今発売中の、
『ナンクロメイトDX』誌に載っているイラスト。
(描き終わったのは10月17日)
編集部からのお題は、
〝 美は1日にして成らず 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 その意気や 良し! 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 東名高速をひた走る 〟
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編集部からのお題は、
〝 日本中が注目する 〟
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今回のイラストからは、
別に言うことはないかな。
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以上のイラストが載っている
『ナンクロメイトDX』誌、2021年1月号
発売中。
全国の書店にて。
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
◆◆◆
前回、
「おせちがらみで「困った姉」の話をすすめてきて、
(例によって僕に行かせる。口だけで良いように言う、の)
で、先週朝に母のところに出かけようとしたら、
姉から電話がかかってきた、つづく」
という話だった。
でも、
あれだ、
もう例によって「なんだかなぁ」という感じだけれど、
ここに書く時間がちょっとあいたら、
「姉」のことを細かく書くのも、
今はちょっとバカバカしくなっていて。
かといって多分、
これからも書くだろうけれど、
ちょっと他のことも混ぜていこう。
ここに書いたからといって、
「姉」がどうこうなるわけではないのは、
「困った人」のままであるのが変わらないのは、
まぁもともと分かっているし。
弟になんでもなんかでもやらせてたらアカンやろ。
母にぶら下がってやってきたことをそのままさせたらアカンやろ。
それでいて親のために弟が負債者になってるマンションについて、
ずっとそこに安堵してベッタリ暮らしてきたのだし、
姉として助けを出してあげる気すら無いのももうアカンやろ。
何でもかんでも「そっちがしてくれたら」の交換条件ではアカンやろ。
というようなことに、
姉自身がちゃんとお天道さまのあたるところで恥ずかしくないよう、
「正しい答え」か「違うけど勝手にやっいてく」かを表明する気がないから、
どのみちこのまま僕には「困った姉」のままなんだわ。
そしてそれはきっと変わらないんだわ。
●
しかし、
おせちのことは、
ちょっと続きを書いておこうか。
気になっている人がいるといけないので。
おせちのどこかでの予約は、
「まぁ、姉がイライラしたとしてもこちらのペースでやらせてもらう」
という感じに僕はしていた。
自分に無理のないよう、
母のように「●子にしてあげないと」と思って焦って動いたり、
そういうのはしないようにと。
僕にもすることも多い。
(そりゃ母は母だもの、それがありがたいと思うべきところだ本来)
最初のところでキャンセルがあるのかちょっと待って、
そして次の候補に決めていた店は行ける時に行こうと。
場合によってそこも無くなってたら、
大晦日くらいに最初のところに、
キャンセル分みたいなのが店頭に並ぶのを期待するか。
なければないで仕方ない。
そのくらいのペースでいた。
自分の無理のないペースで。
ただ、
姉が突然それにイライラして、
母に当たったりするのが少し心配。
そう言うと「ぜんぜんイライラしてへんもん!」と、
イライラして言うくらいの人だから、
そこがちょっと心配でもありつつ。
●
で、
ちょっと話は飛ぶ。
僕は毎年、
オリジナルの手帳を作って、
ある決まった人たちに販売していた。
もともとはサイトで告知をして販売していたのだけれど、
なんだか古くからいつも買ってくれる人は固定して決まっているし、
そうでない人は3月くらいに言ってきたりして面倒だったり、
そう言うのが気になりだしてから、
それまでほぼ毎年ちゃんと年末に注文してくれてる古株8名に絞って、
5年くらい前からメンバー限定の形でやってた。
でも、
今年はもう母のこともあるし忙しいので、
だいたい手帳販売自体も始めて20年近くなるので区切りにもして、
手帳の販売を行うのを断念してやめることにした。
で、
その旨のメールをその人たちに理由も一緒に書いて、
「申し訳ないです」のお知らせとして送ったのだけれど、
何名かの人がその返事で、
「残念ですけどかまわないですよ」の声とともに
「お母さまを大事にしてあげてくださいね」
「お母さんを大切にしてください」
という言葉が書いてあった。
その中には、
古い友人もいたり、ネットでの付き合いの長い人もいたり、
なんか暖かいことを親切に言ってくれて嬉しいなぁと思ったり。
そして同時に、
今年の初めくらいに姉が憎たらしい口調で言った、
