4月もあとちょっとで終わるけれど、
今月は忙しく疲れた。
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まず。
今も平日毎日、
高齢の弱った母のところに行って生活のサポートをしている。
これはずっと変わらない。
自分からは休んだことはない。
始めてもう1年と4ヶ月くらいなる。
朝10時半に出て昼前に着いて、
途中で買って行った食事を準備して一緒に食べて、
母が廊下を歩いたり体操したりを一緒にして、
オヤツを一緒に食べたり休憩中に横にいてあげたり。
また、
時には汚れたものを洗濯してあげたり、
たまにシャンプーをしてあげたり、
爪切りを手伝ってあげたり、
父の仏壇の花が枯れてきたら新いのを買ってから行ったり、
とても近くのかかりつけ医に母のクスリをもらいに行ったり、
などしている。
で、
4月から(正確には3月31日から)、
それらに加えて、
母のところですることが増えた。
というのは、
今まで姉がずっと毎日夜にやっていた、
「母をお風呂に入れてあげる」を、
僕が昼にしてあげるようになったからだ。
(詳しい経緯はまた後日、これがまたホントに)
それでその分、4月になって、
母のところでは今までより忙しくなった。
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今、唯一の仕事の、
パズルメイトさんのイラストの仕事に関しては、
母のところに行くようになってから平日の昼はできないので、
朝行くまでの1時間くらいと、
夕方に帰ってから食事のあとの数時間、
そして姉が会社にいかない土日にやっている。
(姉が出社する月アタマの土日は母のところに行っているから、
その土日も仕事はできない。ただ姉が代休をとった平日はしている)
で、
そこに加えていつも、
母が寝室で休憩中に、
横の父が使っていたベッドで「イラストの下書き」をしたり、
「iPadでイラストの線を綺麗に修正する」などの作業をしたり、
もしているのだが、
それが母の入浴のための時間で押されて、
その部分の作業時間が減った。
また少し時間があっても疲れて寝ちゃったりしたことも何度かあった。
それで全くできない日もあったり。
もちろん母をお風呂に入れてあげることは構わないし、
まあ実はこれまた後日書くけれど、
できたら前からしてあげてもいいとも思ってもいた。
けど、
実際にやってみて、
ちょっと何かどこかをもう少し調整したり工夫しないと、
やりくりが大変かなとも思っている。
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おまけに今月はそのイラスト仕事が、
「難易度の高いイラスト」がトントンと続いて、
結構時間や手間のかかる感じのものが多く。
だからといってギャラが、
その分めちゃくちゃ良くなるわけでもないのだけれど、
まぁ、締め切りは外さない範囲で、
できることはみっちりやっておこうとできるだけ時間を使ってやっていた。
というのも、
ほんとに、
個人的にもヨノナカ的にも「これからのこと」は考えることも多くて、
先々この仕事(大きくから小さくまで)を続けるのかやめちゃうか、
どこかをやめて何かをどうするか代わりを始めるかも含めて、
全般的にいろいろと考えるようになった。
見合っているかどうかという収入のこともあるし、
また年齢的に元気に活動する時間も先々限られているし。
今年ちょうど60才だし、時代もどんどん変わるし。
だけど今は状況としてするしかないので、
だから、逆に、
やっている間は多少どう考えても「やりすぎ」であってもやっちゃおうと。
(まぁもともと採算度外視になりがち派ではあるけれども)
という感じで、
4月の半ばからと続いた「難易度の高いイラスト」トントントンは、
上にも書いたように、
母のところでの仕事の時間が減ったにも関わらず、
なんとか無理に納得の範囲内で締め切りに出すことが出来た。
1つ終われば次、1つ終れば次と言う感じに追われつつ。
そして、
25日に出した2誌分で、
ちょっとひと段落ついた。
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しかし疲れたー。
なんかフラフラだ。
おまけに、
そのため、
母のところと仕事と自分の食事用意や最小限の生活の事以外は、
4月はほとんど何もできていないので、
部屋を掃除できてなくて汚いわ、
その間に傷んだり壊れたりしたものは、
治したりとか買いに行ったりとかできてないわ、
冬服も全部出っぱなしだわで、
家はぐしゃぐしゃだ。
それから、
ブログも「発売した雑誌の紹介」しか出来てない。
(それはイラストが終わった時点で事前準備しているのですぐに更新できる)
また「サノ式音楽」も作れていない。
バックの演奏を作りかけているのが1つあるし、
もう歌っちゃうだけのものが1つ、
今後のネタとして構想ができているものもいくつかあって、
あと作るだけなのだけれど、
作れていない。
それに疲れているとちょっと歌は歌えない。
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まぁそんなだけれども、
ちょこちょこ息抜きはしていた。
