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去年(2012年)の5月24日に、伊丹市立美術館の「熊谷守一展」を観に行って、その独特の赤茶の輪郭線に惹かれて、帰って直ぐに「赤茶の線で描いたみたい」と思い、赤茶でまず線画だけを描いてみた。「さて、塗り色はどんな感じにしようか?」と思い、テストとして試しに色をつけてみようと、パソコンに取り込んでブリントしたものに、絵の具でアレコレ色づけを試してみた。それから1年間ちょっとずつ、テスト用のものに色を試してきたけれど、どうも「コレでいいなぁ」と思う感じになりそうには無い気がするので、色を塗ることはもう止めて、上の線画のみのもので「仕上がり」とすることにした。ので、一年前の2012年の5月24日の作になります。で、テスト用として色を塗っていた2枚。 とりあえずこれも姉妹作ということで、「赤茶の線のカノジョの色は青と赤の小さな点々」「赤茶の線のカノジョの色は緑と青の大きな点々」全然詩的なタイトルじゃあないけれど、とりあえずはこう名付けておこうと思う。 Hajime Sano
「ラッキー! クロスワード」誌の、「コンビニヒーローパズル」が完了。 これが載る「ラッキー! クロスワード」誌は、セブンイレブンにて8月後半頃に発売。僕の一緒に暮らした母方の祖母は、神戸生まれ神戸育ちで、(しかも三宮生まれの三宮育ち)ちょっと早とちりでオッチョコチョイなところのある、おしゃべりで食いしん坊な神戸女だった。彼女はよく年をとってから、「最近はアカンわぁ、よく間違えたり忘れたりで〜」としょっちゅう言っていたが、それを聴くたびに血の繋がった僕の母は、「よく言うわ、昔からそうやん」と言っていた。その祖母の「おもしろ話」はいくつもあったのだれど、年月が経つたびに次第に1つ1つ忘れていってしまうもので、ちょっと残念だったりする。けど、いつになっても忘れない笑い話が1つある。 あれは僕がまだ当時の実家にいた頃、もう20歳は越えていたんじゃなかったかな。ある夕方に、裏の老人会の会長のクスノキさんが来て、呼び出されたおばあちゃんが対応に出た。家の中にいた僕らにもそのやりとりの声は聞こえていたのだけれど、クスノキさんはこう言った。「"あんまき"の特別販売が老人会であるのですが、購入しませんか?」するとおばあちゃんはすぐさまこう訪ねた。「はぁ、それ、おいしいんでっか?」クスノキさんは「へ?」という感じになったらしく、少しの間、沈黙になった。 そう、その特別販売の"あんまき"とは、あんまをする器具、つまり「あんま器」の事だったんだけど、 おばあちゃんは、あんこがまいてある「あん巻き」という食べものだと、思ってしまったのだ。 そのあとクスノキさんが説明しているらしき小声が聞こえ、「いやぁ、わたしはてっきり餡を巻いた食べ物かと思いましたわぁあははははー」とおばあちゃんの笑い声が続いた。いやぁ、やっぱり、そういうのは歳のせいじゃないでしょうよ。今は天国にいるおばあちゃんよ。ちなみに、のちに知ったのだけれど、愛知県の方に餡をホットケーキ生地で巻いた、「あん巻き」という和菓子がほんとにあるらしい。
そんなこんなです。
※本文とはぜんぜん関係ない上の写真は、家と店の間の出入り口から「なにするの?」と覗いている、アンジュちゃん。(2013年3月12日撮影)。
「まちがいさがしメイト」の、「ペンギンパズル」が完了。 なんか描いていたら、串カツが食べたくなってきた。ずっと以前に、このブログに写真を載せたこともある、近所のお店のミヤザキさんちのイヌのパピヨンの、「トミーちゃん」。彼女は去年の暮れ、病気で天国に旅立ちました。ガックリしてしまったミヤザキさんちのおばさんを見かねて、家族が新しく同じパピヨン種の犬を買ってきて、また飼い始めました。アンジュちゃん。顔が前のトミーちゃんに似ているということで、このコにしたらしいのだけれど、性格がまったく逆。トミーちゃんはなかなかなついてくれなかった。