『文字の大きなクロスワード』誌の、
〝なごむ亭元楽〟名義のイラスト迷路が完了。
「私の日替わりティータイム」。
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
●
先週の23日、
徒歩15分程のJR住吉駅に向かう途中のお地蔵さんで、
〝地蔵盆〟の準備がされているのを見かけた。
(地蔵盆は主に関西で年に一度おこなわれる子供の祭り。
子供達が無事に過ごせたことをお地蔵様にお礼する)
この提灯にあるようなペラッとした、
この手のピンクや水色。
昔はあまり好きじゃなかった。
まるでスーパーで安くで売っていた、
洗面器や風呂用の椅子みたいな色でもあって。
もうちょっと、
柔らかみのあるピンクだとか、
少し紫に寄った水色だとか、
さらにキリッとした赤だとか、
濃い深みのある青だとか、
そっちの方が好きだった。
でも、
この頃、
こういう日本の古くからの庶民っぽい色が、
そう嫌いでなくなったんよなー。
それにしても、
全てのお地蔵さんではないけれど、
今になってもところどころのお地蔵さんで、
しかもこの神戸の隅っこあたりの地域でも、
こうやって〝地蔵盆〟をお祭りするところがあるのだなぁ。
なんだかんだいいながらも、
日本は継がれていくなぁ。
●
僕の子供の頃にも、
〝地蔵盆〟をしているお地蔵さんが、
そこそこ近所にあった。
浴衣を着せてもらって、
母親に連れられて行った。
小さな男の子は基本「おバカ」なので、
浴衣が嬉しくて道々いちびりながらお地蔵さんまで行った。
行くと、
必ずお菓子を沢山くれるのがほんとに嬉しくて。
でもお菓子の料金を払ってないのに、
何故こんなにくれるのかがなんだかとても不思議で。
今風に言うと、
「地蔵盆なんかスゲー。お菓子くれるのがヤバイ」
みたいな、
そんな印象だったといえばいいのかな。
でも、
その代わり、
といういい方はいけないのかもしれないけれど、
その時にちゃんと母親の方も、
お供え(金銭・お賽銭)をお渡ししていた、
というのを知ったのはもっと後になってからでした。
さぁ、
暦の上では、
地蔵盆も終われば、
いよいよ夏もあとわずか。
のはずだけど、
まだまだ暑いだろなー。
そんなこんなです。
That's all for now.
✓