、
『絶品ナンクロメイト』2月号用。
12月19日発売。
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
●
今回はイラストは全部好きだな。
上から下まで。
だから、
逆に言うことがないなー。
他にも今日のことを書こうと思ったけれど、
こういう感じくらいでサクッと終わって、
記事を変えて新たに書こうか。
てなことで、
そんなこんなです。
That's all for now.
✓
2019年11 月18日 21:43 カテゴリー: ■ [仕事] パズル誌のイラスト | 個別ページ
『スーパークロスワード』誌のイラストが、完了。
編集部からのお題は、
〝 みんなが応援しているよ 令和二年もがんばるぞ! 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 元気にチュンチュン♪ スズメの暮らし 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 面倒でもルールを守って! ゴミ当番は持ち回り 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 冷えや乾燥に気をつけて 寒さを乗り切る健康法 〟
↓
以上、
『スーパークロスワード』2月号用。
12月19日発売。
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
●
今回のイラストから。
1番上。
♡(ハート)の回りのグルグルしている線の感じが好きです。
2番目。
スズメということなのでチュンチュンにしました。
今やもう、
ほんの少しの分かる人にしか分からなくなってきましたが。
でも、
描くとやっぱりチュンチュンなんよなぁ。
3番目。
ゴミステーションの看板に描かれているブタは、
神戸市のゴミ関係(神戸市環境局)のキャラクターの「ワケトン」。
「ワケトン」の「ワケ」は「分ける」「分別」の「ワケ」。
「トン」はブタのトンもかけているけれど、
「〜しとん」「やっとん」なんて感じの「神戸弁」の語尾の「とん」でもある。
つまり、「分けとん」。
4番目。
これは「スーパークロスワード」の真ん中に挟まれている、
2色カラーのページ用のイラスト。
この部分のイラストは紙の関係なのか色が沈みやすくて、
肌色などが暗くなるのが前から悩みの種。
が、この間このページの他の人のイラストを見ていたら、
顔はあえて塗らずに頬だけを塗っている方がいて。
「なるほど、そうすればいいかー」と感心して、
同じように頬だけを塗るということをしてみた。
まだ印刷の仕上がりを見てないのでどうなるかは本人分からないけれど。
何でもかんでもそこを埋めつくしてしまうのではなく、
あえて何もせずにそのままに残している方がいい、
というのは何に関してもあることで。
●
この間、
市場の中を歩いていると、
こんな貼り紙(ぶら下げ紙?)をみつけた。
↓
あはは。
走ってる本人は映画の主人公的な気持ちかもしれないけれど、
そこでリアルな生活を生きてる市場の人に言われちゃったなー。
そりゃ実際、
急に一方的にやってきて、
人や生活や仕事や業務に迷惑なことはね、
ちょっとね。
そんなこんなです。
That's all for now.
✓
2019年11 月17日 21:32 カテゴリー: ■ [仕事] パズル誌のイラスト | 個別ページ
『ラッキー! クロスワード』誌の次の次の号の、
問題自体も自分で考える、
〝なごむ亭元楽〟名義の探し絵パズルが完了。
「ヒーローパズル」で、
〝コンビニファイアー7〟。
↓
『ラッキー! クロスワード』誌2020年VOL.47号用で、
2月下旬にセブンイレブンで発売。
つまり次の次の号。
--------------
この探し絵パズルでは、
「間違い」のところによく入れるのが、
「スリッパ」と「トング」と「スルメ」。
何故かと言われても困るのだけれど。
で、大抵、一カ所なんだけど、
今回アイデアラフを考えている時にふと、
「スリッパをたくさん入れてやれー」と思い立って、
スリッパが4つ。
何故か?
と言われると、
やはり困るのだけれど。
「ふっ」と思いついて、
突飛で極端なところにアイデアを飛ばすのです。
よくやるパターンです。
--------------
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
●
よく食材を買いに行くスーパーが入った、
テナントビルにあるお店で一週間ちょい前に、
こんなものを見つけた。
マジックペンのように見えるけれど、
ふりかけ。
ピンクのキャップのこれは「梅味」。
そして、
黒いキャップの「すきやき味」は、
こういうのが好きそうな友人のナカトのもとへ。
これって、
ペンを沢山刺しているペン立てに、
キャップを上に刺していたら、
間違いなく気づかず取って書いてしまうな。
すると、
ふりかけがサラサラッと。
他にもいろいろな味があるようで。
↓
どんなものにもよく掛ける マジックふりかけ
これを企画して作っている、
「ヘソプロダクション」(あはは)は、
なんか面白いものをいろいろ作ってる。
一応トップページにリンクしとくと、
↓
「ヘソプロダクション」
デザインとかがオシャレ。
センスいい。
「忖度まんじゅう」って、ははは。
シャレの分かる人にあげたいけど、
でも「忖度」はニュース的にはもうちょっと古いか。
今は「桜の会」か。
そんなこんなです。
That's all for now.
