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「スーパークロスワード」誌の次の次の号の、"なごむ亭元楽"名義のネコパズル完了。 パズル誌のイラストを紹介した記事のときは、そのタイトルや絵から何か言葉を拾って何か書く、のだけれど、今回はそれは休んでちょっと違う話を。上の ネコパズル。そこまではなかなか気づかないかもしれないけれど、今回は今までよりもネコとネコの間隔を広めにとってます。もう少し詳しく言うと、ちょっと前に雑誌のサイズが少し変わったときに、「間隔を今までより少し広めにお願いします」と指示があって、その時に一度、間隔を広めに変更しました。で、その後OKが出て、それ以降、原稿依頼のFAXにも「間隔は広めに 前回くらいでオッケー」と書いてあるので、ずっとその時の間隔で作って編集部に送っていました。しかし、いつも発行されてから届いた実際の雑誌のそのページを見てみると、僕が作って送ったものよりもさらに間隔が広くとってある。たぶん、担当のデザイナーさんが触って広げているのだろう。だけどそれは「全体からみたら二度手間だなぁ」と思い、「どうしようかなー」とずっと思ってました。聴いてみてもいいのだけれど、しかし依頼のFAXには「前回くらいでオッケー」とあるし、ここはちょっとあえて時期を見て、最初から僕の方で、実際の発売後の誌面の間隔の方に合わせて作ってみようか、と、考えていました。で、今回、発売後に載っている誌面の間隔の方に合わせて、これまでより広めにとったものを作って、上の写真のパズルの様にして編集部に送りました。そして、原稿を送る際に一緒に以下の様なメールを書いたのです。
--------------------------------------From: 佐野元 [mailto:○○○@xxxxx.or.jp]Sent: Wednesday, November 26, 2014 4:57 PMTo: YOSHI▲.TSubject: 吉▲さんへ14.11/26-ネコパズル送りまする。吉▲どの先日は質問した事の確認ありがとうでござった。いやいや、アタマをあげてくだされ。グイッとぐいっとあげてくだされ、…それは上げすぎでござる。さて、では、ネコパズル送りまする。えー、実は、今回はもしかしたら勝手が過ぎたかもしれぬのでござるが。毎回ネコパズルのFAXに、「左右の間隔はやや開け気味に この前くらいでオッケー」と書いてあるでござるな?が、毎号、誌面になったのを見てみると、拙者が作ったものよりもかなりグーンと開いている。これは、誰かが「開けている」わけである。なのに、毎回FAXには「この前くらいでオッケー」と書いてある。だから今まで通りで送っているのだけれど、やっばり届いた誌面を見てみると作ったものより開いている。キャーーーッ!誰があけてるのーーー?!そりゃきっとデザイナーさんがあけているのだ。で、デザイナーさんは、「何よこの佐野さん、いつもいつもワタシにこんなに開けさせて、そりゃワタシもプロよ、開けろと言われたらサバ缶だってあけるわー。開脚だってするわー。来週の日曜の予定だってあけるわー。けど、ワタシだってヒマじゃないのよー。えーん」と泣いているかもしれない。そうだったら、タイヘン申し訳ない。だったら、こちらでちゃんと開けておいてあげたい。「ねぇ、ちょっと、あけてくれない? うふっ」と言われなくても、気づいたワタシからジジジーとあけてあげたい。が、ここでワタシは悩む。もし、これが、わざと詰まったものをデザイナーにわたして、「さぁ、ちゃんと誌面にあわせて開けなさい」というマカンジンマガジン社の社員教育の一環であったのならば、ワタシはとんでもない余計なお世話をしたことになる。また、もしかしたら編集部にはマガジンマガジンオリジナルの、「レイアウトマシーン 自動つめつめくん」というのがあって、僕がいつも出しているあのつまり方でマシンに入れると、自動で誌面に合わせて自由自在にレイアウトする便利なものがあるのかもしれない。そうなると「ああ、あのつまり方の原稿じゃじゃないとダメなんですよぉ、触られるとこまるなぁ」かもしれない。ワタシは悩んだ。晩ご飯の時に日本酒の絞りたてを飲んで「うまーっ」と舌鼓を打つくらいに悩んだ。で、結果、とりあえず一度、最近の誌面上のパズルと同じ感じに開けてみました。どうでしょうか?もし、余計なことでしたらば、締め切りまでまだ一日あるので、前回までの感じに戻しますので言ってくだされ。え?長々とこんなにメールを打っているヒマがあったら未だ終わっていないイラストを描きなさい?はーい。では。○「ラッキー!」イラスト--スミ (11/16日 ヤマト便送り)○「クロスワードOn!」イラスト--スミ (11/16日 ヤマト便送り)○「コンビニーヒーローパズル」--スミ (11/19 データ送り)○「スーパークロスワード」イラスト--スミ (11/24日 ヤマト便送り)○「スパクロ ネコパズル」-- スミ (11/26 データ送り)●「コンビニ限定クロスワード」イラスト--未 (11/30日 ヤマト便送り予定)●「はっぴい アロー&スケルトン」イラスト--未 (11/30日 ヤマト便送り予定)———佐野 元 (Hajime Sano)2014.11/26From KOBE City--------------------------------------
こんなメールでした。すると、しばらくして、このような返事がきました。
-------------------------------------爆笑!おもしろすぎ。このままブログにアップしてください(笑)。引き続き、よろしくお願いいたします。*****************株式会社マガジン・マガジン吉▲ ▲▲(▲▲ YOSHI▲)▲▲▲▲@▲▲▲▲▲.co.jp*****************--------------------------------------
だから、こうやって、ブログに載せることにしたのです。あ、いつもいつも、そして、誰でも彼でも、仕事関係にこんなメール送ってる訳ではないからねー。「吉▲どの」という呼び方は昔から時々、吉▲さんとメールでやりとりする時にお互い使う呼び方でね。心配なくね。 そんなこんなです。
