「はっぴい アロー&スケルトン」誌のイラストが完了。
編集部からのお題は、
「わたくし、食べ物ですが… またの名を○○と申します」
↓
編集部からのお題は、
「暑さは最高のスパイス!? ついつい手が出る冷た〜い食べ物」
↓
編集部からのお題は、
「名前も働きも同じなのに… かたちはそれぞれ違ってる!」
↓
これで、パズル誌イラストは一息。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
さて、
またまた、
「自主勉強の歴史」の時間がやってまいりました。
今回で最終回。
イラスト仕事の紹介ページなのに、
何故かこちらの方が長くて長いこのシリーズも、
ようやく終わりです。
前回は、
覚え書きノートであった「アレコレノート」に、
読んだ本の気になったりポイントだったりするところを、
そのまま書き写すようになった、
「AD2012年〜 書籍そのまま書き写しの変」
までを学びました。
それで今回は、
そこから「自主勉強の確立」までを学びましよう。
2012年に、
それまで買ったきりで読まずに放っておいた本を、
順番に読んでは、
気になるところがあればノートに写していく中で、
夏ごろになって、
「お酒」について書いたムック本の番になった。
「お酒を飲む」のは好きだ。
そういうお店に行くのも好きだ。
しかし、そう言う割には、
僕は実際には、
あんまりお酒について深くは知らなかったりする。
ので、
この本に行き着いたときに、
「あー、ちょっと勉強風に、
ちゃんと自分なりにまとめてやってみようかなぁ」
と思った。
だから、それまでの「そのまま文章を写すだけ」から、
ちょっとやり方を変えてみた。
それまでのように「アレコレノート」にではなく、
別の紙にまとめて、
最終的にクリアファイルに入れて、
のちのち増やせるみたいにしようと思った。
で、出来たのが。
イラスト入りだ。
同じように、
そのちょっと後、
興味があって何冊か買っていた仏像関係の本や雑誌を、
全部まとめて読んだあとに、
その数冊分の内容を自分なりにまとめて、
最終的にファイルにしてみた。
それが、コレ。
こんな感じで、
単なる「覚え書き」の為の「そのまま写し」から、
自分なりに「理解する」ためにまとめていくという形になり、
ここにおいて、スタイルが、
「覚え書き」が「勉強」的なものに変わった。
そして、
「覚え書き」の場合はその本を読んだ後に、
まとまった時間を作って、
一気にダーッと機械的に写しきってしまうやり方だったが、
これらに関しては、
あらかじめ「1日2日では済まないな」という覚悟の上で、
「ちょっとずつ進めて少しずつ理解しよう」と思いながら、
何日も腰をすえて行うやり方をとるようになった。
つまり、
それまでの「覚え書き」と違う、
「それこそが勉強」と言えるポイントは、
表面的なスタイルだけではなく、
そういう意識の改革にもあった。
これを
「AD2012年 お酒と仏像勉強改革」
という。
線を引いておいて下さい。
さて、
これらの勉強が終わったその後も、
「放っていた本を読みつぶしていく」ということ自体は進み、
単なる「覚え書き」もそれはそれで続いていく。
そして、2012年の暮れになって、
5年くらい読まずに放置していた、
「神戸学検定」という地域検定のテキスト本の番になった。
以前に書いたこともあるが、
そもそもこの本は、
集めていた「神戸関係の本」の1つとして買い、
ただ「読み物」として楽しむつもりだけのものだった。
しかし、ふと
「うーん、実際に検定試験を受けてみるかーっ」
と思ってしまったのだ。
そう思った背景として、
「お酒」と「仏像」の勉強をしたことが、
キモチ的に後押ししたことは間違いない。
まずは、
2013年の1月半ばまでにザッと一度読み終えて、
5月になってから、
9月までの4ヶ月の大体のスケジュールを立てて、
毎日少しずつ試験勉強を進めていった。
このためにマーカーを買ってポイントの下に線を引き、
時には、
ネットで探したりスキャンで取り込んだりした写真を、
ノートにペタペタ貼り付けたりした。
専用のノートは7冊。
こうやって、
ある種の、
自分なりの今の勉強のやり方を、
ここで、
確立した。
このことを、
「AD2013年 神戸学検定勉強の確立」
という。
ここは重要です。憶えておいてください。
ちなみに、
勉強の甲斐もあり、
9月に実施された検定には、
無事、初級と中級において合格を頂きました。
さてさて、
「自主勉強 その1」にも書いた通り、
今年に入って進めだした、
「もうディスクが増えるのもイヤだ。
ハードディスクレコーダーに録画した番組は、
ノートに勉強して、そっちで残そう」。
これは「勉強」ではあるが、
そんなに長くはならないので、
「アレコレノート」に戻ってそちらの方でやっている。
ノートするスタイルとしては、
「神戸学検定」のノートの流れをくんでいる。
けれど、
今までとの大きな違いは、
テレビ番組であるので、
キャプションで文字が出る時もあるが、大抵は、
「ナレーションや誰かの口述をまずは書き留めることになる」
という点だ。
つまりは、
聴覚とそれを整理する脳の力も利用した、
「学校の勉強スタイルに少し近い」形になり、
ここにおいて「自主勉強」のスタイルも、
ある地点まで到達したと言えよう。
さて、
長くなりましたが、
以上で、
「自主勉強の歴史」を終わります。
いかがでしたか?