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2019年11 月16日 20:44 カテゴリー: ■ [仕事] パズル誌のイラスト | 個別ページ
2019年11 月14日 11:50 カテゴリー: ■ [近頃] 今の様子 | 個別ページ
〜今の身の回りとそのココロ〜
●レヨナ(Leyona,玲葉奈)さん
ミュージシャン。今、CDを「整理&見た目を綺麗にする」をしていて、それをしている最中のアルバムを順に聴いている。今ちょうどレヨナ(Leyona,玲葉奈)のアルバムを順に。10枚目(ミニアルバム込み)までは全部もっている。最近のは買ってないし聴いてないのだけど、こやって聴き直していると、またその後のを聴いてみたくもなる。やっぱり声が好きだなぁ。優しい気持ちになる。ココロの込め方もやさしいんだなきっと。それはどうしても出るよなぁ、声の端々に。
●『時効警察』
テレビドラマ。12年ぶりの新シリーズ「時効警察 はじめました」がちょっと前から始まった。テレビはあまり観なくなっているんだけど、これは好きだ。1.2話はうっかり見そびれたけれど、3話からしっかりと録画して。同じような推理と独特の笑いの(しかも同じ深夜枠の)「トリック」も好きだったから、こういうちょっと個性的で外れたパターンは好きなんだな。主人公の一人、「三日月くん」のお馬鹿カワイイぶりがほんとに好きで。2話だけ見たところストーリー的には前のと比べるとなんか弱い気もするが、これはどちらかというとシチュエーションやキャラクターや語りを楽しむ落語的なものの気もするので、あまり追求はしないでおく方がイキかもしれない。今シリーズから新人で入っている若い女優さんも味が出ている。このドラマシリーズはもしかして役者さんの隠れた持ち味を引き出すそんなドラマ? それは役者には嬉しいことかもしれないなぁ。楽しそうなのはそのせいかな?
●『両方になる』著・アリ・スミス
海外小説。今年の初めくらいに、大型書店(ジュンク堂)の「美術・デザイン」の棚を一通りザーッと観終えたあとに、くるっと振り返ったらそこは「海外文学」の棚で。で、表紙が綺麗なのがふと目にとまった本がこれ。本の横のPOPと帯も読んで買う気にもなったのだけれど、いわゆるジャケ買いに近い。今まだ半分のちょっと手前までしか読んでないので、どうなのか感想はハッキリ言えないのだけれど。ただ、ネットの書評とかから書くと「昔の画家と現代の少女がが、時空を超えて響き合う物語。本が真ん中で半分に別れていてそれぞれの物語が進行。しかも、買った本によってその2つの物語のどちらが前と後ろかの2種類が意図的に売ってあって、さらに再読したとき物語はまったく別の顔を見せる」という実験的な小説だそう。面白そうと思ったけれど、半分くらいまで読んだ個人的なことを言うと、なんか読みづらいしわかりにくいところが多いかな。海外翻訳物にときどきあるけれど、英語圏の文章思考の違いのせいか、翻訳者のやり方によるのか、そもそもそう書いているのかはわからない。でもまだ半分なのでホント何とも言えないんだけれど、〝感じ〟は嫌いじゃない。本が好きで文学をよく読んでいる人にはオススメしてどうだったかを聴きたい。そんな気持ち。
それ以外のココロが、
「 太陽だけ夏みたい」
だってなんだか日差し、強い。
もうクリスマスの飾り付けしているのに。
温暖化のせいかどうか、それは知らない。しーっ。
そんなこんなです。
That's all for now.
