『スーパークロスワード』誌のイラストが、完了。
編集部からのお題は、
〝 次世代につなげたい 100年の時を経て 〟
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編集部からのお題は、
〝 広〜いって最高だね! とっても広々とした 〟
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編集部からのお題は、
〝 ホームシックに負けるなよ! 〟
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編集部からのお題は、
〝 お腹に力を入れて大きな声を! 声を出すと元気になる 〟
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以上、
『スーパークロスワード』4月号用。
2月19日発売。
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
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今回のイラストから。
1番上。
日本のラムネは、
だいたい100年くらいだそうです。
今回はそのくらいかな。
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最近のこと。
正月4日から、
平日、
月曜から金曜の毎日、
母のところに行っている。
朝はだいたい8時半〜9時広から10時すぎまで仕事をして、
10時半くらいには出かけて母のところへ。
着くとだいたい11時〜11時半で、
(途中で昼ご飯の買い物したりするのによって違う)
それから母の食事の用意をして、
(前にも書いたが母は自由にからだを動かせにくくなっている)
そしてそのあと母と散歩に行く。
散歩というとのんきな感じがするが、
まぁ、歩くリハビリテーションな感じだ。
母はよいしょよいしょといった感じで、
片手を僕の腕に、片手にカートを持って一生懸命歩く。
その時の天気や母の調子によって、
30分から1時間。
そして帰ったらたいていは2時半から3時くらい。
そこで僕が自腹で買ってきたおやつと紅茶か珈琲。
そのあと母は昼寝をして、
僕はすこし自宅の作業場でなくても出来る仕事を、
キッチンのテーブルでする。
最近は妙に眠たいので、
母の横のもと父のペッドで寝たりする時もあるが、
何故かそういう時にかぎって、
母が起こそうとする。
「ひとりだけ寝たらあかん」と。
なんでや!!
そして5時までには仕事のけりをつけて、
もしくは起きてきて、
母が姉が帰る7時半くらいまでに、
小腹が空いたら食べるものを用意してから帰る。
帰ったら自分の晩ご飯の用意をして食べて、
日によってビールをすこし飲んで、
そしてそのあと仕事をすこしして、
寝る。
仕事に関しては、
レギュラーのバスル誌はなんとかこなしていてる。
しかし、正直なこと言うと、
単発の仕事を一つ迷惑をかけてしまって、
無かったことにしていただいた。
本当に謝りようがない。
まぁでも、
なんとかバスル誌の方はこなせている。
そんな感じ。
まぁ、見ようによってはタイヘンだ。
まぁ実際疲れたり眠かったりもする。
僕が僕でなくて、
僕と仲のいい、
そして佐野がホントに好きで分かっている友人なら、
「たいへんだなぁ」と思うと思う。
あの、
よく書いた、もと「かわいい後輩」で、
うっとおしいので友人をやめたゴリ押しくんなら、
「本当でしょうかねぇ〜? 佐野さんの言うことですからねぇ」
とか、
知りもしないで人をイジる感じに言うかもしれないけれど、
(芸人でもないのに真似て人前で人をイジって満足するヤツを僕は嫌いだ)
佐野を本当に信じている心ある人なら、
「たいへんだなぁ」と思うんじゃないかなと思う。
けど、
不思議と、
受け取る人の性格によってイヤミに感じるかもしれないが、
なんかねぇ、
やっているうちに楽しみもみつけてしまって。
まず、
これまではずっと仕事で部屋にいて、
毎日外に出ないでいると、
外の空気感が分からない。
でも最近、土日以外、
母のところに行く時に外の空気を感じる。
今は冬だから基本寒いのだけれど、
その寒さの感じも微妙に毎日違う。
気温のとても低い日比較的高い日、
空気の冷たい日そうでもない日、
風のある日風の無い日、
太陽の出ている日出ていない日、
そしてその組み合わせ。
そういうのを感じられるのは、
毎日決まった時間に外に出るからだ。
それはそれで悪くない。
肌が喜ぶ、
そんな感じかな。
それから、
どういったらいいのかなぁ、
僕は出来るだけ家族の役に立ちたいと、
何故か昔から思ってきた。
(心ない家族に「恩にきせてる」とか勝手に言われても)
それはそういう人が他に佐野家にはいなかったからもしれないが、
そういうキモチがあったから、
阪神淡路大震災後のダメダメ伯父とのゴタゴタのおりの後に
病院や養老院に入れられた祖母のところに何度も通ったことも、
去年の父の入院時から死去までに何回も通ったことも、
一人ではあったけれど、
佐野家の一人としてやるべきことだったのかもと今は思える。
母に関しても昔からいろいろと手伝ってきたけれど、
なんかまぁそれらの延長で、
全ての総まとめの様な気がしているのだ。
だから、
もし何も知らないペロッとした中身の薄い女性が、
「お母さんお母さんとか言って、マザコン?」
とか言って、
ケハハハハとか笑っていたらちょっと違うのかもしれない。
そんなこと言う女性ははきっと、
将来産んだ息子に邪険にされちゃうからな!
因果応報だからな。
へへ。
そんなアホなことを言わない、
そのあたりのことの優しさが、
先々自分にも向けられるんだとちゃんと理解できる、
かしこい女性と僕は付き合いたい。
いやいや、
そう、
だから、
そういう話ではないのだなぁ。
それはとにかく、
母には出来るところまでやってあげたい。
みんな自分への「正しい」ことだけで、
だんだんとそういう感じの世の中ではないからよけいに、
普通のこととして。
そして、
それは出来たら自然に楽しみながらしたい。
そんな感じ。
まあそれにしても、
ホントなんとかやってるよなぁぁ。
自分で言うけれど。
こんな中で、
昨日、
パズル誌2誌分のイラスト完了で発送。
今日は「ネコパズル」が完了でデータ送り。
いったいどうやったら出来るんだ、
自分。
ああ、若かった大阪時代に、
ヘロヘロになるほどよく働きこんでいてよかったよ。
あれで鍛えられていたのが、
こういう時に長い年月乗り越えてきっと活きてきているのかもしれない。
「若い内の苦労は買うてでも」
というのはこういうことなんだろうな、
と今、歳を重ねて思う。
あと、
そうそう。
「電車に乗る」ということで、
その時間は読書にあてることにした。
部屋で仕事をしていると、
意識してじゃないと最近はなかなか読書できないけれど、
「電車で読書」と決めていると、
進んでいく。
ずっとすこしずつしか進んでいなかった本が、
どんどん進んでいく。
これも通い出してからのいいところ。
他にもアレコレもあった気もするが、
とにかく今はこんな感じ。
こうやって、
時間の合間の夜、
ブログだって書いちゃうんだから、
たいしたヤツだ、
俺は。
(ここはあえて「僕」ではなく「俺」と書きたい)
さぁ、
アッブしたら寝るぞ。
明日もまた仕事してから行く。
そんなこんなです。
That's all for now.
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