8月24日に終わっていた、
『はっぴぃ! アロー&スケルトン』誌のイラスト。
編集部からのお題は、
〝 秋の夜長に読み耽る ミステリー作家 〟
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編集部からのお題は、
〝 稲作を支える 農機具! 〟
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編集部からのお題は、
〝 今度は負けないゾ! 白熱! ファミリーゲーム 〟
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以上、
『はっぴぃ! アロー&スケルトン』11月号 用のイラスト。
発売中。
全国の書店で。
あるよ。書店に。
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
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上のイラストから。
左----横溝正史。
右上から----馳星周(はせせいしゅう)、有栖川有栖(ありすがわありす)。
さんです。
◆◆◆
先日、
母のところで、
母の少しだけ汚れたシーツを洗った。
その日は雨だったので、
洗ってから部屋干ししてそのまま帰ったりすると、
また、
愛情の無い姉が「また片付ける手間をふやされた」と、
なんだかんだと母に当たるといけないので、
母のところの洗濯機の乾燥機を使って乾かした。
すると、
翌日母のところに行くと、
手紙が置いてあった。
どうやら、
姉が帰ってから洗濯をすると、
乾燥機を使ったせいで中の黒カビが取れやすくなっていて、
洗濯物が黒カビで汚れて、
それがなくなるまで何度も洗うことになったらしい。
そのことが姉にしては長めの手紙で書いていた。
そして、
「珍しい機能を使用した時、
お忙しいでしょうが、
一言、おことばをのこしていただければ、
ありがたいです」
と書いてあった。
まぁ、
書き方は丁寧すぎるほど丁寧だが、
おそらくものすごく怒っていたことは、
今までの経験から想像できる。
きっと母にも当たっただろう。
わざわざ手紙に書いて見せたいと思ったくらいだし。
いやぁ、
それは申し訳なくて悪かったと思うが、
もともとついている機能だし、
かなり前から別の世帯で日常のアレコレはわからないので、
そういうことになるとは知らなかったから、
(普段は使っていないのか?それも知らなかった)
前もって“おことば”を残す必要があるなんて思わなかったし。
とにかく母のシーツを洗って乾かさないと、
と思ってのことだし。
ただ少しだけ、
姉が怒りながら洗い直しているのを想像して、
もともと人に対して意地悪な姉だったりするから、
ちょっといい気味かなと思いつつも、
「まぁ悪かった、でも仕方なかったのだから」、
と思いながら読んでいると、
その下にもう一通別の要件の手紙が。
そこには、
こんなことが書いてあった。
「どんな暖房器具を使っているのか、
教えてください。
よろしくお願いします」
こちらは短くてそれだけだ。
僕がどんな暖房器具を使っているのか、
それを知りたい理由は書いていなかった。
聞いてどうするのか書いていなかった。
なんでそれを聞いたのだろう。
なんかもやもやするなあ。
まぁしかし、
つまり、
これらの2つの手紙を合わせると、
こういうことだな。
お前は私には、
したことは前もって細かく伝えなさい。
が、
私はお前には別に前もって細かく伝えなくていい。
聞いたことだけ答えなさい。
でな感じだな。
姉らしい。
だいたい普段からそんな感じだ。
だから、わかる。
で、そういうと、
「私はそっちが聞いてくれたら答えるもん!」
とか言うのだろう。
らしい。
常に「そっちが」。
結局、
母のところを出る前に、
2つ目の手紙にだけ、
「エアコン。それと、仕事の時の足元用に電熱ヒーター」
とだけ書いて帰った。
その返事はないので、
聞かれた理由は、
今も知らない。
●
さておいて、
近くに止めている配達用らしきバイク。