「まちがいさがしメイト」誌の仕事完了。まずは、「なごむ亭元楽」名義のペンギンイラストパズル。 そして、チュンチュンの間違い探しも完了。 パズル誌のイラストを紹介した記事のときは、そのタイトルや絵から何か言葉を拾って何か書く、を今回も。「ミキサー」<作り話>彼女と暮らして2年半になる。友人がやっているブックカフェに入り浸っているうちに、そこへ土曜日の夕方に必ずやってくる彼女と知り合った。つきあい始めて3ヶ月くらいしてから、彼女は少ない荷物を持って僕の部屋に移ってきた。彼女の荷物は衣装ケース4個分の洋服と幾つかの化粧品と、僕の嫌いな村上春樹の単行本が詰まった段ボール箱と、がっしりとしたミキサーが1つだった。彼女はそのミキサーで毎日朝と夜にジュースを作った。どんな日でも彼女はちゃんとジュースを作った。いろんな野菜や果物を組み合わせて、いろんなバリエーションのジュースを作り、そして、僕は毎日それを飲んだ。僕はいわゆる「フリーのライター」をしている。そう言うと何だか格好はいいが、もともと働いていた小さな代理店が倒産をして、その会社が中堅の代理店から孫受けとして受注していた仕事を、そのまま担当の僕が成り行きで引き受けて始めたにすぎない。仕事の時間は不規則で生活もすぐに乱れがちになる。おまけに、フリーになってすぐに受注先の担当者が代わり、彼とは馬が合わずストレスがたまり体調も不安定になり、不規則な暮らしと合わさって一時期は気力を失っていた。決まった仕事以外には何もする気が起きない時期が来て、その頃に友達が部屋の近くでブックカフェをオーブンしたので、時間があると店でぼんやりと過ごすようになった。そしてそこで彼女と出会って、一緒に暮らすことになり、僕は毎日彼女の手作りのジュースを飲むようになった。1年ぐらいで効果が現れた。体調が少しづつ良くなったのだ。体調が良くなると不思議なもので気力も少し上向きになってくる。僕は馬の合わない担当者をなんとか上手にやり過ごしながらも、テキパキと仕事をこなし空いた時間を彼女と楽しく過ごした。2年目になるとますます体調は良くなり、おまけに受注先の馬の合わない担当者が辞めて、ちゃんと話しの通じる担当者に替わりストレスが無くなった。そして、3年目の今、少し仕事の幅を広げてみようと思い始めている。今までの受注先の仕事以外の文筆の仕事も、何かやってみたいなぁという意気が少し出始めている。それがすぐに仕事に繋がるかは解らないが、今、昔よく一緒に仕事をしたデザイナーに依頼をして、自分のウェブサイトを作ってもらっている。僕は彼女に聴いたことがある。どうして僕と付き合う気になったのか?なぜなら、あの頃の僕はかなりどんよりとしていた筈で、何か魅力があったとは思えないからだ。彼女は笑って、「だって、死にそうな顔していて放っておけなかったんだもん」と言った。彼女は化学薬品の会社に勤めている。文系の僕は聴いてもさっぱり解らないが、毎日何かを分離して1つの物質を取り出しているんだという。そして、「会社で分離しているから、家では混ぜるの」と言ってニコニコしながら今日も、彼女はミキサーのスイッチを押す。もうすぐ彼女が帰ってくる。そんなこんなです。
「スーパークロスワード」誌のイラストが完了。編集部からのお題は、「白くて美しいだけじゃないけど! 冬の香りをたっぷりと…」↓ 編集部からのお題は、「厳しい連想ゲームを乗り切れ スリーヒントで勝負だ!」↓ 編集部からのお題は、「体にいい習慣で 今年も元気に!」↓ 編集部からのお題は、「厳しい寒さもガマンして!? 美しい日本の冬景色」↓ (このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)さて、例によって、パズル誌のイラストを紹介した記事のときは、そのタイトルや絵から何か言葉を拾って何か書く。「スリーヒント」<小芝居>司会者「さぁ! 次の問題はスリーヒントクイズです。いいですか? 回答者の曽田峰さん」曽田峰「はい。お願いします」司会者「まずは一発で正解しますと、30点を獲得。ではいきますよ。曽田峰さんへの、スリーヒーントクイーズ、ファーストトライ!」♪ダ ダ ダッ♪司会者「シカ・観覧車・屋台、さあ、何でしょう?!」チッチッチッチッチッチッチッチッチッチッ♪ジャララン♪司会者「ではっ、曽田峰さん!」曽田峰「うーーん、えーっ、んー、遊園地…?」ブーーッ!司会者「あーっ残念でした曽田峰さん! しかしまだまだ大丈夫。次の解答チャンスで正解ならば15点を獲得。充分トップの島渡さんを逆転できます。頑張ってください曽田峰さん」曽田峰「はい。がんばります」司会者「では、曽田峰さんへの2回目のチャンス、スリーヒーントクイーズ、セカンドトライ!」♪ダ ダ ダッ♪司会者「シカ・観覧車・屋台、さあ、何でしょう?!」チッチッチッチッチッチッチッチッチッチッ♪ジャララン♪司会者「どうぞっ、曽田峰さん!」曽田峰「んー、あーっ…、奈良の公園…」ブーーッ!司会者「うーん曽田峰さん。残念〜。しかし、曽田峰さん、まだ最後のチャンスが残ってます。3回目で正解されますと2点獲得。トップの島渡さんとは1点差ですから、ここで正解が出ますと僅差で曽田峰さんがトップです。いよいよ最後のチャンスですよ。あきらめないで曽田峰さん」曽田峰「はい。わかりました、よしっ!」司会者「気合いが入ったところで、いよいよ曽田峰さん最後のチャンス、スリーヒーントクイーズ、ラーストトラーイ!」♪ダ ダ ダッ♪司会者「シカ・観覧車・屋台、さあ、何でしょう?!」チッチッチッチッチッチッチッチッチッチッ♪ジャララン♪司会者「さあっ、曽田峰さん!」曽田峰「えーっと、うろうろ…くるくる…あつあつ…えーっうーーー、…わかりません!」♪ポワッポワッポワッポワッポワ〜〜〜ン♪司会者「あーー、曽田峰さん! ざんねーん。逆転ならずー。いやいやぁ、どうでしたか?曽田峰さん」曽田峰「うーーん、難しかったですっ」司会者「そうでしたかぁ」曽田峰「はい〜」司会者「では、正解をお教えしましょうか?」曽田峰「はい」司会者「"シカ・観覧車・屋台、さあ、何でしょう"、の答えは」曽田峰「はい」司会者「しりとりです!!」曽田峰「…は?」司会者「しか、かんらんしや、やたい」曽田峰「へ?」司会者「ほら、しりとり! いやいやいやぁ! ざんねーん」曽田峰「はぁぁぁ〜?」そんなこんなです。
