数日前に完了していた、
『クロスワードエンタメプラス』誌のイラスト。
編集部からのお題は、
〝 お茶の間の人気を席巻した 偉大なコメディアン 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 あれも! これも! 引いちゃった 〟
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編集部からのお題は、
〝 思わずゾッとするような… 身の毛もよだつ 〟
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編集部からのお題は、
〝 遠くへ行きたい♪ 〟
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(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
●
↑上のイラストについて。
一番上のタケちゃんマン。
これをやっていたTV『オレたちひょうきん族』は、
1980年代は大好きでよく見てケラケラ笑っていたけれど、
もう今はバラエティはほんとに興味が無くなった。
たまに何かの拍子で観てしまうくらいで。
それに、
当時は親世代の中年以上の大人はたいてい、
「なんてバカバカしいテレビなんや!」
と怒っていたものだけれど、
今の中年以上の大人はもう今では、
普通に見ているものなー。
まあでも、
ちょこちょこと近頃では、
「観る気がしない」人もそこそこいるみたいで。
●
さて、
前回書いた、
ゴールデンウイークの真ん中に姉が、
「AといえばB、BといえばA」になって、
「かんべんしてよー」と思ったという話のつづき。
あの最後に、
「ああなったのは、
あの書類にまつわって、
ちょっとした理由もあるのかもしれないかもなー」と、
書いたことについて。
全部話が書けるか?
例によってきっと長くなるぞ。
最後までいけるか?
アレコレ書いているけれど、
長いので、
「読むのやめようかな?」と思う人はここで、
閉じてもらったら。
そもそも「あの書類」というのは、
あの、母と姉(とかつては父も)の住んでいるマンションの、
損害保険の詳細の書類と、
その保険に関するパンフレットが入った封筒だ。
しかもそれは、
父親の死去後のローンの負債の相続の手続きを完了する前のもので、
その手続きを始めた最初の頃に、
僕が保険会社に電話して送ってもらったものだ。
そして、
送ってもらった理由は、
今回の相続手続きには別に関係ない。
(ガクッ)
あーー、
もう書いていてややこしい。
ややこしい人にまつわる話は何でもややこしくなるもので。
(だから長くなる)
●
どうしようかな、
じゃ、
まず、相続のことについて。
何度もくりかえして書くけれど、
あのマンションは震災後に父母たちが住むために、
年齢的に父親だけでは借りられないというので、
内心は「どうかなー?先々」とも思いつつ、
母の希望と願いを聴いてあげて、
僕が父との共同負債者になってローンを組んだ。
(頭金は前の住居を売ったお金を使った)
で、
去年父が死んだあと、
そこに住んでいる姉が真っ先に、
「私は収入が少ないから負債者になれないから」
と、調べたり事前の話し合いとかもなしに言ってきた。
「いきなりそこか!」と思ったし、
僕の意志と離れた物事でこういう問題の残る責任を、
一人っ子のようにスルスル負うのもヘンな話だけれど、
そこに至るまでに去年あった、
父の病室に最初の1回程以外は近寄りもしなかったり、
そのくせ「たいへんやねー」とか口先だけで言ったり、
一方で入院後すぐに、
「もし施設に入ったらお金が大変やから家にお金いれる約束してほしい」
と言い出したり(しかも最初は母に言わて)、
葬儀や直後の手続きもほぼ全て僕がやったり、
「わたしもやったもん」と言ったり、
などなどのことで、
もうホントそこまでの時点でうんざりで、
もう何がどうでも良くなっていたし期待もしてないので、
まぁ、とにかく母がいるうちは責任持つかと、
僕がそのままローンの負債相続をする手続きをすることに決めた。
(もちろんお金は母が少ない年金を中心に返済していくのだけれど)
で、
まず母と二人でとにかく銀行に、
最初の日として手続きの話を聞いてこようと、
いうことになった。
すると姉が、
(もしくは母経由で姉が、だったかな)、
「ついでにこれを聞いてきて」と言って、
チラシを見せられた。
それはマンションの管理からのチラシで、
「最近水漏れの保険に入っていない人がいるので、
そういう人はその保険にも必ず入ってください」
というようなことを書いたチラシで、
「この水漏れのがウチの最初に入った保険にちゃんとついているのか、
心配やからついでに聴いてきて」
と。
「ええ〜?」
と思った。
そのチラシ、
もちょっと前からのやろ?