「ハジメの友達はハジメが思っているほどハジメのこと何とも思ってへんわ!」
なんて兄弟が口にすると思えない、
傷つけるだけが目的の、
あるいは自分が言われたことの仕返しのためだけの、
イヤーな言葉を思い出したりして。
それを思い出すと、
そんなヒドイことを言うヒドイ姉がいるけれど、
こういう親切なことを言ってくれる人もいるもんだよなぁ、
なんてしみじみとありがたく思ったりして。
●
さて、
母を大事に、大切に、となると、
あまりに伸ばして姉がイライラして、
母に当たっても「大事で大切」にならない。
ので、
その流れでスッとやってきた土曜日。
姉が休みなので僕は自宅にいる日。
「そやなー、姉のことは別にいいけど、自分と母の為に、みんなのその言葉にも応えて、今日あたり行っておくかー」
と思ったり。
ただ、
次の候補に挙げていた店は僕の住まいからは少し遠い。
僕のところから電車に乗って、
母のところに行く乗り換え駅の近くにある。
僕は姉がどうこう言っていたのとは関係なく、
最初の店がダメな場合には第二候補にその店を思っていた。
乗り換え駅で一度降りないといけないけれど、
最初の店の他に近くでちゃんとしたおせちの買えるところがないし、
大晦日に乗り換え駅からちょっと降りておせちもらって、
母のところに行くならそこがベストだ。
が、
その日は自分の家にいる日だ。
「どうしようかなぁ」と考えて、
「何かそこまで行く理由があればついでにそれも済ませてとかできるな」
と思いを巡らせたら、
あった。
前から買わなくちゃと思っていたものが、
その店の別の売り場で買える。
それを買うにはどのみちどこかに行かないといけない。
それを買いに行こう。
そしておせちも注文してこよう。
さらについでの、
家にいる時にはする食糧の買い物をそこでやってこよう、
と。
で、
そんな風にしてそこに行って、
おせちは予約を済ませた。
味的には少し「どうだろうかなー」とも思うが、
とにかく終わらせてスッキリと安定させて、
母も安心させた。
●
姉はもう僕が行くと決まった時点ですぐに、
もう好き放題言って、
僕の近くにあるスーパーの名なんかもあげていたけれど、
そんなんウチのところから受け取って、
比較的重たいおせちをぶら下げて、
しかも暖房のよくきいた電車に長く乗って、
はなからそんなこと、せえへんで。
(母だけのためならばするけれど)
あと、
そこで予約が完了した後、
「ありがとうございました」と妙に丁寧な手紙が母のところに置いていて、
そこに「●●にしてもよかったかなと後で思いました」
とか書いてあった。
●●というのは別のお店で、
予約したところとは同じ乗り換え駅からの場所にあるのだが、
ちょっと駅から遠い。
10分以上は歩かないといけない。
これまた「比較的重たいおせちをぶら下げて」をやらせるのか?
自分なら絶対イヤがるだろうな。
ほんと人にやらせると決まったら、
人のこと何も考えずに自由にやらせることができると思い放題だ。
任せたのなら、
グッと黙って任せておいた方が印象がいいのに。
任せておいてそれで自分はしなくていいからアレコレ言う。
もう60年もそんなことやってきたから、
それはもうやめられない。
しみついている。
そしてそれを指摘されると「言ったらあかんの?!!」と吐き捨てる。
おまけにその流れは父に似ている。
僕の言っている意味がまるで分かっていない。
アタマ悪い。
でももう、
それでいい。
そうしといたらいい。
先々のことはどうなっても知らない。
そしてイライラしとけばいい。
で、
僕がこう思っているのを知ると、
「そうやってまた私を見放す」とかこっちが悪いように言うのだ。
もううんざりだ。
●
ところで、
正月は1日半か2日ほど母のところで過ごすが、
姉が自分の心配な先々のことで、
何か自分勝手な約束を僕にさせたがるかもしれないな。
ほんと。
母がいるところでいわば母を盾にして。
まぁ、もう、
いつもその場限りのことしか言わない姉だから、
僕もテキトーにその場限りのことを言っておけばいいか。
きっとその場にいるだろう母の心の安定のためにも。
約束しない人に、守ったりしない人に、
そしてするべきことをしない人に、
約束守ることもないぞ、
自分。
もし荒れるのを悲しむ母を全面にもってきて、
いろいろ言ってきたなら、
ニコニコテキトーな約束しておけばいいぞ。
そしてゆくゆくそれを守らなくてもいいぞ、
もうここまできたら。
姉には。
●
さておいて、
一方で、
そんな未来の暗いことばかり頭においているのも、
自分らしくない。
でも、
別にそうだからという訳ではなく、
不思議に自然発生的に始まったのだけれど、
最近あるものをしている。
歌を作っている。
自作で。
それに関しては、次の記事で。
2020年もあとちょい。
そんなこんなです。
That's all for now.
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