「ラッキー! クロスワード」誌の、ヒーローパズル完了。 さて、パズル誌のイラストを紹介した記事のときは、そのタイトルや絵から何か言葉を拾って何か書く、のだけれど、醤油かラップか、かぁ。「醤油」<あれこれつらつらと>醤油は最近いいものを買うようになった。別に贅沢したいとかリッチなキモチだとか、そういうのではなく。健康的なことも考えできるだけ自然な作り方のものを、と思ったり、日本人だからできるだけ「蔵で作った醤油」を使いたいというような、ほんの軽い日本人的ココロを思ったり。当然、そういった醤油はちょっと高いけど。「醤油は毎日、ビンをパカッと開けてグビグビッと一本飲みきりまっすす!!」なんてクハーッと大量に飲むものでもないので、逆に、ちょっとづつだけれど毎日使うものなので、そこくらい多少品質的に高いものでもいいのではと。もちろん、「収入はそんなに余裕ないし子供もいて結構大量に使うし」という人に「無理してでもぜったい使いなさい」と強制はできないし、まぁ、それぞれがそれぞれのスタンスで仕方ないんじゃぁないかと。そして、それより、何を使おうと、基本的には、「おいしく楽しく食べる」が絶対ええんやけどね。つらい顔やこわい顔しながら、「高級蔵出し天然手作り醤油」を使って食べていてもねぇ。ああ、つらいこわい。それはそれでねぇ。 醤油というと、ずっと以前に、「海外から帰って日本の空港に着くと、うっすら醤油の匂いがする」という話を聴いたことがある。ほんまなんやろか?僕は今まで海外に行ったことが無いので、今度、行ったときは、意識して、かえってきたらクンクンしてみよう。 それはそうと、もう20年以上前になるか、「ショーユ顔 ソース顔」という言い方が流行った頃があった。男性の顔が、「日本人っぽい顔」か「ちょっと西洋風な今風な顔か」という、いかにもマスコミさんが好きそうな分類だったのだけど、最近はぜんぜん言わへんなぁ。で、テレビを観てみると、まぁ、やっぱり日本人は基本的に日本人で、(当たり前だ)ちょっと西洋風な顔した人もたまにいるけど、ほとんどが笑っちゃうくらいに日本人的な顔やんなー。むしろ、今は、「ショーユ顔」の方が前に出てきているんじゃないかなぁ? 目玉焼きを食べるのに、まず「醤油か? 塩か? それともソースか? はたまた他のものか?」というのがある。そして、「醤油で食べる」となった時に、さて、では、どうやって食べるのか?ということになる。○オレはまずざーっと全体に醤油をかけてから何も考えず全体をザクザクッと食べるで男やけん。○いや、僕は黄身の周辺に醤油をターッとかけて、スプーンで黄身に割れ目を入れて醤油と黄身を混ぜて、それを白身の上にちょっと広げて全体に味をつけながら食べますねぇぇ。○えーっ、私は黄身に穴を開けて中に醤油を入れて黄身は黄身で食べて、それとは別に白身は白身で醤油で食べるぅぅ。なんていろいろとある。このあたりは、こだわる人はやはりこだわって譲らない。が、そういうコトなんかどうでもいい人にとっては、「しょぉゆうこと、どぉーでもええーやんかぁぁぁ」なコトだったりするのだなー。 そんなこんなです。
作業をしながらラジオを聴いていたら、途中からラジオショッピングの時間になって、英会話教材の通信販売が始まった。その中で、「マンハッタンは実際に耳で聴いてみると、 "マンハッッン"とTの音が消えて聞こえるんですよね。 こういうのは、文字で見て勉強してもダメなんです。 実際に耳で聞いて学ばないとダメなんです」なんてことを言っていた。で、思った。なるほどー、Tの音が消えるのかー。「マンハッタン」は、マンハッッンなのかー。あっ、そういえば、日本語でも、(もしかしたら関西だけ?)似たようなコトがあるなーと。「やまもとさん(山本さん)」が、↓やまもっさん。「はしもとさん(橋本さん)」が、↓はしもっさん。「もりもとさん(森本さん)」が、↓もりもっさん。「いわもとさん(岩本さん)」が、↓いわもっさん。おー、見事にTの音が消えるなー。そんなことを思いながら、ニヘヘヘと作業していたりした。最近買った雑誌二冊。まず、1号限りの復刊で出ている「FMレコパル」。 昔人気のあった、「FMラジオ番組とオーディオと音楽」の雑誌だった。FMの番組表がついていて、録音メディアとしてまだカセットテープが主流だったころ、お目当ての曲をエアチェックして録音をする為にたまに買って、番組表を見て色鉛筆やマーカーでシルシをつけたりしていた。あと、この写真のように表紙にもなっていた、「マルディロ」というイラストレーターの絵の、オリジナルカセットレーベルがついていて、たまに使ったりした。絵の裏になる曲のタイトルやミュージシャンなどのリスト蘭は、自分で手書きしてたもんなー。それから、時々興味を引かれる特集があって、たまに買う「PEN」 これは買ったばかりで、まだパラパラとしか見ていないのだけど。雑誌は好きなんやけどな〜。でも、あまり買わなくなっているのも事実やねんなぁ。それから、ここ最近行った美術展。10月終わり頃に、「川西英 回顧展」神戸市立小磯記念美術館へ。 今年の春にも「デザイン・クリエイティブ・センター神戸」で、作品「神戸百景」を中心にした小さな展覧会があって行ったが、今回のはもう少し川西英さんの作家業の全体を見る規模のもの。昭和の神戸を版画で描いた川西英さん。三宮のセンター街にステンドグラスになった絵があったり、美術館に行くとポストカードが売っていたり。神戸風月堂のゴーフルのミニ缶の絵は、息子の川西祐三郎さんの作だったり。 そして、先週は京都文化博物館へ。「野口久光 シネマグラフィックス 〜魅惑のヨーロッパ映画ポスター展〜」。 この展覧会まで知らなかったのだけれど、野口久光さんは、昭和の時代に洋画のポスターを手描きで描いてきた方。「望郷」とか「禁じられた遊び」とか「大人はわかってくれない」「第三の男」とか「旅情」とか、僕などももちろんリアルタイムでは観ていないが(どちらかと言えば、僕の親の世代かな?)、一度はタイトルを耳にしたことのある様な、有名な映画のポスターを描いていたらしい。 「ああ、上手いなぁ上手いなぁ」、とつぶやきながら観て回った。それに、ポスターの中の手書きの字がまたいい。タイトルからキャッチコピーや出演者・監督までが、全部手書き。ポスター内の何もかもが手書き手書き。パソコンでどんな文字でも美しく印字出来るようになった今、手書きの文字は逆に思いっ切り素晴らしいオーラを放って感じる。いいなぁぁ。ちょっと「ヒント」やなぁぁ。さぁ、12月アタマまで、パズル誌イラストの締め切りが続くので忙しくなる。寒くもなってきたし、うりゃっ、と行こう。そんなこんなです。