✓
2019年11 月11日 16:10 カテゴリー: ■ [近頃] 今の様子 | 個別ページ
パズルメイト『スーパークロスワード』誌の、
問題自体も自分で考える、
〝なごむ亭元楽〟名義の探し絵パズルが完了。
「ネコパズル」。
↓
『スーパークロスワード』誌2020年4月号分で、
2月19日発売。
--------------
↑
今回は別に取り立てて書くことはないかな。
--------------
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
●
描くことが、
楽しくて、
1日描いていても苦にならない。
そういうところへ行こうと。
今はまだまだなのと、
なかなか1日中なんて時間は取れないのと。
●
母が、
筋力が衰えてきたからか、
数年前から歩くのがタイヘンになっていたけど、
この間ガクッと寒くなった日に、
ガンとかなりつらくなって、
立ち上がるのも困難なほどに。
筋力がもどるようなトレーニングなどを、
送迎付きでしてもらうサービスを受けるために、
またそれ以外のサービスも利用できることも考えて、
さらに金銭的な負担が少なくてすむように、
本人の希望もあって「介護認定」を受けることになった。
もちろん、
いつものように、
その手続きなどを、
するのは僕で。
仕事やこまごました生活のことは大人として当然ながら、
他にも、
したいことやしなければならなことや、
今しておくべきことなどトータルで沢山あるが、
アレコレ忙しい中をかいくぐって、
なんとか頑張ってやろう。
電話したり行ったり手続きしたりがまた始まる。
父の入院中や死去後の手続きの時も、
アレコレほぼ1人で出来たのだから、
まあ、いけるだろう。
グリーン。
そんなこんなです。
That's all for now.
✓
2019年11 月 8日 16:49 カテゴリー: ■ [仕事] パズル誌のイラスト | 個別ページ
昨日ここに、
三宮に行ってなんだかんだと思った話を書いた。
で、
そのリンクをFaceBookにはる時に、
思い出して書いた話をここにも。
JR三宮の中央改札あたりから南に少し行くと、
阪神三宮の改札方面に通じている地下道がある。
降りたらすぐにミント神戸への地下通路があったり、
向こうまで抜けてしまうと飲食店街だったりする、
あの地下道だ。
(「あの」って言っても知らない人には分からないぞっ!)
あの地下道は、
壁を塗り替えたり床を綺麗にしたりしているけれど、
基本的な構造はずっと昔のままで。
戦時中は防空壕代わりにもなったらしくて。
空襲の時はあそこで息をひきとった方もいたかもしれないし、
戦後は戦災孤児たちが隅にたまったりしていたかもしれない。
僕が小さな子どもだった頃もまだ、
「負傷兵」の格好をした物乞いの人が階段あたりに座ったりしていて。
まだ戦後が少しだけ残っていた。
ちょっと前から思っているんだけど、
おそらく、
あの通路もその内にきっと再整備の工事が始まって、
構造自体が全く新しく造り変えられてしまうかもしれない。
そうなると、
綺麗になっちゃって、
何もなかったような顔した地下道が出来るのだろうな。
本当は、
ちょっとは残しておく方がいい気がするのだけれど。
ああいう何かを刻んでいるものは。
でもまぁ、
「再開発するんでちゅ! 全部するったらするんでちゅ!!」
とか言い出したら、
もうきかないから、
あの子たちは。
だから、
最近はあそこを通るたびに、
そういうことに思いを巡らせたりしながら、
しみじみしながら歩いたりしている。
僕くらいの年齢が、
そのことをわずかでも聴いたり知ったりしている、
最後の世代じゃないかなぁと思うので。
●
さてさて、
ここんとこ、
夏のトランクルームの整理の延長の整理をしつつ、
自分の絵もちょこちょこ描いたりしながら、
『両方になる』アリ・スミス著という小説を読んだりしながら、
家のこともアレコレしたりしながら、
時々SNSを覗いたり書いたりしながら、
たまにテレビ放映や昔録画したDVD観たりしながら、
他にもなんだかんだしたりしながら、
しながらしながらしながら、
パズル誌のイラストもちゃんと描いている。
最近下描きは、
できるだけ丁寧に、
あとのペン入れが楽しくなるようにと。
そんなことを思いながら描く楽しさを忘れずに。
↑ 目覚まし時計「いたたたた」。
↑あーっ合格したーっ!
↑やったぁぁぁぁーっ!
↑やったったったったったったったったったったっ!
おめでとう。
そんなこんなです。
That's all for now.
