終わった、
『文字の大きな漢字パズル』誌のイラスト。
編集部からのお題は、
〝 皆様のおかげです 〟
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編集部からのお題は、
〝 迷わず突き進む 〟
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編集部からのお題は、
〝 懐かしい景色の 〟
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編集部からのお題は、
〝 これぞ我が道! 〟
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これは、
『文字の大きな漢字パズル』誌、Vol.15号 用。
5月19日、全国の書店で発売。
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
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今回のイラストからは別に何もないかな。
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母のところに行っている間にも時間が許せば、
イラスト仕事の作業を少しする。
はじめの頃は、
アイデアと鉛筆の下描きの作業を、
その段階の時にだけちょっとやっていた。
(つまりそれ以外の作業はできなかった)
そのうちに、
バックライト(ビュアー)を持って行って、
「下描きの上に白い紙を載せてバックライトで後ろから照らして、
下から映った線にペン入れする」
という作業もやりだした。
ただ、僕の持っているバックライトは、
数年前に買ったものでそこそこ厚みがあり重さもあり、
持っていくのが億劫という難点もあったけど、
先日、そのためにもっと薄くて軽いバックライトを買った。
(出費にはなってしまったが昔に比べたらものすごく安くて3000円弱で買えた)
まだ使っていない。次からだ。
で、
とりあえずはそこまでで、
あとの描いた原稿をスキャンしてからの作業はやはりパソコンだった。
でも、
ちょっと前の〆切り分から、
「3年前に買って宝の持ち腐れ」だった、
iPadを使ってみることにした。
それを買った当時も「イラスト作業に使える?」と思って、
ちょっと触ってみた。
普段パソコンの作業に使っているソフトPhotoshopを、
機能別に分割したようなiPadアプリも幾つかあって、
それを使ってみたがどうも個人的には使い物にならなかった。
他にプロに使われている有名なイラストアプリもあるけれど、
「今から新たに覚えるのもなぁ」と思って手がだせなかった。
けれど去年、
パソコンのPhotoshopそのままの機能をほぼ持ったiPadアプリが出た。
それは、
すでにPhotoshopを契約していれば使えるので、
その時iPadにダウンロードしておいた。
それを使ってみることにした。
ひとまずは、
ペンで描いたイラストをスキャンしたデータの、
「線を綺麗にしていく作業」に使ってみる。
これが部屋のパソコン以外でも出来るようになると、
今まで「パソコンのある部屋にいないと出来ない作業」が、
減って作業の場所が広がる。
実際やってみると、
初めのうちはペンとタッチ画面に慣れなかったけれど、
そのうちに少しずつスムーズに出来るようになった。
そして、
ここの「線を綺麗にしていく」段階に関しては、
パソコンのマウスでじーっと見ながらチマチマとするよりも、
ペンの感覚でシュシュと触れるので、
マウスよりも負担が少ないのがわかった。
マウスでチマチマはホントに手間でとても疲れる。
時間も、
かなり慣れている筈の普段のマウスでの作業より、
早く出来るようになったみたいだ。
(ちゃんと時間を計って比較はしていないが)
で、
この前の日曜に自分の部屋で作業した時に、
パソコンのある場所にいながら、
この「線を綺麗にしていく」を引き続きiPadでやった。
ほんとにこの方がラクで早い。
もうこの作業の段階は、
パソコンの前にいてもこれからはこのiPadになるな。
もっと言うと、
これ(iPadなどのタブレット)を使えば
上に書いた「バックライトを使って下描きの上からアナログペン入れ」作業自体もすっ飛ばすことができる。
下描きを描いたらそれをスキャンして、
そのデータをPhotoshopに取り込んで、
上にレイヤー(階層)を作って、
そこにiPad専用ペンでペン入れをすればiPad上でそのまま手描きとして絵が描ける。
さらに、上の「線を綺麗にしていく」という作業も、
かなり少なくなる。
実は、
先日から続けてやったイラストで一点だけ、
iPadでペン入れしてみた、
それはまたそのイラストの紹介のときに。
さらに、
そんな分業にしなくても、
最初の下描きも、
それから線のあとの色つけから、
最終までも、
これで全部やれちゃう。
まぁ今の若い、
最初からパソコンやタブレットでやっている子たちには、
当たり前のことでことさらこんな風に書くことではないのかもしれない。
さぁ、
僕はどこまでやるか今は分からない。
このパズルのイラストに関しては、
最低一度の一点くらいは最後まで全てiPadでやってみることはあるかな。
でも僕は、
「せめてペン入れしたものは形として残したい」と、
思ったりもするんだけどなぁ。どこかで。
データというのは、あるのだけれども無い。
そこがなぁ、引っかかるんだけれど。
雑誌イラストに限定しなければ、
全ての絵の手描きはやめないとは思うけれど、
やはりもう場合によってこういう形はある種の必要はあるし、
「場所を選ばない」というのは、
今後の色んなことのキーワードかもしれない。
とにかく、
母のところにいくようなったのがきっかけで、
こちらの方向に少し一部だけ、
シフトしてみることができた。
母のおかげかもしれない。
そしてそこを深めていくと、
姉が「なんでもハジメにやらせたらいい」と、
母に言ったりしたおかげで、
そしてそこで母に関することはちゃんとしている中で、
僕に良い流れがあるのかもしれない。
もっともっとそう姉が母に言ったのなら、
もっといい何かがあるかもしれない。
もちろん母のこと以外のことまでも何でもかんでも全部出来ないけれど。
そんなこんなです。
That's all for now.
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