『ナンクロメイトDX』誌のイラスト。
編集部からのお題は、
〝 目にも鮮やかな ワカバ 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 急いでいる時ほど… サッキュウ 〟
↓
編集部からのお題は、
〝 背に腹は代えられぬ 〟
↓
これは、
『ナンクロメイトDX』誌、4月号 用。
2月19日、全国の書店で発売。
(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
●
今回、
イラストに関しては特に何もないかな。
●
先週の木曜日に、
母親のリハビリの体験に行ってきた。
12月に認定された、
「要支援認定1」で受けることのできるサービスとして、
市関連の「高齢者あんしん窓口」からの紹介で行った、
「体験リハビリテーション」だ。
幾つもあるリハビリができるディサービスの施設に、
1カ所につき一回体験が出来る。(週に1回)
そして「ここにしたい」というところが決まれば、
そこに確定してそのあとずっとその施設で、
リハビリを継続して行う。
そういう仕組みだ。
(いやぁ、やってみるまでは分からなかった。
何事もネットや情報に頼らずに自分でしてみることだな)
通院だとか、
なんじゃかんじゃでなかなかここまでたどりつけなかったが、
これでようやく公共のサービスもすこし手をのばして。
来週の水曜日にもまた別の施設の体験に行ってくる。
●
今日の朝、
母親に電話したときに、
母が姉に替わるというので替わったら、
「リハビリの施設でも2種類あるらしくて…」
と情報を言いだしたので、
「いや、まあいろいろあるのかもしれないけれど、
今はあんしん窓口の担当に人にまかせてるから、
もうまかせといて」
と返すと姉それにはひっかかって、
「言ったらあかんの?! 言っただけやん!」といい
そこからダダダダダダと言い合いになった。
ちょっと「しまった」と思ったが、
もう仕方ない。
●
こうなると、
姉はいつものように、
「ほら、どうせハジメは私が嫌いなんや」
みたいなグジュグジュした話になり、
大きな声でガンガンと来る。
もう本当に面倒。だから面倒。
もちろん僕も沢山言い返したが。
その中で、
こんなことがあった。
「前にハジメには、
私より友達の方が大事やとか言われたしな!」と。
去年もそういう風に言われたことがあるが、
〝どうだ言ってやったぞ〟みたいな口調で言う。
たぶん右か左の口元がぐっと上がっていると思う。
つづけてこんなイジワルなことを言う。
「その友達はハジメのことハジメが思っているほど何も思ってへんかもしれへんで」
と。
なんてイジワルなことを言うのだろう。
まぁ、
そういうこともあるかもしれないけれど、
そういうのだけで友達と付き合っている訳でもないし。
それは言葉にはならないようなことで。
(しかし姉として友達を大事にしている弟は「良いこと」ではないのか?)
そして、
今度は、
「私の方がハジメのことはわかってる」
と言う。
さらに、
「〝兄弟のようやと〟と言ってくれる友達もいるのに、
私の本当の兄弟は〝友達の方が大事と言うんねん!〟」
と言って、
ちょっと泣きだしたりしだした。
で、
僕はそれより、
別のことでちょっと「おお」と思って、
「〝兄弟のようやと〟と言ってくれる友達がいるんや。
それやったらええやん。安心した。」
と言った。
すると、
「私にはそんな友達おらへんもん」
という。
訳がわからない。
どうやら
「〝兄弟のようやと〟と言ってくれる友達」
というのは、
テレビで見たりドラマで観たことを言っているようだ。
なんだ。
それなら、
「確執があった父ではあるが入院してからずっと通って和解した」
みたいな番組やドラマだってあるだろう?
それも参考にしてやってみるなんてことは無かったな。
●
それにしても、
「私の方がハジメのことは全部わかってる」
と言いたいというのは何なんだろう?
自分が「上」ってこと?
独りよがりな母な人が、
「私はウチの子の事は全部知ってます」なんて言うみたいな?
よく分からないし、
ちょっと「なんだかなぁ」と思う。
というのも、
だいたい、
「人」は「人」のことを全部分かるだろうか?
家族であろうとも「分からない」部分もあるのが、
人間じゃないか?
そしてそういうのは、
全部分かった気にならない方が、
いいんじゃないか?
まず、無理だろう。
だからそれをそのままにしておくが、
普通で親切じゃないだろうか。
だから、
そもそも僕は、
どこの誰でも、
「アナタのことを全部分かっている」
なんていう人は、
昔も今もあんまり好きになれない。
(昔、会社でそういうヤツがいた)
そういうこと言う人にはちょっとイヤで用心するタイプ、
それが僕だ。
そういう意味で、
姉は僕のことはちっとも分かっていない。
分かってて言っているならば、
さらに分かっていない。
なんだか、
「ハジメを全部分かっている」と言うのが目的みたいな。
まるで、
誰か他の人にきいて貰うためにアピールしているかのような。
ね。
まあ、
もちろん母は向こうにいたけれど。
●
本当に、
小さな小さな世界の話だなぁ。
ぐじゅぐじゅと。
「それが人間同士の付き合いやん!」と自ら行っていたが、
そんなに「気に入らない」みたいに言うなら、
放っておけばいいのに。
で、そんな風に言うと、
「放っておかへんで! 兄弟やから!」
と。
うわ。
結婚したり出て行ったり自立したりはせず、
父の金銭的なバックボーンで暮らしていながら反発して、
ずっとずっと母のそばで全てやってもらってテレビ観て、
何か趣味でも楽しい事をして外の人とつながるということもせず、
ちょっとしたらすぐにネバネバネバネバしている兄弟が、
「お前を逃がさへんで」みたいな。
さらに母にすぐ訴え母もゴチャゴチャに引き込む。
おまけに、
その姉と母の住んでいるマンションの負債者だ僕は。
そのあたりを姉は実質的に救ってはくれない。
そう思っていることを姉はそれこそ分かっていない。
たぶんそれを言えば、
「それも分かってる」とその時だけは言うだろうけれど、
分かっているだけで「自分からすすんでは何もしない」のなら、
ただ「分かっているだけ」なのを後付けでアピールしているだけだ。
ぬかるみの世界だなぁと正直思う。
(いやぁもう、
母をどんどん味方につけてもらっていいか、
この際「ハジメが良くない」でどうだろうか、と思い始めた。
今日あたり「私がどんなに可哀想か」と姉は母に訴えているだろうし)
(つづく)
●
さておいて、
金曜から姉が休みなので、
明日までの3日間は自分のことに集中。
昨日の金曜は家のことと買い物。
今日はイラストパズルを1つ完成させてちょっと買い物。
明日もイラストを進められるだけ進めておこう。
そんなこんなです。
That's all for now.
✓