「ラッキー! クロスワード」誌のイラストが完了。編集部からのお題は、「寄る年波には勝てません ふとした拍子にトシを感じる…」↓ 編集部からのお題は、「子守り姿が似合う男性!? イクメン急増中♪」↓ 編集部からのお題は、「まさに時間の無駄遣い… そんなことして何になる?」↓ それから、「クロスワードOn!」誌のイラストも完了。編集部からのお題は、「心も体も癒やされる 冬はやっぱり温泉」↓ 編集部からのお題は、「ブルブルブル 寒いわけじゃありません!?」↓(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)さて、例によって、パズル誌のイラストを紹介した記事のときは、そのタイトルや絵から何か言葉を拾って何か書く。「そんなことして何になる?」<小芝居>花田部「なんでそんなことするんです? そんなことして何になりますん?」延山「へっ?」花田部「そやないですか? それで何がどうなりますの? ぜったいおかしいですやん。何の意味がありますのん? それでどうしますの? お金になりますの? みんながしていることですの? 僕のまわりの人は普通ダレもそんなんしてませんし、例えばうちの子供がそんなんしたい言うたら絶対に反対しますわ。ニヒヒヒ〜」延山「ふうん、花田部。そぉおおおなんやぁぁぁ」花田部「なんですの、延山さん、その反応は」延山「はなたべー、キミは、"そんなことして何になる"というようなコトを、全く何の疑いも無く言えるほど、ここまでの、そこそこ長い人生を、浅ーく暮らしてきた人間やってんなぁー」花田部「ななな、なんですか」延山「はなたべー、そういう意味ではほんとに幸せなやっちゃなー」花田部「どどど、どういう意味ですか。僕は僕なりに苦労してきたつもりですけどねぇぇ。それに、子供も居ない延山さんに何がわかるんですか?! 解るはずないやないですか!」延山「そうかぁぁ。じゃあ、つまりはー、キミの子供は苦労のかたまりのような子やってんなぁぁ。不憫な子やなぁぁ」花田部「だだだ、ダレもそんなんゆうてませんやん。僕の子供は、結構幸せやと思いますけれどね!」延山「じゃぁ、やっぱり幸せなんやないかー。よかったやないかー」花田部「はぁぁぁ? ゆうてる意味がよくわかりませんわ」延山「あんなぁぁ、はなたべ。キミはこのヨノナカが、”それをして何かになる”ことだけで成り立っていると、本気で思っているんかぁ? ここまで生きてきて、”それをしてちゃんと何かになる”と思ってた事がのちに無くなってしまったりする事があるのを見てこなかったんかぁー? “そんなことしていったい何になるのか?”とゆう事がのちにとても意味のある事になる時もあるのを感じてこなかったんかぁー? 」花田部「いや、何もそんな深いこと言うてませんやんー別にぃ。ちょっと言うたコトでそこまで言われたら、何も言えませんやん!」延山「ほう、ということは、意味のないことを、何も考えずにちょっとゆうてみたと。ふーん、しかし、それ…」花田部「なんですかぁ、ゆうてくださいよ!」延山「そんなことして何になる?」花田部「いいじゃないですか! 僕がどうしようと放っておいてくださいよ!」延山「なっ? 、そぉぉぉぉやろぁ〜?」花田部「……! あーーーっ!! ……」延山「あっはっはっはっは」花田部「……(カァッ!)」延山「わかった?」花田部「……(イライライラ)」延山「はっはっはっは」花田部「(ダッ、タタタタタタ、くるっ)」------花田部、走ってその場から少し離れて停まって、振り返り大きな声で------花田部「そういうところがイヤなんですわー!! なんか、なんでも楽しげやないですかー! そういうのがイラッとしますわー!!」延山「…、うん」花田部「ハァハァハァ、何ですか!」延山「そう! 最初っからそう言うたらええやないか。それやのに、ええとか悪いとか、正しいとか正しくないとか、どうなるとかこうなるとか、そういう形で言うからややこしいんや。自分が出来ないことを楽しげにやったりしたりするのを見てると、個人的にちょっと心が嫉妬したりイラッとするんやろ? ただ単に個人的にオレのことがイヤなんやろ?」花田部「いや、別に…」延山「せやから、イヤな思いさせたくないから消えるわな。どろろん」------延山、煙とともに消える------花田部「えっ、ちょっと待ってくださいよ。消えんといてくださいよ、ひとりにせんといてくださいよ! 寂しいですやん! ただ、かまって欲しくてアレコレ言うてるだけですやん!」------延山、煙とともに現れる------延山「どろろん。そうやろー? そういうことやろー? 人に甘えてるんやろー? ちゃんとそれくらい、自分で認識して素直にちゃんと表現しときぃなぁぁ。それやったらそれでええねんからぁー」花田部「…」延山「あっはっはっは」花田部「……やっぱり、イラッとしますわ」延山「どろろん」------延山、再び、煙とともに消える------花田部「…もぉぉぉ! そんなことして何になりますのんやーーーっ!」-----暗転------そんなこんなです。
最近、そう、だいたいここ1年〜2年くらい前から、特にここ1年弱はめっきりとって感じかな、カップ麺がダメになった。昔(と言っても数年前まで)は、平気で食べていたのに、最近、なんだか、「薬品っぽいにおい」というか「化学製品なにおい」というか、そういうのが最初にツンと鼻にきて、食べるのを受けつけなくなってしまった。昔さんざん食べた同じカップ麺でもダメなのだ。でも、ごくたまに、やっぱり昔「仲良し」だったカップ麺のことが心残りで、なんとなく買ってみたくなって、食べたことの無い製品のものを買って食べてみるけど、1.2回平気だったモノもあったけれど、たいてい、同じ感じで、最後まで全部食べられない。どういうことなのか?さんざん食べてきたので体が、「もう、アナタはコレ以上こういうのを食べたら体にダメ!」と教えてくれているのか?それとも、カップ麺に主に使われている添加物の種類か製品かが、一般人の知らないうちに変わって、それが僕の体に個人的に合わないものなのか?