というか、
自分の部屋にいると今は基本仕事ばかりだから時々何か息抜きがしたくて。
そうでないとやってけない。
ので、YouTube をちょくちょく見てた。
というのも、
絵を描いたり音楽を作ったり文章を書いたりとかは、
キモチと時間にある程度ヨユーがないと出来ないし、
スッキリもするがそれはそれで集中しないといけない部分もあるし、
何かぼーっと「受け取る」だけのようなことがしたいなぁと。
かといって、
今の地上波テレビは、
「笑え! 楽しめ! ためになれ!」みたいに強制されている感じがして、
見ていると逆に疲れることも多くて観たくないので、
YouTube の動画を時々アレコレ観て気分転換をしていた。
今気に入って見ているのは以下。
「モモウメ」---去年何かでみつけて一時ハマって、しばらく忘れていたのだけれども、久々に観たらやはりおもしろかったので、改めて全回見た。
ショートアニメでOLの主役2人の笑えるやりとりを。でこれは「人」の不思議さと「人」のあるあるを描いているものでもある。
「野球YouTuber向」---野球好きでなくても楽しめる回は多く、配信者の向さんの「人」としてのキャラクターがいい。
特に「めいちゅん」ちゃんと「笹川萌」ちゃんのかわいくて実力もすごい二人の野球女子が登場した2019年6月あたりからがメキメキ面白くなり華も出る。この二人の「人」の力がさらに押し上げた感じがとてもする。しかし、そのもとには向さんの人間力からきていることを、その二人はわかっている感じがまたいい。
「UNDER THE GUN」---「自らギターで弾き語り」ではなく「設置されたストリートピアノを誰かが弾いている」でもなく、これは路上にギターを置いて通りかかった希望者に弾いてもらうのを動画に撮るというもの。弾いたことないけどギターに始めて触ってみたい人から、めちゃくちゃ上手い人まで。何よりそこで「その人」みたいなものが垣間見える。
「NAOrchestra 石橋尚子」---バイオリニストのYouTubeチャンネル。当然バイオリンを弾くけれど、たまに「オタマトーン」(「明和電機」というアーチストが作ったかわいい楽器)も愉快そうに弾く。バイオリニストのチャンネルはいくつかあるみたいだけれど、この人はほんとにキュートだ。「この人が人として持っているかわいらしさ」みたいなものが溢れている。
あと、
「散歩するアンドロイド」---アンドロイド風に若い女性がいろんな場所を案内する。
「The Ogasawara Family」---日本人と結婚したロシア人女性の本音ユーチューブチャンネル。
もそれぞれ1回だけ見て「どうかな?」と登録だけしていて、
まだ続けて観るかどうかはわかんないけれど気になるチャンネル。
昔は地上波テレビも、
作ったり出たりしている「人」が魅力的でおもしろかった。
けれど、
どんどん「組織下」「単なる就職先的」「力主義的」「表面的形式的」「制約まみれ」「妙な本音主義」「ゴージャス志向」になってつまんなくなった。
個人的にはもう本気でテレビに入れ込まなくなった。
でもYouTubeには(すべてではないけれど)、
「人」というものの魅力が見えるチャンネルもあって、
しかもコロナの時代に突入して多くの人が、
ますますそういうところに向かいたいのがなんとなく出てきていて、
「そうよなーそうよなー」と思いながら、
十分に息抜きの役目をしてもらいながら、
仕事ばっかりする日々に観て活力をもらったりしたのだ。
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さて、
25日日曜のの夜に、
トントントンと続いていたイラストが終わって、
ひと段落ついて、
月曜からまた母のところに行くと、
母から「姉が前日の夜にお風呂に入れてくれた」と聞いた。
あれ?
「私は力がなくてもう今の母を入れるのは怖くて無理!」
宣言をドカンとしたのではなかったか?
と思いつつ。
入れるのが危険ならば無理やりにやらなくてもいいのに、
もう僕がするのに、
母に何かあったらどうするのよ? と思いつつ。
いつもの気まぐれか「私もやってますアピール」なのか?
とちょっと思ったりもしつつ。
それは母に危険があってもやりたいこと?
と思ったりもしつつ。
でも、
それで月曜火曜は、
母の入浴の時間がなかったので、
その分仕事を…、
と言いたいところだけれども、
たまたまイラストひと段落後、近い締め切りのものがなくて、
遠い締め切りのものは故に準備もしてなくて、
仕事は別にない状態になっていて、
母と話でもしようかと思いながらも、
母の横の父が寝ていたベッドで休憩していたら、
今までの疲れも出たのか眠くて爆睡してしまったのだった。
そして今日水曜は、
姉が月アタマの土日出勤の代休を取ったので、
母のところには行かずに、
自分の部屋でこのブログ文章を書いている。
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さぁ、
じゃ、
掃除もしなくちゃな。
↑※晴耕雨耕? それは働きすぎじゃないのか?
そんなこんなです。
That's all for now.
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