6月4日には完成していた、
『漢字大満足100問』誌のイラスト。
編集部からのお題は、
〝 掘り出し物も♪ 〟
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編集部からのお題は、
〝 見事なアドリブ 〟
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編集部からのお題は、
〝 みんなが納得! 〟
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編集部からのお題は、
〝 かけがえのない 〟
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以上、
『漢字大満足100問』6月号 用のイラスト。
4月18日、全国の書店で発売。
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
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今回も、
イラストに関しては特に何もなく。
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今日は姉が仕事が休みだと、
朝かけた電話で母からそう聞いたので、
行かずに自宅で自分のことをしている。
先週の水曜から7日間、
母のところに行っていたことになる。
仕事、洗濯、掃除、買い物、
あっと言う間に1日終わるな。
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で、自宅なので、
「久々の洗濯」などの用事を済ませてから、
午前11時前ごろマンションの玄関の郵便物を見に行った。
そうしたら、
うちのマンションの1階に住んでいる、
「いつも人のことに興味津々、うわさ大好きで、こちらのことも根掘り葉掘り聞いてくる」なおばさんが、
郵便受けのところにいた。
(待ち構えていた? たまにちょっとそんな気配がする)
“わ、しまった、勘弁して”
と思ったけれど、
そこはいつものようにニッコリとしてから、
「こんにちは、久しぶりー」と挨拶して、
郵便受けを覗いた。
すると斜め後ろに移動していきなり、
「コロナにかかってない〜? 大丈夫ぅ〜」と、
ねっちりとした感じにニヤニヤ聞いてきた。
“もぅ、いきなりそれは何て失礼なことを聞くねん?”
と思って、
“かんべんしてー”と思ったけれど、
すぐに「いたづら心」が湧いて、
じっとこちらを見ているのは解っているから、
郵便受けを覗きながら、
ちょっとクラクラとしてフラッとして膝をガクッとして、
崩れそうなフリをした。
そうしたら「どうしたの!?大丈夫ぅ?」
と言ったので、
うっすらとニッコリしながら黙って振り返った。
そしたら少しニヤニヤな感じで、
「コロナになったんとちゃう〜?」
と彼女は言った。
しかし、
振り返った時、
さっきよりほんの少し後ろに下がっているように見えた。
あははは。
ほーらほーら、
怖いんだろう〜?
人のことにいちいち口挟んでいると、
自分に返っていつか痛い目に遭うこともあるので、
気をつけや〜。
しかしもうほんまに、勘弁して。
午前中からいきなり「コロナにかかってない〜?」とか面白そうに、
別に本気で心配している訳でもなかろうに。
いや、本気で心配するような優しい人なら、
いきなりこちらの様子もちゃんと見ないでそんなこと言わないな。
それに、
一ヶ月くらい前も一度出会うなりいきなり同じことを聞かれたので、
あの時は階段を上りながらよろけたフリをしたのに、
忘れちゃったの?
芸風憶えていてよー。
あの時は「何してんのー」とか笑って言ってたのに、
今日は前よりちょっとマジっぽかった。
絶対に一歩下がった。
見逃さないぞ。
まぁ、
今日は少し寝不足で疲れていて、
実際に目などはどよんと死んでいただろうから、
かなり本当っぽく見えたのかもしれないけれど、
あんた、「コロナにかかってない?」と言われたすぐあとで、
クラクラするなんてあまりにタイミングよすぎるだろう?
それに、
そうなっていると僕本人が解っていたら、
ここにいないって。
だから、
「かかってない?」って聞かれても。
このあと、
もしかしたら、
「うちのマンションのサノさんはコロナかもしれない」
とアチコチで言いふらされてるかもしれないな。
世の中にはコロナに実際にかかって、
当人や家族が亡くなったり今も入院していたり、
無症状でも人に避けられて悲しい思いをしている人もいるだろうに、
軽々しく「ネタ」みたいにニヤニヤしながら口にして、
しかも自分だってなるかもしれないのに、
ほんとに失礼。
冗談のつもりなら、
程度が低いしセンスがない。
そんなこと言っている人、
結構いるかもしれないな。
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だいたいが、
うわさ話がものすごく好きな人に限って、
自分のことはあまりに知られたくなかったり、
言いたがらなかったりするもんで。
そのおばさんは、
独身で一人で暮らしているのに、
ごくごくたまに左手薬指に指輪をしている。
それに気づいた時、
「んー、どういうことー?」とちょっと思ったりもしたが、
まぁ、どうでもいいし、
人のプライベートはプライベートだし、
そして、
ああいう人はきっと逆に自分のことは言いたがらないだろうから、
そっとしといてあげている。
(わっ、オレって上から目線でヤな言い方!)
そんなこんなです。
That's all for now.
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サノヤ神戸堂