僕も最初はしばらく吠えまくられた。ただ、次第に仲良くなり始めると、とても可愛く寄ってくるようになった。お店に入っていく足音だけで気付いて奥から「ワンワン」と短く吠えた。ただ、そやって慣れても決して抱かせてはくれなかった。そう、なんかこう、高貴で静かな貴婦人の感じがあった。けれど、アンジュちゃんは、初めて会ったときからバーッと寄ってきて、ワンワンワンワンワンペロペロペロペロペロペロペロッ。抱きたいと思えば抱きたい放題。どころか、向こうから走ってきてジャンプして飛びついてくる。まぁ、まだ子供とはいえ、これはたぶん性格だなぁ。やんちゃで元気で誰にでも愛想のいい元気娘といった感じか。でも、これはこれで、可愛いけれど、ちょっと心配。 (気分は親のよう)ただ、そうとはいえ、このコ、歩き姿がキレイ。 この写真は、後ろ脚が少し曲がっているところでシャッターが切れているけれど、首をスッと上に伸ばして、背中をクッと弓なりにして、つッつッつッと歩いていく。その姿は、かなり「シャン」だ。さて、サツキも咲いた。 ツツジより遅いクセして、ツツジより小振りのクセして、どわーっと咲くツツジにさんざん飽きたタイミングに、シュッと咲くサツキのその「持って生まれたモノ」が大好きだ。そんなこんなです。
「まちがいさがしメイト」の、「CHUN-CHUNの間違い探し」が完了。 このあと、ペンギンパズルが一点、そして、ヒーローパズルが一点、待っている。最近はもう前ほどテレビを積極的には見なくなったけれど、ただ、そんな中で「Eテレ」だけはちょこちょこと見ている。昔は「教育テレビ」と言っていたのに今は「Eテレ」だ。こんな風に、NHKは感覚が少し民放的になってきて、民放のバラエティと変わらないような番組も今ではあったりするのだけれど、それでも、「Eテレ」ではちょっと他にはないような、センスのいいものや面白い番組があったりする。数年前から、デザインのオモシロさ伝える「デザイン あ」という番組や、深夜と早朝にやっている5分の番組「2355」「0655」など、ユニークでセンスのいい番組をやっている。それから、もう終わってしまったのだけれど、女性向けの番組「キレイの魔法」もよかった。これは、毎月発行の専用のテキストも良くって、キレイで見やすい編集の雑誌だった。僕は男性なので、メイク美容なんてのは関係ないのだけれど、ストレッチやツボに関しての回もあったりして、実はそれを目当で買った一冊を持っている。 で、最近僕がちょっとEテレの番組で、面白いなぁ、いいなぁと思うものをいくつか。「考えるカラス 〜科学の考え方〜」。これはちょっと面白さを伝えるのが難しいのだけれど、科学的な考えかたを、身近なものを利用して見せてくれる。日常的なもので結構「へー」と思わせてくれる。で、見せ方が、実験的説明的ではなくって、感覚的に「へー」なツボを見せてくれるのでおもしろい。毎回、女優の蒼井優さんがちょっと出ている。「ムジカ・ピッコリーノ」。かつて音楽が栄えた「ムジカムンド」という架空の国を旅する、ムジカ・ピッコリーノ号の乗組員4人が各地で、音楽の記憶を失った「モンストロ」に音楽を甦らせてゆくお話。出演の4人のうちの2人は実際のミュージシャンで、みんなで演奏をするシーンもある。毎回テーマとなるのは、古今東西新旧洋邦の有名な音楽が一曲。ロックありクラッシックありレゲエあり邦楽あり。活動休止中のウルフルズのドラマーサンコンJr.さんが出ていたり、主役を演じている斉藤アリーナちゃんが可愛かったり。「NHK高校講座 芸術 美術」。高校生向けの美術を指導する番組。だけれど、毎回若手の芸術家が出てきて生徒たちと共に創作する。それも面白いけれど、番組の間にあるミニコーナー、「アートおかん」が、つまんないけどおもしろい。
※本文とはぜんぜん関係ない上の写真は、神戸市東灘区小寄公園にあるかつて市内を走っていた市電(2013年5月6日撮影)と、阪急電車神戸線三宮駅の駅名標(2013年4月10日撮影)。