では、
何か、
ここまでをふまえて、
「勉強」ということで感じたことがあれば、
教えてください。
何かありませんか?
「はいっ」
はい、そこのアナタ。
「18才までの受験勉強は一生懸命しましたが、
そういえばもうそれと同じくらいの間、
勉強を意識してやったことがありませんでした。
知識の蓄積もメンテナンスもしていないくせに、
何でも知っている顔をしていてイカンなぁと思いました。
少し反省と刺激になりました」
そうですか。
そう言っていただけると嬉しいです。
他には?
「はいっ」
はい、そこのアナタ。
「なんか、エラソに、自慢してはるのかなーと思ったりして。
それに、先生は自由業で独り身やから、
そんなことをする時間もあるけれど、
普通はしたくても出来へんのとちゃいますか? ニヒヒヒ〜」
ああ、なるほど。
しかし、それは、ワタシの質問の趣旨から離れた発言ですね。
それに、
人が何か言ったことにいちいちと、
「自慢してるんちゃうか?」と言い出したら、
もう何もかも全てが成り立ちません。
また、
アナタが「自慢してはるのかなー」と言ったその時の顔は、
「言うたったでー」みたいな、とても「自慢げ」な顔でしたよ。
それから、
もしワタシの生業やライフスタイルに異論が在るのでしたら、
そんな風に関係ない部分で何かに乗じて、
ここぞとばかりにイヤミたらしくネチネチと、
ムリヤリくっつけて言ったりせずに、
それだけのコトを議題に堂々と発言しに、
別の時間と別の機会にワタシの所までニッコリと来なさい。
その時はちゃんと受け取りましょう。
ちなみに、自由業で独り身ですが、
勉強以外でも忙しいです。
勉強は無理矢理やっているといっていいでしょう。
はい、他には?
「はいっ」
はい、そこのキミ。
「なかなかタイヘンそうで、
時間的にもすぐにマネはできるとは思いませんが、
定年退職後などですることがなくなったときに、
ちょっとこれを思い出して、
少しずつ何か勉強してみてもいいかなぁ、と思いました」
はい、ありがとうございます。
そうですね、これが何か将来の参考になれば幸いです。
他には?
「はいっ」
はい、そこのキミ。
「えー、先生は、これをやりだしてからたぶん、毎日沢山、
字を書いてはんねやなぁ。と、思いました」
おお、一見趣旨から離れているような発言ですが、
なかなかいいところに気がつきました。
実は、これをやり始めてから、
ほぼ毎日、まとまった字を書いているので、
現代によくありがちな、
「携帯とかパソコンばっかりで、普段字を書かへんから、
たまに書くと慣れなくて汚いわー」みたいなことは、
言わなくなりました。
もちろん、
だからと言って元々字が上手いかどうかはまた別ですが、
「書く行為」が今、ワタシにとって、
「日常的に使っているツール」というポジションにあることだけは、
間違いありません。
そして、「手を使って書く」というのが、
「勉強」ということにとってかなり重要なポジションにあると、
最近思います。
今後、
「タブレット」などが、
勉強の場に用いられるのは間違いありませんが、
どうも、「勉強」の中では、
「紙に書く」ということに勝るという気がしないのです。
もっと言うと、
「脳」とか「神経」とか「健康」という観点からでも、
「手で紙に書く」は、
近いうちにもっと見直されてくる気がしますね。
はい、
本当に長くなりました。
これで、「自主勉強の歴史」を終わりたいと思います。
では、
機会がありましたら、
|またお会いしましょう〜/
キーンコーンカーンコーン♪
そんなこんなです。
あー、長かった。