何で今まで放置していて、
でも自分は気になって心配で。
そんで、
ヒトが今から「めちゃくちゃ手続きがタイヘンそう」な、
相続の最初の相談に行く時に、
ついでの頼むの?
(どう思う?)
母は性格上、
「まあ大丈夫やろ、なんとかなるわー」な、
のんきなところのある人なので、
姉が気になって気になって仕方なくて、
アタマに抱えていたのは明らかで。
でも、
気になるんやったら、
一緒に住んでいる母のためにも自分で調べてあげーな。
「私ここの最初の手続きには行ってないからわからへんし」
と言ってたけれど、
それは普段よくやっている「あちこちを勝手に開けて見る」
をやったら書類くらいすぐ見つけられそうなもんやし、
僕はマンション購入時の手続きもやったので、
「聴こうと思うけれどどこに聴いたらいいかな?」
とちゃんと聴いてくれたら調べて、
「ここに聴いたらいいのとちゃうか?」とか言うし。
それに、
「最初のに行ってないからわからへん」と言うけれど、
別にこれであろうと何であろうと、
たいていの場合は行かへんやん。
そう、
姉は昔からこうやって、
何かの用事で行く人についでに頼む、
というのをよくする。
人を平気で使う。
人がする負担自体は平気だったりする。
終わったら口で「タイヘンやったねぇ」
と言うだけである。
自ら負担を追って人の負担を減らしてあげようという優しさはまず無い。
(父に似ている)
それからまた、
これもあるかな。
「どう聴いたらいいか分からない、できない」
というのも。
色んな年相応なことが結構できない。
ので、
〝はぁぁぁ? またあぁぁ?〟
と思って何か言おうと思ったけれど、
ふと見ると母が子鹿の様な目で、
「やってあげてやってあげて」
と無言で訴えていたので、
また例によってぐじゃぐしゃになるのもめんどくさいし、
そこは押さえた。
うん、
こうやって、
みんな揃って、
姉をダメダメにしてきたんだなぁ。
とも思うなー。
実は、
「子鹿も、ちょっとズルイとも言える」
ということも正直たまに思う。
でも何といっても、
「ゴリ押ししたら思い通りになるもんへへーん」
なんて感じで狭い家の中で自身がそのまま通用させて、
それで「本人全然平気」という、
もともと持っている根っこにある性質が、
何より大きいのだろうなぁ。
「これじゃ自分がダメだ」と思う人なら、
この40年くらいの間にとっくに外に出ているだろうナ。
まぁ、そういう過程で、
銀行に行ったときに、
これから始まるめんどくさい負債手続きの、
「なんじゃかんじゃなんじゃなかんじゃ」
の話の後に、
一緒に保険のコトも聞いてみた。
まぁだいたい基本的に、
銀行に聞いても保険会社の詳細は分からないんだけど、
でも、とりあえず事情を説明して、
今の取り扱い保険会社をそこで教えてもらって、
(この20年ちょいの間に合併で名前が変わった)、
その後こまかい所はどうしたのか忘れたけれど、
とにかく最後は保険会社に直接電話をして、
「では今の契約の詳細を送ります」ということで、
そうしてもらった。
そして、
それが丁度届いたころに実家に帰ると、
姉は今度は、
「これを見たけれど、
水漏れに入っているかどうかはわからへん。
入ってないみたいや」
とまたまた不安顔で言うので、
じゃあ、
「今度はお姉ちゃんがそこに書いている電話番号に電話して聞いてみてくれへん?」
と言っておいた。
そして、付け加えて、
「でも考えてんけど、
多分ウチはその手の保険に入ってるんとちゃう?