それとも、最近食べ物に気を遣っていて、出来るだけ野菜や果物を食べたり海産物を食べたりしているうちに、体がピュアになってきたのか?タバコも2年ちょい吸っていないし。それとも、何かがあーしてこーして…。 とにかく、残念ではあるけれど、まぁ、「カップ麺がダメになった」というのは、めちゃくちゃ「悪いこと」でもないか、と。新鮮な野菜がダメになったとか、安全なお米がダメになったとか、そういうことでは無いので、まぁ、いいとするかぁぁぁぁ。これ以上はもう考えずに大丈夫なものだけを食べておこう。 そんなこんなです。
普段から、仕事以外のことでも、色々な事をこちょこちょとやっているけれど、ちょっと前から進めているのが、かつて読んだり見たりした書籍の読み直しだ。夏ごろから、昔読んだ村上春樹さんの小説とか、スヌーピーのピーナッツブックスとかを読み直したけれど、今度は、自分の本棚の一番下の段の一番隅ッコに注目している。そこには、随分と前に行った展覧会で買った図録や、随分と昔に買った画集などが置いてある。今まで手元に置いていたという事はつまり、その当時とても印象的なものだったりしたものだ。これまで経験した「阪神淡路大震災後の整理」とか「引っ越し」とか、そういう出来事があっても捨てずにいた本たちだ。だけど、ここ数年、いや、十数年や何十年、一度もページを開いてさえいないものが結構ある。そういう本を、ちょっと見たり読んだりしたいと思っている。別に、「あー、懐かしいですなぁぁ、思い出ですなぁぁ」なんて気分に浸りたい訳ではなくて、前に興味を持ったものにかなり時間をおいて触れてみて、結果、当時思ったことと違うことをもし感じられたのなら、いいかなぁと。そして、感じられるものがもしあったら、それを現在のいろんなことに今の感覚で還元したりしたいなぁ、なんて思ったりして。つまりは、「温故知新」と言ってもいいのかな? それにそもそも、こんなに長い間読んだり見たりしていなければ、中身をすっかり忘れていたりするものもあって、「新しく買って読む本」とほぼ同じであったりもして、ストンとストレートに何かのヒントのようなものや刺激が、あるかもしれない。むしろ、「すでに読んでしまったからこれは解っている」と、勝手にずれたところで思い込んでいることもあるだろうから、「あっ、こんなところに今にぴったりな感じがあったんだ」という意外な「感覚の取り込み」との出会いがあればなぁと。で、そのコーナーの隅ッコから、1986年と87年に観にいった展覧会の図録を3冊ひっぱりだして、ちょっとパラパラと眺めてみた。僕は、大学を卒業して一度就職をしたあとに、どうしても自分のやりたいことをしたくなって1年半で退職して、場所も内容も名前どおりの「大阪デザイナー専門学校」に2年通った。 その専門学校に行った期間が丁度1986年から88年アタマなので、その時期に観た美術展になる。どれも梅田の百貨店で行われた展覧会だから、同じ梅田にある学校の帰りに行ったのではなかったか。当時、お金をそんなに使えなかったので、充実した美術展に行っていい感じの図録が売っていても、泣く泣く買わずに帰ることもよくあった。それを思うと貴重な三冊だ。まずは、「イエルク・ミュラーの描く うつりゆく街展」。1986年8月から9月までの間に行っている。 開催場所は大丸梅田店の中にある大丸ミュージアム。大丸梅田店は大阪駅のターミナルビルにある。(当時そのビルは「アクティ大阪」と呼ばれていて、今は「サウスゲートビルディング」という名称になった)開くと、図録の間に新聞の切り抜きも挟んであった。この展は、スイス生まれの絵本作家イエルク・ミュラーの、展覧会だった。メインはミュラーの描いた「うつりゆく街」と「変わりゆく農村」の連作。それ以外に同じ様なテーマで描いた彼の絵本の原画もあったのだけど、展の中心に据えられていたのはその2つの組絵。 まず「うつりゆく街」の組絵は、趣のある美しかった街がどんどんと近代化されて無機質になっていく様子を定点観察で描いている。1953年から1976年まで時代を追っていく設定で、それを8枚の横長の絵にしている。そのうちの3見開きを。 そして、「変わりゆく農村」の組絵も同じように、村が近代化していく様子。 穏やかな情景が次第に無機質な感じになっていく様子は、なんだか身につまされるようだ。僕らの身の周りでもかつて起こった、趣のあった街の情景がどんどん無くなっていったのと同じだ。それに、この作者がこれを描いたのが1978年。僕が展覧会でこれを見たのが1986年で、その時「そう、今、まさにこんな感じになっちゃったなー」と思ったが、それからさらに28年。そこで終わりじゃなかった。街はさらに変わっていって、例えばその専門学校時代に行き来しウロウロした大阪駅周辺も、当時から充分に大きな都市だったが、あれからさらに開発が進んでビルはさらに高くなりツルンとして、その数もニョキニョキと増えて、そのエリアも広がった。「どこまでいくの? ほんとにそろそろええ加減にしといた方がええんとちゃうん?」なんて思う。そういうことを思ったり考えたりするきっかけには、この絵はいいかもしれない。また展覧会をするとか、ちゃんとした書籍にするとかすると、いいんじゃないかなぁ、と思ったりする。本棚の隅ッコからピックアップした図録の2つめは、「ボテロ展」。1986年10月の開催でこちらも大丸ミュージアム。ボテロの絵は一見ちゃんとした絵のようでいて、しかし、描いている人物が全て、ぽっちゃり。 特に「太った人」を注目して描いているという訳ではなく、とにかく出てくる何もかもが、ぽっちゃり。 みんなぽっちゃり。 そういう表現方法なのだぽっちゃり。 馬も木もぽっちゃり。 楽器もぽっちゃり。 ダンスもぽっちゃり。 とにかくぽっちゃり。 天使もぽっちゃり。あとボテロは、絵だけでなく彫刻もやっているのだが、もちろん、 ぽっちゃり。 