『デラックスクロスワード』誌のイラスト完了。
編集部からのお題は、
〝 春はやる気満々 卒業します&始めます 〟
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編集部からのお題は、
〝 主役ばかりじゃつまらない… 引き立て役にも味がある 〟
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編集部からのお題は、
〝 古い言い方に年代を感じる 呼び名が変わった!? 〟
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編集部からのお題は、
〝 舌切り雀のお話に学ぶ 〟
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編集部からのお題は、
〝 名作を観て、読んで! もっと知りたい江戸時代 〟
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『 漢字大満足100問 』誌のイラスト完了。
編集部からのお題は、
〝 頼りにしてます 〟
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編集部からのお題は、
〝 散切り頭を叩いてみれば… 〟
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編集部からのお題は、
〝 先の先を考える 〟
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編集部からのお題は、
〝 いただきます! 〟
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(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
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先週、
家のお墓がある霊園に行った。
草抜きなど整備をしていたら、
しばらくして年配の方々 3 人連れがやってきて、
ちょっと離れたところのお墓を掃除し始めて。
途中でその中の最年長らしき人が水くみ場に行きすがら、
「丁寧にやってはりますなぁ」と声をかけてきた。
その人は赤と紺と白の「ブランドはFILA!」なウェアを着ていた。
挨拶をしたら、「家はどこらへんですか?」と聴くので、
「震災前まで、呉川町に家があったんですよ」と答えたら、
「神戸銀行の社宅があった近くの?」
「釣りの餌を売ってたところらへん?」
と僕の家があった近くの懐かしい場所を口にされた。
で、逆に「どちらにお住まいなんですか?」と聴くと、
「浜町ですわ」という。
「宮川小学校の南方向ですわ」と言うので、
「あ、母校です。宮川小学校-精道中学校です」と言うと、
「あ、一緒です。宮小-精中」と答えたので、
「じゃあ、僕の先輩ですねぇ」と言って笑った。
すると「精中では村上春樹の同級生ですわ」と言う。
「えっ、そうなんですか?!」と驚いて僕。
「はい、村上はほんまに本ばかり読んどりましたわ。
それも大人の読むような。
その頃からやっばりちょっと違いましたわ」と。
僕は「へぇぇ、そうですかぁ。ちょっと好きなんですよ」と。
まさかその日お墓でそんな、
ちょっとウレシイ話を聞いて帰るとは思わなかった。
村上春樹さんが、
芦屋で僕の通ったのと同じ中学であるのは知っていたけれど、
同級生だったという方と話したのは初めてだ。
決して、
〝彼は今までに何度その話を人にしたのだろうか〟
なんて、
ひねくれた小説もどきのクチマネみたいなコトは本当に思ってなくて、
単純に少し、
「今日は耳が得したなぁ」な気持ちになって帰ってきた。
「世界の~」になってても
もともとは普通に小さく繋がっているのだな。
ありがとうございました。
FILA ウェアさん。
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ところでその日、
霊園で懐かしいものを見つけた。
朝駅前で買ったパンを昼食として食べた、
休憩所の近くにあった。
柿をそのまんま小さくしたような実がなった木。
子供の頃近所の家の生け垣がこの木で、
今の季節にこのオレンジの小さな実をどっさりとつけていた。
懐かしい。
久々にじっくり見た。
裏に住んで居た「ヨシタカくん」と、
これをたくさん手に取ってはお互いに向けて投げあいっこしたな。
ひゃぁひゃぁと。
調べたら、
名前はピラカンサ。
「人」のコトはどんどん変わるけれど、
自然の形はホント変わらない。
そんなこんなです。
That's all for now.
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