だってウチはここが建って一番最初から入っている組やん。
チラシには〝入って無い人がいる〟と書いてるから、
それは後から中古で買った人たちとちゃう?
最初に入った部屋はそもそもそういう保険は、
セットで組み込まれているとちゃうかなあ?」
とその少し前にふと気づいたことを言った。
それからさらに後日、
家に帰った時に、
「電話して聞いた?」
と言うと、
「聴いた。ハジメの言うとおりやった」と言った。
以上、
それが、
「AといえばB、BといえばA」になった、
そもそもの書類の話だ。
ああもう、
「あの書類」の説明だけで、
ここまで長くなってしまったよ。
でも、ここまできたら、
最後までいってしまおう。
で、
あのゴールデンウイークの日。
あんなになってしまったのは、
そもそも「AといえばB。BといえばA」という癖もあるのだけれど、
もしかしたら、
他に理由もあるんじゃないかなぁと。
そんな風にも思っている。
例えば、
●「電話した」と言ったけれど実はまだ電話していない。
とか、
●何か封筒の中のどこかに何かを書いてそれが見られたくないものだった。
だから封筒の中を見始めてから急に慌てた。
とか、
●勝手に何か送ってもらったものが入っている。
だから封筒の中を見始めてから急に慌てた。
とか。
どうだろう?
関係なく、
ただ「AといえばB。BといえばA」なのか?
まぁ、
でもなー。
もしどれかだったとしても、
一緒かー。
どのみち。
どれだとしても追求すればややこしいし、
先々ややこしくてもどのみちややこしい。
ただの「AといえばB。BといえばA」であっても、
もうすでにそれでややこしいし。
別にあの3人の家の中で、
「ほーら僕はわかっているんだ」とか言ってみても、
仕方がないし。
とにかく、
比較的何でも楽天的な僕が、
あの「ローンの返済の負債者になっているマンション」
のことでは楽天的になれずにモヤモヤする原因が、
結局さらにそのまま残ることには変わらない。
●
あれから一月くらい。
姉は最近は静かにしている。
父が入院する前によく言ってイヤな気にさせられた、
「お母さんが死んだらバラバラやー!」
も近頃は言っていない。
(なんて母に失礼な、ここに書くのもちょっとはばかられたくらいの言い方)
そう、
今の姉の感じは、
なんかまるで、
なんていうかなぁ、
〝上の方から誰かが聴いているから極力イイ子にしている〟
みたいな感じ。
印象として。
でも、
もしかしたら、
ほんとにそう?
ひゃあ。
というのも、
この間帰ってまだ母と二人きりの時に、
「お父さんがよく僕が帰る時に〝ご苦労さん〟と言ってくれてたなぁ」
なんて母に言ったりしてたんだけど。
そのあとに帰ってきた姉に、
僕が帰る時に「じゃぁ」と言ったら、
「えと、あ、ご苦労さん」
と言ったので、
もしかしたら、
本当に上で誰かが聴いていて姉に教えたか、
もしくは姉自身がどこかでこっそり会話を聴いていたのかもしれない。
そして、姉は、
「〝私聴いて知ってるもんね〟が言いたいアピール半分」
「〝イイ子アピール〟半分」
でそう言った??
ひえええ。
なんてネ。
●
東京はしたみたいだけれど、
関西はたしかまだ「梅雨入り」してへんよね?
でも数日こちらもどんより。
たまに晴れ間があったと思ったら、
すぐに曇ったり。
おまけにちょっと肌寒い時もあって。
今朝も自分で布団を跳ねていて、
しかし朝方はヒヤッとして目が覚めてしまったよ。
どうも朝からだるい。
みんなも体調などには、
どうか気をつけて。
ちなみに、
タイトルにある『天井裏から愛をこめて』というのは、
1988年にアンジーというハンドが歌った、
曲のタイトルです。
そんなこんなです。
That's all for now.
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