あくまでぽっちゃり。去年の春に、友人Nと広島まで美術展を観に行った時、会場の広島現代美術館の敷地の中に、常設のボテロの彫刻を見つけた。 おっボテロ、と思った。ひと目で解る。そこがこの人のオリジナリティ。おまけに、実物はなんだかカワイイ。 「ボテロ」は、日本では一般的には、今だにそんなに知られていないみたいだけれど、この「キャラクター」的なぽっちゃり加減は、お金をかけて「表面的でありがちな一般的メディア宣伝」をしたら、結構、注目されて受けるかもしれないと思ったりする。けれど、それはそれで「なんだかなぁ」とも思うから、ひっそりとでいいから、またどこかで展覧会をしてほしい。最近これまたありがちな、「長蛇の列で長時間待ちで会場に入ってもギューギューあっつっつ」なんて展覧会になったりせずに、スッキリと気持ちよくゆっくりと直接また観てみたいなぁ。(沢山観客が入ってくれないと美術展という環境全体が、成り立たなくなるのは、もちろん重々承知なんだけどね)本棚の隅ッコから取り出した3つ目の図録は、「エッシャー展」。 これは阪神百貨店で1987年の4月にあった。そうかー、当時は阪神百貨店でも展覧会をしてたなー。バブル景気のピークに向かってまっしぐに登っていた頃だから、百貨店はもうキラキラの輝きが真っ盛りの頃やなぁ。 いわゆる、「たまし絵」で有名なエッシャー。上かと思えば下、下かと思えば上。外かと思えば中、中かと思えば外。「いや〜ん、あら〜ん、どうなっちゃってるのぉ〜ん?」な、そういうテクニカルな画、 だとか。ああ、クラクラする。それから、生き物がモザイク模様の様に、地と図で反転されつつ繋がり繰り返されていく、「いや〜ん、じっと見てたら何が何か解らなくなる〜ん」な画、 だとか。そして、その模様として地と図で組み合わさった生き物たちが、次第にウネウネと変態していく、「いや〜ん、見てたらなんだか、フラフラする〜ん」な画、 だとか。エッシャーは久しぶりに今回じっくり観たが、やっぱり、絶対にこの人は「変わった人」だ。間違いない。ぜったいオカシイよぉー、この人ぉぉ。しかし一方で、かつ、かなりアタマが良くないとこういうものは描けないだろなぁ。それにしても、改めて観ていると、なんだか随分と新鮮で今っぽい。特に生き物のパターンはデザイン的でシュッとしている。いわゆる、当時はなかった表現の「クール」な感じ。絵が持つ謎めいたところも、今、気にかけられそうな感触だ。最近の美術展の傾向は、「しばらく注目が下がっていた人に再注目する」ということも多い気がするのだけれど、エッシャーなんてのは丁度そんな感じで今ピッタリかもしれない、なんてことを思ったりする。今年、明石市立文化博物館で小さな展覧会があったらしいけど、好評だったみたいだ。もっと大きなところでドーンとやってもきっと、もっと沢山入る気がするなぁ。もし開催されたら、長ーい行列や長時間待ちや館内でのギューギューはいやだから、その時は、出来るだけ平日の天気の悪い日を狙って行こう。以上、本棚の隅ッコから、すくい取って久しぶりに見てアレコレ思った、図録三冊でした。これで、見たり思ったりした感覚が少し頭の中に入ったので、何かまたじんわりと暖められて、それが自分の中でちょっとでも何かの形になれば。そんなこんなです。
NO.0812 神戸市灘区岩屋北町阪神岩屋駅2014年11月4日 NO.0811 神戸市灘区岩屋北町阪神岩屋駅2014年3月13日 NO.0810 神戸市灘区岩屋北町阪神岩屋駅2014年11月4日 NO.0809 神戸市灘区岩屋中町敏馬(みぬめ)神社2014年11月4日 NO.0808 神戸市灘区岩屋中町敏馬(みぬめ)神社2014年11月4日 NO.0807 神戸市灘区岩屋中町敏馬(みぬめ)神社2014年11月4日 NO.0806 神戸市灘区岩屋中町敏馬(みぬめ)神社2014年11月4日 NO.0805 神戸市灘区岩屋中町敏馬(みぬめ)神社2014年11月4日 NO.0804 神戸市灘区岩屋中町敏馬(みぬめ)神社2014年11月4日 NO.0803 神戸市灘区岩屋中町敏馬(みぬめ)神社2014年11月4日 NO.0802 神戸市灘区岩屋中町敏馬(みぬめ)神社2014年11月4日 NO.0801 神戸市灘区岩屋中町2014年3月11日 NO.0800 神戸市中央区脇浜海岸通109シネマズHAT神戸2014年10月29日 NO.0799 神戸市中央区脇浜海岸通ヤマダ電気2014年10月29日 NO.0798 神戸市中央区脇浜海岸通日本赤十字社兵庫県支部2014年10月29日 NO.0797 神戸市中央区脇浜海岸通2014年10月29日 NO.0796 神戸市中央区脇浜海岸通マリンステージ2014年10月29日 NO.0795 神戸市中央区脇浜海岸通人と防災未来センター2014年10月29日 NO.0794 神戸市中央区脇浜海岸通人と防災未来センター2014年10月29日 NO.0793 神戸市中央区脇浜海岸通鎮魂のカリヨン時計塔2014年10月29日 NO.0792 神戸市中央区脇浜海岸通人と防災未来センター2014年10月29日 NO.0791 神戸市中央区脇浜海岸通兵庫県立美術館2014年10月29日 NO.0790 神戸市中央区脇浜海岸通兵庫県立美術館2014年3月11日 NO.0789 神戸市中央区脇浜海岸通兵庫県立美術館2014年3月11日 NO.0788 神戸市中央区脇浜海岸通兵庫県立美術館2014年3月11日 NO.0787 神戸市中央区脇浜海岸通兵庫県立美術館2014年3月11日 NO.0786 神戸市中央区脇浜海岸通兵庫県立美術館2014年3月11日 NO.0785 神戸市中央区脇浜海岸通兵庫県立美術館2014年3月11日 NO.0784 神戸市中央区脇浜海岸通兵庫県立美術館2014年3月11日 NO.0783 神戸市中央区脇浜海岸通兵庫県立美術館2014年3月11日 NO.0782 神戸市中央区脇浜海岸通兵庫県立美術館2014年3月11日 NO.0781 神戸市中央区脇浜海岸通兵庫県立美術館2014年10月29日 NO.0780 神戸市中央区脇浜海岸通2014年10月29日 NO.0779 神戸市中央区脇浜海岸通2014年3月11日 NO.0778 神戸市中央区脇浜海岸通2014年3月11日これまでの「僕に踏まれた風景(タテパノラマ)」はこちら。それから、なんで「僕に踏まれた風景(タテパノラマ)」をやり始めたかの説明は、「No.1〜21」の回のページの写真たちのずっと下の文章に書いてます。そんなこんなです。
