7月26日に終わってた、
『文字の大きなクロスワードEX』誌のイラスト。
これももう9月2日に発売にになってます。
編集部からのお題は、
〝 うれしはずかし 初めてのペアルック 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 このクロスに恋しちゃったかな? 必ず「こ」が入っています 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 新鮮なうちに召し上がれ 食べ物も情報も鮮度が命! 〟
↓
以上、
『文字の大きなクロスワードEX』10月号 用のイラスト。
発売中、
全国の書店で。
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
●
↑上のイラストから。
1番目のイラスト。
これは『文字の大きなクロスワードEX』誌で、
50音を使っての、
〝必ず〜がはいっています〟のシリーズクロスワードに、
描いているイラスト。
(このパズル作家さんもすごい)
前々々々号の、
〝 必ず「か」が入っています〟
↓
前々々号の、
〝 必ず「き」が入っています〟
前々号の、
〝 必ず「く」が入っています〟
そして、
前号の、
〝 必ず「け」が入っています〟
そして、今回の「こ」。
以上「かきくけこ」を並べてみました。
●
あとのイラストは別にないかな。
◆◆◆
前回の「妄想」謎回で、
母のいるマンションの負債の件について書いているうちに、
いろいろと書き加えたくなってきたので、
追記を。
●
阪神淡路大震災で被災したあと、
母の願いを叶えてあげたくて、
父母が住むためにローンの名義人になって購入したマンション。
父の死後、
父と僕の連名だった負債者は、
もちろん母が引き続き住めることを目的に、
相続という形で単独でひきうけて、
僕の名前で借金をしている。
(ローンのお金は母が年金から引き続き払っている)
その分も含めて、
父の死後の色んな手続きを僕がただ一人でやり始めた時、
(今から1年半くらい前)
かなり早い時点で、姉は、
まるであわてたように、
「お父さんの後の負債人は私には収入が少ないからムリだと思う」
ということを本人から直接言わずに、
母に頼んで間に立てて母に言わせた。
「●子がこういっているから」と僕に。
(その時に本人はいない)
そして、
すぐ後に、
「お父さんの抜けたあとマンションの登記の名義には入れてほしい」
(マンションの登記の名義は僕と父と母の三人になっていた)
ということをこれまた母に頼んで間に立てて母に言わせた。
「●子がこういっているからしてあげて」と。
(同じくその時に本人はいない)
もう、
あきれ返った。
母には軽く文句を言ったが、
本人にはもう何も反論も言う気さえおきなかった。
負債に関しては、
そんなこと、
だいたいもう、
父が亡くなった時点で、
そのまま単独で負債者になる覚悟はしていた。
母が僕への「ここに住みたい」と言う願いを、
叶えてあげたくて負債者になったのだから、
母がこの世にいる限りはあそこの負債者でいてあげようと思っている。
そして、
姉のことはハナから期待していないしアテにもしてない。
もう、ぜんぜん。
言われなくても。
全く、ひとかけらも。
みじんこの目ほども。
コロナウイルスの突起ほども。
それに、
姉がもし「心ある兄弟」ならば、
収入が少なくても、
「何とか私も分担して責任もってあげたいのだけれど、
何か方法はないかしら。ごめんね」
くらい本人が直接僕に言いにくるだろう。
(もちろんそれは「そう言っておいたらいいんやな」な、
口先テクニックだけでは無くて本気で行動覚悟で)
それから、
登記の名義に関しては、
別に姉が心配しなくても、
父の持っていた分に関して、
そのままでちゃんと全うに相続手続きをすれば、
法で決められた分割の取り分で家族に相続できることになっている。
だからその形で分割して相続して登記した。
まぁ、この形にすることは、
あとあと面倒くさいのはわかってる。
そもそも、複数の名義にしてとか、
