「ラッキー! クロスワード」誌のイラストが完了。
編集部からのお題は、
「寄る年波には勝てません ふとした拍子にトシを感じる…」
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編集部からのお題は、
「子守り姿が似合う男性!? イクメン急増中♪」
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編集部からのお題は、
「まさに時間の無駄遣い… そんなことして何になる?」
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それから、
「クロスワードOn!」誌のイラストも完了。
編集部からのお題は、
「心も体も癒やされる 冬はやっぱり温泉」
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編集部からのお題は、
「ブルブルブル 寒いわけじゃありません!?」
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(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
さて、例によって、
パズル誌のイラストを紹介した記事のときは、
そのタイトルや絵から何か言葉を拾って何か書く。
「そんなことして何になる?」<小芝居>
花田部「なんでそんなことするんです? そんなことして何になりますん?」
延山「へっ?」
花田部「そやないですか? それで何がどうなりますの? ぜったいおかしいですやん。何の意味がありますのん? それでどうしますの? お金になりますの? みんながしていることですの? 僕のまわりの人は普通ダレもそんなんしてませんし、例えばうちの子供がそんなんしたい言うたら絶対に反対しますわ。ニヒヒヒ〜」
延山「ふうん、花田部。そぉおおおなんやぁぁぁ」
花田部「なんですの、延山さん、その反応は」
延山「はなたべー、キミは、"そんなことして何になる"というようなコトを、全く何の疑いも無く言えるほど、ここまでの、そこそこ長い人生を、浅ーく暮らしてきた人間やってんなぁー」
花田部「ななな、なんですか」
延山「はなたべー、そういう意味ではほんとに幸せなやっちゃなー」
花田部「どどど、どういう意味ですか。僕は僕なりに苦労してきたつもりですけどねぇぇ。それに、子供も居ない延山さんに何がわかるんですか?! 解るはずないやないですか!」
延山「そうかぁぁ。じゃあ、つまりはー、キミの子供は苦労のかたまりのような子やってんなぁぁ。不憫な子やなぁぁ」
花田部「だだだ、ダレもそんなんゆうてませんやん。僕の子供は、結構幸せやと思いますけれどね!」
延山「じゃぁ、やっぱり幸せなんやないかー。よかったやないかー」
花田部「はぁぁぁ? ゆうてる意味がよくわかりませんわ」
延山「あんなぁぁ、はなたべ。キミはこのヨノナカが、”それをして何かになる”ことだけで成り立っていると、本気で思っているんかぁ? ここまで生きてきて、”それをしてちゃんと何かになる”と思ってた事がのちに無くなってしまったりする事があるのを見てこなかったんかぁー? “そんなことしていったい何になるのか?”とゆう事がのちにとても意味のある事になる時もあるのを感じてこなかったんかぁー? 」
花田部「いや、何もそんな深いこと言うてませんやんー別にぃ。ちょっと言うたコトでそこまで言われたら、何も言えませんやん!」
延山「ほう、ということは、意味のないことを、何も考えずにちょっとゆうてみたと。ふーん、しかし、それ…」
花田部「なんですかぁ、ゆうてくださいよ!」
延山「そんなことして何になる?」
花田部「いいじゃないですか! 僕がどうしようと放っておいてくださいよ!」
延山「なっ? 、そぉぉぉぉやろぁ〜?」
花田部「……! あーーーっ!! ……」
延山「あっはっはっはっは」
花田部「……(カァッ!)」
延山「わかった?」
花田部「……(イライライラ)」
延山「はっはっはっは」
花田部「(ダッ、タタタタタタ、くるっ)」
------花田部、走ってその場から少し離れて停まって、振り返り大きな声で------
花田部「そういうところがイヤなんですわー!! なんか、なんでも楽しげやないですかー! そういうのがイラッとしますわー!!」
延山「…、うん」
花田部「ハァハァハァ、何ですか!」
延山「そう! 最初っからそう言うたらええやないか。それやのに、ええとか悪いとか、正しいとか正しくないとか、どうなるとかこうなるとか、そういう形で言うからややこしいんや。自分が出来ないことを楽しげにやったりしたりするのを見てると、個人的にちょっと心が嫉妬したりイラッとするんやろ? ただ単に個人的にオレのことがイヤなんやろ?」
花田部「いや、別に…」
延山「せやから、イヤな思いさせたくないから消えるわな。どろろん」
------延山、煙とともに消える------
花田部「えっ、ちょっと待ってくださいよ。消えんといてくださいよ、ひとりにせんといてくださいよ! 寂しいですやん! ただ、かまって欲しくてアレコレ言うてるだけですやん!」
------延山、煙とともに現れる------
延山「どろろん。そうやろー? そういうことやろー? 人に甘えてるんやろー? ちゃんとそれくらい、自分で認識して素直にちゃんと表現しときぃなぁぁ。それやったらそれでええねんからぁー」
花田部「…」
延山「あっはっはっは」
花田部「……やっぱり、イラッとしますわ」
延山「どろろん」
------延山、再び、煙とともに消える------
花田部「…もぉぉぉ! そんなことして何になりますのんやーーーっ!」
-----暗転------
そんなこんなです。