NO.0777 神戸市灘区摩耶海岸通2014年10月29日 NO.0776 神戸市灘区摩耶海岸通2014年10月29日 NO.0775 神戸市灘区摩耶海岸通2014年10月29日 NO.0774 神戸市灘区日出町西郷川河口公園2014年10月29日 NO.0773 神戸市灘区日出町西郷川河口公園2014年10月29日 NO.0772 神戸市灘区日出町西郷川河口公園2014年10月29日 NO.0771 神戸市灘区日出町西郷川河口公園2014年10月29日 NO.0770 神戸市灘区日出町西郷川河口公園2014年10月29日 NO.0769 神戸市灘灘浜町2014年10月29日 NO.0768 神戸市灘灘浜町2014年10月29日 NO.0767 神戸市灘灘浜町2014年10月29日 NO.0766 神戸市灘区深泥町〜岩屋南町岩屋交差点2014年10月29日 NO.0765 神戸市灘区深泥町2014年10月29日NO.0764 神戸市灘区深泥町2014年10月29日 NO.0763 神戸市灘区岩屋南町ナフコ2014年10月29日 NO.0762 神戸市灘区岩屋南町ナフコ2014年10月29日 NO.0761 神戸市灘区深泥町〜岩屋南町岩屋交差点2014年10月29日 NO.0760 神戸市灘区都通西求女塚古墳2014年10月29日 NO.0759 神戸市灘区都通西求女塚古墳2014年10月29日 NO.0758 神戸市灘区都通西求女塚古墳2014年10月29日 NO.0757 神戸市灘区都通西求女塚古墳2014年10月29日 NO.0756 神戸市灘区都通西求女塚古墳2014年10月29日 NO.0755 神戸市灘区都通2014年10月29日 NO.0754 神戸市灘区都通阪神電車西灘駅2014年10月29日これまでの「僕に踏まれた風景(タテパノラマ)」はこちら。それから、なんで「僕に踏まれた風景(タテパノラマ)」をやり始めたかの説明は、「No.1〜21」の回のページの写真たちのずっと下の文章に書いてます。そんなこんなです。
29日に、タテパノラマを写すために、「HAT神戸」に行ってきた。「HAT神戸」は三宮などの中心部より少し東にある臨海都市だ。阪神西灘駅で降りて浜手方面へ向かって歩いて、トラックがバンバン行き交う交差点やランプを抜けて、整備されている公園に出る。 すると、そこにあった一本の桜が、季節はずれの花を咲かせていた。(桜やんねぇ? ↓)が、ここで、「異常気象?!」なんて躍起になってはいけない。毎年、秋になって一度冷えたあとに暖かい日が続くと、勘違いして出てくるコがいるものだ。定かではないが、そっちなのかもしれない。 | 春がきたーーーっ!! …あれ? / |しまった…こりぁ、違うなぁ… \ | えっ? つられてつい出てしもたやんかぁぁ \ | おいおい、どうすんねんなー \ | あーあ、無駄に花を使ったでぇー\ | おーいうしろー、そっちは出んときやー! \ 日の沈むのが早くなってきた。29日はあっという間に夕方になったので、少しだけ続きを写すために30日も「HAT神戸」に行ってきた。前日よりももっと西寄りのあたりへ。しかし、やはり昼をちょっと過ぎると、太陽は西の空へかなりの角度で傾き、日差しがすぐにオレンジがかった暖色系っぽくなって、フラットな感じに写真を写すのにはあまりいい状況とはいえなくなる。もう、冬の気配がきているなぁ。と感じながら、ふと見ると海面に光が反射してキラキラと光っている。わざと逆光で海面を写してみる。おお、綺麗やんかー、と。これでも時間は2時45分くらいだ。海を覗きこんでみると、小魚がサーッと移動するのが水から透けて見える。それを追ってゆく大きな魚も見える。| 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | やかましぃー / | 小魚やでー/ | 小魚やでー /| 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | やかましぃっちゅうねんー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / この臨海都市「HAT神戸」の敷地は、昔は川崎製鉄や神戸製鋼の大きな工場があった。僕が子供の頃は電車の中から浜手に、モクモクと煙を上げる工場の煙突が沢山見えていたものだ。前にも書いたが、僕の暮らした芦屋の浜手に沢山建っていた、また、今でもつきあいのある友人のヨシナガも住んでいた、「川崎製鉄の団地タイプの社宅群」は、ここで働いている人たちの住む住宅だった。この、工場が今は無くなって、当然、もともとそこで働いていた人たちが住んでいた、芦屋に多くあった「川崎製鉄の社宅群」も、今は無くなってほとんどがマンションになった。まぁ、あの昭和の時代を知っている人間には、そのあたりの全てがちょっと寂しくもあるけれど、その分、当時の海は汚かった。ほんとに、ほんとに、ほんっとに汚かった、臭かった。