あとから面倒になる種だ。
特に姉のように「自分自分自分」しか考えてない人が入ると。
もし、
「大人」で「発言力」のある親戚のおじさんがいたら、
「負債はハジメひとりが負って、お金は母親が払っているのだから、
この時点では名義はこの二人にしておくのがスジじゃないか?」
くらい言ってくれるだろう。
しかし、
そんな“いいおじさん”はいないし、
「良心的な話し合い」なんて姉には絶対に無理だし、
「私は何も無くて可哀想やぁぁ」とか、
ごちゃごちゃ言い出して母が悲しい思いをするので、
まぁ「法で定められた形」で、
父の分を分割して遺族全員に相続する、
という形にした。
けれども、
これも、
姉がもし「賢くて心ある兄弟」ならば、
「あとあとハジメが面倒くさくならないように、
名義は最終的にハジメひとりになるようにしとき。
負債の責任はハジメが負っているのだから。
お母さんがいなくなったらここ売って負債を返したらいいから。
ここ売ったお金はお母さんのものだとしたら、
結果的にお母さんが自分のお金で全部返したってことになるから。
で、返して余った分があったら半分コにしよー♡」
くらい姉の方から直接言って自分は自分でやっていくだろう。
でも、
たぶん姉は、
これらのことを聞いたら、
「自分に都合のいいことばっかり言って!!」
と思って、
怖い顔をするんだろうな。
「するべきことはしたくないけれど、
周りのものはできるだけ何でも欲しい。
そしてその中で誰かに依存して好き勝手したい」
ということを60年も無理に押し通してつづけていると、
人間って心が腐るんだな、
とつくづく思う。
●
まぁでも、
結局は、見方によれば、
僕も母もいいように姉に使われて利用されて、
うまくしてやられていとも言える。
「ゴネ得」というやつかな。
例えば、
NHK-Eテレのわかりやすい法律相談番組は、
「そういうのはのちのちに問題にならないよう
家族みんなで話し合ってうまく解決していきしましょう」
なんて言うかもしれない。
例えば、
何でもしっかり自分の言い分を通して、
常に問題のないようにしている人から見れば、
「もっとちゃんと主張しないと、
自分が不利にならないようしっかり言わないとあかんやんけー」
なのかもしれない。
でもなぁ、
そういう常識とか理想みたいなの超えちゃってるのだ。
姉は。
姉が何かを「する」とか「したくない」と思ったら、
もう絶対そうしたいんだ。
また逆に姉に「こうしてほしい」と言っても、
大事なことや重要なことに限って拒否をする。
そうなったら、
そもそも姉とは話合いにならない。
こちらの主張は聞かない。
そこからは譲らない。
「ここはこうするかわりにここは我慢する」とか、
「少し心配だけどアナタを信じて辛抱する」とか、
そういう気持ちは一切ない。
家の中だけの自分の世界だけの人で、
3歳くらいの子供みたいなもんだ。
ゴリ押し通す。
めちゃくちゃする。
わめく、延々とすごい勢いでぎゃあぎゃあ言う。
場合によっては「イヤ」とだけ言って、
永遠に知らんぷりしたりもする。
相手が疲れるまでやり通そうとする。
家の中だけの世界で(外ではおどおどしている)。
そして相手が母ではなく僕で、
自分が下になりたく無くて直接お願いしにくい事や、
きっとお願いしても普通なら無理そうな事の場合は、
母を巻き込む。間に立てる。
まずは母にお願いする。訴える。
「“私にやってあげて”と頼んで」と。
しかも「ハジメはきっと私が嫌いやからやってくれへんわぁ」
とか曲がったところから入って母の心を揺らす。
そう、
姉は母のウィークポイントをよく知っている。
母にとって家族は「仲良く楽しくしていて欲しい」もので、
二人の子供たちは自分にはとても大切で、
その二人は仲良くしていてほしいと思っている。
(まぁ、母親なら当然なのかもしれないが)
そのあたりの母の気持ちを姉は知っていて、
そこを突いてくる。
私は仲良くしたいのにハジメは私が嫌いだから言うことをきいてくれない、
あなたの大切な子供である私はこんなに辛くて悲しい、
ハジメもお母さんの大切な子供なら私にそんなことをする?
