前も書いたと思うけれど、
ここ2.3年、Eテレ(昔の教育テレビ)を好んで見ている。
個人的にだけれど、
民放はもう「大の大人が年中はしゃいでいる」みたいにしか思えず、
NHK総合もバラエティっぽい番組が増えて、
スペシャルもの以外はあまり見ない。
で、僕には、
Eテレが面白い。
去年は、
「ムジカピッコリーノ」「考えるカラス」「高校講座・芸術」
あたりが面白かった。
で、今年。
「考えるカラス」「高校講座・芸術」は去年と同じものを流している。
けれど、
「ムジカピッコリーノ」は続編だ。
それも含めて、今年面白いと思うEテレ番組を。
●「ムジカ・ピッコリーノ」
あちこちで故障した、
音楽を奏でるモンスター「モンストロ」を、
ムジカドクターとその一行が治療をしながら旅をする、
「ムジカムンド」という架空の世界のストーリー。
毎週、新旧洋邦問わずの有名曲が題材になっていて、
解説のシーンでいろんなジャンルの名曲を紹介。
また、音楽にまつわる知識も学べる。
去年、その形をとりながらストーリーが終わった。
で、続編として、
同じ登場メンバーが新たな旅をしている。
今まで治療をしてきた「モンストロ」の様子がおかしい。
そんな感じ。
●「ロンリのちから」
これがなかなかおもしろいと思って見ている。
「論理」というものをわかりやすく解説していく番組。
なんだけれど、ずっとつながっているドラマ仕立て。
高校生の映像部の主人公3人が、
毎回何か疑問やトラブルやとまどいを抱える。
そこへ、顧問の先生(緒川たまきさん)がやってきて、
論理的に解決していく。
ちょっびりサスペンス風で、ファンタジックな雰囲気。
●「東京特許許可局(天テレドラマ)」
ミニドラマ。
へんてこな特許許可局があって、
毎回へんてこな発明のへんてこ申請者のところへ、
審査するために女性スタッフふたりが会いに行く。
時に、許可されたりされなかったり。
その折りに、申請者の抱えている問題が解決したり、
申請者が成長したり。
いわゆる、ハートウォーミングドラマ。
●「高校講座」全般
去年、高校講座の「芸術」と、
「日本史」「世界史」も観ていたけれど、
今年は、もっと全般を録画して時間のあるときに観ている。
昔の高校講座のイメージだと、
「先生とアシスタントの女性が出てきて勉強を解説する」、
という感じだったのだけれど、
今はほとんどの番組がちょっとそうじゃない。
ほとんどの番組に「芸人」が出ているか、
若い女性タレントとか、
まだ売り出し中であろうアイドルやタレントが出ている。
番組によってはなかなかオモシロかったりする。
僕は、もともとが文系なので、
特に理系の「生物」「科学」「物理」「数学」は、
力を入れて観ていて、
「勉強」の延長でノートとったりもしている。
で、
ここに書いた番組は、
ほとんどが、長くて20分。
この短さもいい。
以上、
今年のEテレについて。
さぁ、
台風がずっと南の方に。
そんなこんなです。