けれど今、大きな工場が無くなって、水が綺麗になって、こうやって魚が沢山泳いでいるということは、まあ、それはそれでいいことなんやろなぁ。と思う。この日はほんのちょっとだけの散歩程度にして、家に戻るために駅へ向かった。阪神電車の「春日野道」駅。この駅は地下にある私鉄駅で数年前に新しくなった。が、かつては、「ホームが素晴らしく狭くて怖い駅」だった。当時そこには、上り乗車下り乗車兼用の1本こっきりのホームしかなく、島状態になったそれを挟んで両脇に線路が走っていた。その上、そのホームがとても狭く、おまけに、普通電車しか停まらない駅で、次の「三宮駅」を出た特急や「三宮駅」へ向かう特急などが、狭いホームの両側をビュンビュンと走る度に、ドキドキビクビクとするというホームだった。 今では、上りと下りのホームが別々になり、スリリングな駅では無くなった。が、昔の「島のホーム」が今でも、線路を挟んで真ん中に当時のまま残っているのだ。ほら↓、 せっかくあるんだから入場料でもとって、「体験・両脇電車ビュンビュン」でもやればいいのに。と、そんな事をヒヒヒと思ったりする。で、たしか、昔、学生の頃あたりに読んだいしいひさいちの4コママンガで、ここのホームの狭さがネタにされていたような気がするよなぁ、と思ったりする。(いしいひさいちさんは、今は何処の在住なのか知らないけれど、関西大学に在学し、神戸にも暮らしたことがあるらしい)実は、ずっとそのマンガが気になっている。もしかしたら、学生時代、寮に下宿していた友人の部屋で読んだ、コミックスの中の一冊だったのかもしれないなぁぁ。どう? 違う? ある? (ある友人Nに対する個人的メッセージです)昨日の31日は、「あっ、これは買っておこうと思ってずっと忘れていた」、という画材を思い出して、急遽三宮に買い出しに行ってきた。「IROJITEN(いろじてん)」というシリーズの色鉛筆。 もう20年以上前に少しずつ集めて全90色が揃っているのだけれど、その内の何色かがもう極端に短くなっている。最近、たまに使ったりするようにしているので、ちょっと気にしていた。で、友人がFaceBookだかに、多色の色鉛筆の写真をあげているのを見て思い出して、「あーっ、色鉛筆、短くなっているのをすぐに買っておこう、 何でも無くなっちゃうこの頃やから今のうちに買っておくべきやなぁ」と思い立ち、短くなった色鉛筆数本のストックを買う為にササッと行ってきた。なのだけど、三宮に出たかった理由がもう一つあった。これまた少し前に、古くからの知人がFaceBookやブログに、有名な大阪発祥の「551の蓬莱の豚まん」のことを載せていて、それを見ていると、なんだかどうしても食べたくなってしまったのだ。普段、僕の場合、蓬莱のお店を見かけることは結構ある。よく使う阪急神戸三宮駅東口の改札の正面にあるし、家族が住んでいる家へ向かう途中の西宮北口の構内にもある。阪急の京都線や宝塚線を利用するときに乗り換える十三にもある。そんな風に普通で日常的だから逆に、スッと通り過ぎてしまう。まぁ「また、そのうち買って食べたいな」くらいは思うが、たいていは、さらっと風景として通り過ぎる。しかし、ああやって、「おいしいっ」って写真入りで見せられると、なんかものすごく食べたくなってしまった。そういう訳で、阪急神戸三宮駅東口の改札にある蓬莱で買って帰った。 実は、神戸には、「一貫楼」(いっかんろう)というチェーンの豚まんのお店もある。三宮ではJRと阪急の間のフラワーロードに面したガード下にある。個人的には、ここの豚まんも、嫌いじゃない。だから、ふと思い立って、両方買って帰ることにした。 となると、じゃぁさてさて、食べ比べだぁー、ということになるのだけれど、不思議なことに、551を先に食べてから次に一貫楼を口にすると、「551の方が美味しい」と感じたが、今朝、一貫楼を先に食べてから次に551を口にすると、「一貫楼、美味しいじゃないか!」と感じた。よく解らない。(ガクッ)どちらも美味しいということか?「豚まんは1つにしておきなさいな」という事か?まぁさておいて、実は、神戸三宮には個人的にもうひとつ気になる豚まんがある。「太平閣」というお店の豚まんだ。交通センタービルから南へ交差点を渡って右に折れて、パチンコ屋の間のセンター街へ向かう路地の途中にある。昔はこの太平閣、奥がちゃんとした料理店になっていて、そこで中華料理を食べることも出来た。しかし、今では、外で豚まんを販売しているだけの、小さな豚まん専門店になってしまった。ここの豚まんが、以前は「美味しい」と思っていた。今はどうなのか?また買って食べ比べをしてみたい。「551」や「一貫楼」とも比較して。が、一度に3個食べるのはさすがにもうヘビーだ。だから、2種類ずつ買って食べ比べて、総当たり戦にすればいいのか。名付けて「神戸豚まんリーグ」。「551 対 一貫楼」は済んだので、あとは「551 対 太平閣」「一貫楼 対 太平閣」。そして、そのあと2つに絞って決勝戦。この秋から冬に向けて。-------、太りそうや…。絵は、いや、彫刻でも詩でも文章でも、「定型で作るモノ」では無い場合はみんな、どこで、どの地点で、「おしまい」ということにするか、それが難しい。「いかにも未完成」というのでは納得いかない。しかし、ある意味キリがない。どこかで「抜く」が有効な時もあるし、またやりすぎて良くなくなったりする時もある ↑このコも、どの地点で「おしまい」ということにしようかと言うことが、悩ましいところ。まあ、でも、まだ、もおぉ、ちょい足りない、かな?うん、ちょい、足りないなぁぁ。で、このコが終わったら次は、このコたちだ。 てな訳で、着々と秋は深まって、冬がもうすぐそこまで。11月半ばから12月あたまにかけては、年末進行でアレコレ忙しくなる。ので、それまでちょっとだけユックリしたら、がんばろうか。| まだまだ、まだらーっ /そんなこんなです。