みたいな感じで「哀れな小鹿のバンビ」の顔で訴えまくるのだ。
そうすると母は悲しい気持ちになって、
なんとかしてあげたくなり、
さらに姉がガンガンとものすごい勢いで色々言いまくると、
だんだんワケがわからなくなってそのままに、
フラフラ言いなりになったりその気になってしまったりする。
また姉は僕に対しても、
僕が「母を大切にしている」ことを知っていて、
母が言うとできるだけ叶えてあげたくなるのを知っている。
そこを僕のウイークポイントとして突いてくる。
だから母に言わせる。
しかし、
そこを突いてもどうしても僕が願い通りにしてくれない時は、
またまた自分は可愛そうだハジメは冷たいし家族はバラバラだ、
と母のウイーポイントをついて母を悲しい気持ちにさせて、
してくれなかった分、
僕を下げたりもする。
そういった風に母を盾にして、
ゴチャゴチャに持ち込んで、
その果てに自分の想い通りにしようとする。
だから、
単純に「話し合いしまししょう」とか「主張して」とか、
そういうのは、
「普通」の「大人」じゃない姉にはなかなか難しいのだ。
「道理」とか「今までを考えて正しい形」とか、
そういうのは姉には関係ないのだ。
そして僕は、
常に母を人質にとられているようなものだ。
まぁ、世の中には、
そのような立場の時でも、
「道理」とか「今までを考えて正しい形」に合わせて、
自分に負担のないように強行にやってしまう人はいるだろう。
そういう人は、
姉がわめきちらして母に悲しい思いをさせても、
平気なんだろう。
いやそれ以前に、
そもそも最初から、
そう言う状況ならば、
いくら母の願いでも負債者になったりしないか。
でも僕には、
「母にイヤな思いをさせたくない」
「母を大切にしたい」
がやはりどう考えても大事だ。
子供達を大切にしていつも無条件に応援してくれた母だ。
これはかなり大きい。
そして、
そういう僕の優しさが本当に僕の「弱点」だとか、
思えないのだ。
そうか?
そういうのは、
それを利用してどうこうするヤツの方が悪い。
だろう?
どうして悪いヤツの方を立てる必要があるのだ?
バカみたいだ。
それに、
もしウィークポイントだとか弱点だとしても、
「姉の都合のいいようにされている」とは思ってはいない。
僕にとっては、
「母の願いを聞いている」
それだけだ。
そう、
母がいるからしているのだ。
(ちなみに、
僕が母を大切にしているといっても、
別にベタベタしているワケだはない。
むしろ姉の方が昔から母にベタベタとしていた。
でも本当の意味で姉は母を大切にはしているとは思えない。
行動でもって示さずに「大切に思ってるもん」なんてせいぜい言うだけのことだ)
●
だけども、
ちょっと不思議なのは、
思い返せば、
父の入院から死後の手続きまでのあの間、
「父が施設に入ったら家にお金を入れてほしい」だとか、
「この家に一緒に住んでほしい」だとか、
さすがにあまりにむちゃくちゃなお願いに関しては、
さすがにそんな僕でも、
母を傷つけない程度にやわからく拒否したりとかもしてきた。
それが、
どういうワケか、
あの「マンションの名機」に関しては、
よくある、
勘のようなもので「これはあかん」なんて感じたりもしなかった。
すんなりなんだか「これでもいい」という気がしたんよな。
それは、
「そうしても先々問題がない」からなのか、
「実はこの形にしておいた方が僕にとってうまくいく」なのか、
そのあたりは自分でも今はわからないのだけれど。
いや、
なんとなく思っただけで、
当時は何から何まで一人で手続きに走りまわっていて、
ただ疲れてどうでも良くなって勘が鈍っていた、
からなのかもしれない。
わからない。
●
まぁしかし、
いろんなことを思ったところで、
今の現状が変わるワケではない。
去年10月くらいから母が何もできない今の状態になって、
