なんだかちょっと前から風邪っぽいので、
なんとかこの段階で押さえ込もうと、
ホットワインを飲んだり、
柑橘類をムシャムシャ食べたり、
リンゴをすり下ろしてパクパク食べたり、
そして、
「ひきはじめ用」の風邪薬を飲んだりしている。
●
それでは、
今、チラッと出た、
「風神雷神」さんたちに登場していただきましょーう!
♪チャンチャンチキチキチンチキチン…
風「風神でーす!」
雷「雷神でーす!」
風雷「ふたり合わせて、風神雷神でーす!」
風「まぁしかし何やね」
雷「はぁ」
風「立春も済んだし春も近いねー」
雷「うん、梅ももう咲いてるもんな」
風「ほんまやねぇ」
雷「けど、まだまだ寒いなぁ〜」
風「そや、ここからは暖かくなったり寒くなったりで」
雷「うん」
風「風邪にはほんま気をつけなあかんで」
雷「ほんまやっくしょん!」
風「なんやそら、今気をつけなあかんゆうたばっかりやないか」
雷「ほんまや。ほんなら帰って休ませてもらうわ」
風「こらこら、帰ってどないするねん」
雷「いやいや、気をつけぇ言うから」
風「何ゆうてんねん漫才の途中やないかほんまに」
雷「はいはい」
風「まぁ実際、風邪ひいたからゆうてもなかなか仕事は休まれへんかったりもするしねぇ」
雷「あ、そうなんや」
風「そうなんやって、キミはそうやないんか?」
雷「いやぁ、別に〜」
風「そうなんか?」
雷「うん」
風「ちょっと待ってや、僕ら〝風神〟でもな、北風とか春一番とか、結構忙しいで」
雷「ほぉ、お疲れさん」
風「お疲れさんやないわ。君ら〝雷神〟かて忙しいやろ?」
雷「いやぁぁ、それほどでも〜」
風「あっちいって雷落としたりこっち行って雷落としたりせなアカンやろ?」
雷「ん〜、僕ら〝雷神〟は〜、まぁ別にそうでもないで〜」
風「そうなんや!」
雷「うん。だいたい家におって、寝ころがってたりテレビ観たり」
風「ええ?」
雷「本読んだりお菓子食べたり、そんな感じやで僕ら〝雷神〟は」
風「そうなんか?!」
雷「うん。そやで、だってほら」
風「うん?」
雷「カミナリだけに
ゴロゴロしたりしてね」