✓
2019年11 月 4日 22:54 カテゴリー: ■ [文章]いろんなコトにアレコレ想う, ■ [神戸] 僕たちはいつも六甲山に見守られ, ■ [近頃] 今の様子 | 個別ページ
金曜日、
画材を買いたくて、
三宮(さんのみや/神戸の繁華街の中心地)に出た。
ひさしぶりだった。
前回もチラリと書いたけれど、
三宮駅の南に昔からずっとあった百貨店「そごう」が、
そのまま「阪急百貨店」に変わった。
10月から変わったのだけれど、
そうなってから初めて三宮に出たので、
直接見るのは始めてで。
やけに「阪急」の文字がデカデカとしていて。
またその色味から、
まるで後ろの国際会館の建物までもが自分のものみたいな顔して。
今、三宮は他に、
阪急の東口からの駅ビルが建設中だし、
JRのターミナルビルも工事中だし。
そして、
JRの南のロータリーから交差点周辺の一帯も、
今後再整備するらしいし、
どんどん変わっていくなー、
なんだかなー、
と最初は思いつつ。
あまけに、
小さなところでは、
以前20年ほどお手伝いしていた会社に、
打ち合わせに行く前によくランチとしてカレーを食べた、
神戸地下鉄の改札のちょっと離れた横っちょにあった、
おっちゃんがやっていたカウンターだけの喫茶店が、
もう無くなって今っぽい立ち飲みに変わっていた。
「ああー、なんか居心地が悪いなぁー」
なんて感じで、
画材の絵の具を買いにセンター街方面に向かった。
そして手芸画材のユザワヤでまず絵の具を買った。
この日は午前中に急に母親からお願いをされて、
母のいる家に行って買い物を付き合って、
その引き返しで三宮まで足を伸ばして、
「絵の具を買ってからどこかで仕事のアイデア考えが出来たらな」
と思って仕事のゲラ原稿やアイデアの描きかけを持ってきた。
そのあと「さんセンタープラザ」を通って、
どこかで座って軽く仕事出来ないかなーと探しつつ、
次の買い物の店に行こうと、
センター街自体をまたぐ通路を渡って、
ふっとみたらこんなところがあった。
「あっ、これ、
なんか情報紙か市の広報紙かネットか何かで見たなー」
そう思って眺めるとちょうどいい感じに椅子がある。
あとで調べたら、
神戸芸術工科大学の学生によってデザイン&造られた、
ということらしい。
「あ、ここは何か感じがいい」
とそう思って、
その椅子に座って膝の上で、
パズルメイトのパズル誌の、
探し絵パズルやイラストのアイデアとラフを、
2時間ほどやった。
とてもはかどった。
●
久しぶりに三宮に行って思ったことは、
あまりにも街が変わっていきつつあって、
これはちょっとイカンと。
(つい遠ざかりつつある自分が)。
いや、
もう「昔の方が好きだから今の三宮はもういいや」とすれば、
そしてそれで行かなくなればそりゃラクだけど、
なんだかそれでは中年のダラッとした夫婦みたいで、
( の、特にダンナの方 )
ちょっと個人的にはイヤだ。
もちろん、
「今っぽい」や「流行り」に合わせる必要はないし、
合わせる気もないが、
何かちゃんと探す手間さえすれば、
この経験をもったこの年齢の今の自分でもしっくりくるところが、
少しでもあるかもしれない。
お金かける高級とかでなくても。
2019年11 月 3日 16:06 カテゴリー: ■ [文章]いろんなコトにアレコレ想う, ■ [神戸] 僕たちはいつも六甲山に見守られ, ■ [近頃] 今の様子 | 個別ページ
『文字の大きなクロスワード』誌の、
〝なごむ亭元楽〟名義のイラスト迷路が完了。
「折り紙はスバラシイ」。
↓
この雑誌の前の号で、
「日本のおもちゃ」のイラスト迷路を作って、
その時におなじ日本の伝統モノつながりで、
「あ、〝折り紙〟もいけるなぁ」と思って。
で、今号のコレ。
もともと、ある年代以上の人だと、
「つる」が折れる人は結構多いだろう。
今の若いコたちの間では、
少なくはなっているだろうけれど、
それでも誰かに教えてもらって折れる子はいるだろう。
そう思うと、
皆それほど意識していないけれど、
日本の国民のうち沢山の人が折れる「折り紙」って、
なんかすごいなぁと。
そして、
無意識に「折り紙」を沢山の人が折れる日本の文化って、
すごいよなあ、と、
思ったりする。
いや、
たぶん日本は、
政治とか経済よりも、
きっと底辺のそのへんがすごいのだと、
個人的には思う。
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
●
今日久々に三宮に行った。
認めない。
認めないぞっ!!
(三宮の「そごう」が「阪急(百貨店)」に変わってから、初めて三宮に出た。このこじんまりとした神戸らしい建物も、数年後にはデカデカとしたビルに変わるんだろう)
そんなこんなです。
That's all for now.
✓
2019年11 月 1日 19:51 カテゴリー: ■ [仕事] パズル誌のイラスト | 個別ページ