姉は今までのように思い通りにしてもらえなくなり、
また僕が平日毎日行って母と親密度が上がってからは、
その前とは多少状態は変わっているとは思うけれど、
姉自体が変わったワケではない。
これまで形づくられたこともそのままだ。
とにかく、
僕にとって「ややこしい」状態は、
まだこれからも続く。
そして将来、
「ああしてほしいこうしてほしい、じゃないと実印押さない」
とか姉が言いだして、
やっぱり結局ゴジャゴジャゴジャにとややこしいことに、
なってしまうのかもしれない。
そのあたりは今はわからない。
●
それにしても、
どうして、
「自分のするべき事」だとか、
「自分の仕事」だとか、
「自分の生き方」だとか、
「自分の日々を楽しむ」だとか、
そういうこと以外に心と時間を費やされてしまうのか、
僕は。
いや、
母のことに関しては「自分のするべき事」なので、
心と時間を費やされるのは当然なのでかまわない。
問題は姉だ。
何の運命だ。
ほんとうに。
全てのもとは、
「するべきことはしたくないけれど、
周りのものはできるだけ何でも欲しい。
そしてそこで誰かに依存して好き勝手したい」
ということを60年押し通し続けている、
姉だ。
母に全てしてもらっていいように利用して、
しかも母を盾に弟までもいいように使おうとしてきた、
そんな姉が、
原因だ。
●
以下こんなことを書くと、
「佐野さん、それはちょっとコワイ」
と思われるかもしれないが、
もうここまできたら、
姉がこのままさらにどんな風に腐り続けていくのか、
そして、
腐って中からくずれて、
どんな風に終わっていくのか、
見届けたい。
と、
そんなこともちょっと思ったりもする。
●
それにしても、
だ。
本当に、
ごめんな。
まだ誰だかわからない、
将来の僕のパートナーよ。
そういう人が本当にどこかにいるならば伝えたい。
こんなややこしいめんどくさい状態になっていて。
本当にすまない。
自分が原因でないにしても、
本当に申し訳ないと思っている。
ただ、
わかってほしい。
僕は「母を大切にしたい」という気持ちに関しては、
昔から一点の曇りも無い。
姉などは母に対して、
「自分の思い通りにするために、ラクするために、
母に負担をかけたりしんどい思いをさせても平気」
で、
「人を大切にしないが、家族は私のことは大切にしろ!
そしたら私も少しくらい優しくしてあげてもいい」
そういう人だ。
こんなことを姉が聞いていたら、
腹を立てて、
僕の小さなアラを無理やり探して見つけては、
「母を大切にしたいとか言っているけれど、
このことやあのことはどうなんや!!
大切にしてへんやんなぁ」
と僕を下げにかかるくらいに、
曲がっているそんな姉だ。
運悪くそんな姉を持ってしまったために、
こんな状態になってしまったが、
一方でそれは、
僕に「自分のことを大切にしてくれた人は大切にしたい」
とういう気持ちが強くあったから、
そこに引きずりこまれてしまった、
のでもある。
母は子供たちを大切にしてきた。
だから僕も母を大切にする。
それだけだ。
別にマザコンなわけじゃない。
そして、
そういう僕の持っている、
“大切な人へのそういう気持ち”は、
必ず君にも向ける。
いや、自然に向いていくだろう。
ああいう身勝手な姉を持っていると、
ほんとうにそういうのは大切だな、
と身に染みて感じている。
特にこの数年。
母にしていることは、
その「前例」と思って信じてくれていい。
君を大切にする。
本当に。
だから分かってほしい。
そして、
できれば、
僕の力にもなってほしい。
頼む。
そしたら、
僕は君にはさらに、
沢山の「楽しい」をあげる。
約束する。
●
ふと見上げれば、サリーちゃんのパパ
そんなこんなです。
That's all for now.
✓