『コンビニ限定クロスワード』誌のイラスト完了。
編集部からのお題は、
〝 言葉を知ればもっと楽しい 時代小説をイッキ読み! 〟
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編集部からのお題は、
〝 ここがあの町、あの風景 文学作品の舞台を巡る 〟
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編集部からのお題は、
〝 秋ならではの珍味かも… 〟
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(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
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昨日、
パネルに紙を水張りした。
冬にするのは冷たい感じがするが、
夏はやっていてとてもウレシイ。
ハケも紙も、
水をふくんでウレシイようで。
何より自分がウレシイよう。
水っていうのはこの季節、
見ているだけで ほんとうに。
僕の場合は、
デザインの専門学校の時代に教えてもらった。
でも、ホント、
水張りするのは好きだなぁ。
今でもやってるものなぁ。
「水」と「紙」と「木」。
日本人の古くからの「職」の血が、
自然とワクワクさせるのかなぁ。
紙を水で濡らして少し放っておいて、
そのあと木のパネルの上で伸ばしながら、
脇のヘリにホッチキス(専用テープという手もある)で、
濡れているうちに止めていく。
ガッチャガッチャガッチャ、
引っ張りながら。
うまくいくか否かには、
この行程がかなりのポイント。
そして、
乾くとピンと。
教えてもらった始めのころは、
うまくいかなくて。
今でも、
たまにやると鈍ってちょっと失敗したりで。
角のところがつっぱったり。
こう、肉をひねきったように。
ぎゅうっーーっと。
で、
うまくいくと、
ピンと キモチいいパネル張りが出来る。
こうやってから、
ここに絵を描いていく。
これをしておくと紙が絵の具で濡れても、
シワシワにならない。
ちょっとシワっても、
すぐにまたピンと元通り。
絵を全て描き終わったら、
バネルから外す。
ヘリにあった部分は切り取る。
もちろんこのままでもいい。
ちゃんと周囲を飾るテープも、
前面を保護するビニールも、
画材屋に行けばある。
(ーはずだ。今もそうなら)
けれど、
今回作った分は、
そうじゃなく、
書きものや、
作画の時の台として使う用。
向こうの下にモノを置いて斜めにして。
数年前からこうやって、
使っている。
何ヶ月、もしくは一年以上、
使って使って。
たまにはそこにちょちょっと、
ラフなどを描いたりして。
手を伸ばしてメモを取るのが面倒な、
ズボラなキモチの時などもサラサラとそこに。
で、そうやって、
張った紙がかなり汚れると、
そこに簡単に絵などを好きに描いたりしてから、
木のパネルから全部を外して、
新しいのに張り替える。
これは ソレ。
そんなこんなです。
That's all for now.
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