« 2015年11 月 | メイン | 2016年1 月 »
今年は、年明け早々からパーフェクトレインボウを見たり、 1年以上前に買った本を読んだり、 絵を描いたり、 電車に乗ったり、 根菜を沢山食べたり、 お地蔵さん横のお言葉に感心したり、 昔のテレビ番組のDVD観たり、 本を読んだり、 飲みに行ったり、 靴を買ったり、 これから無くなっていくであろう、阪急神戸三宮周辺をタテパノラマに写したり。 〝あおいちゃん〟を誕生させたり。 子供時代を過ごした、芦屋の街をタテバノラマしたり、 ツツジとサツキの比較の絵を描いたり、 簡易絵の具ケースを作ったり、 大豆をちゃんと戻して食べるのに凝ったり、 飲みに行ったり、 隣の教会にエレベータールームが出来たり、 サイト「なごむアトリエ」に、パズル誌のイラスト紹介ページを作ったり、 ロンドンに行ったり、 ロンドンでも飲んだり、 日本に帰ってきてからも飲んだり、 暑いからというのでまた飲んだり、 昔のテレビドラマのDVDを買って観たり、 本を読んだり、 カワイイ手紙を貰ったり、 まだまだ暑いというので飲みに行ったり、 カレーを食べたり、 本を読んだり、 「なごむ亭元楽」名義のイラストパズルの、紹介ページを「なごむアトリエ」内に作ったり、 秋だというので飲みに行ったり、 ずっと描きかけだった絵を完成させたり、 パズル誌に描いている、チュンチュンのまちがい探し絵の紹介ページを、「なごむアトリエ」内で作ったり。 やはり飲みに行ったり、 絵を描いたり、 「CDショップ ベスト」が閉店になっていたり、 日本酒イベントに飲みに行ったり、 六甲道のホームの椅子がゴージャスになっていたり、 本を読んだり、
絵を描いたり、 今年もあと少しだというので飲みに行ったり、 やはり最後まで絵を描いたり、 だいたい、こういった一年。それにしてもこの2015年は結構目まぐるしく、前半の出来事がもうずいぶん前の出来事のようで。そんなこんなです。✓
☂この1つ前にイギリスの本を読んでいるのだけれど、こちらを先に。12月のアタマに3日くらいで読んだ、『丘の上の綺羅星』。嘉門達夫さんの自伝小説。嘉門達夫さんは若い頃、笑福亭鶴光さんに弟子入りして「笑福亭笑光」となり、ラジオ番組「MBSヤングタウン」でデビューしたが、その後師匠から破門され、放浪の旅をしたあと、嘉門達夫として再デビューした。その過程を描いている青春物語なのだけれど、その中で嘉門さんにとって重要な人物だった、ラジオ「MBSヤングタウン」の名物プロデュサー、渡邊一雄さんとの当時から最近までの関わりを同時に描いている、そういう話だ。(もちろん細かい内容はここには書かない)●大阪の毎日放送のラジオ「MBSヤングタウン」、通称「ヤンタン」といえば、僕もほんとによく聴いた。主に中学から高校にかけて熱心に聴いた。関西ではとても人気のあった深夜放送だった。僕らの世代では、桂三枝、笑福亭鶴光、月亭八方、桂きん枝、キャッシー、諸口あきら、笑福亭鶴瓶、原田伸郎、谷村新司、〜さん達がやっていた。(原田伸郎さんの曜日に、「笑福亭笑光」時代の嘉門さんがサブで出ていたことも、うっすらと憶えている)僕が一番「ヤンタン」に夢中になったのは中学の頃。前にもここに写真を載せたことがあるけれど、何回かネタのハガキを投稿して、「ヤンタンボールペン」をもらったこともあった。これはちょっとした自慢、かな。だから、この「ヤンタン」をキーワードとして描かれているこの作品は、個人的に良かった。●物語のクライマックスで、嘉門さんがあるシンガーと一緒に、神戸のライブハウスでライブをするシーンがある。店の名は「ジェイムスブルースランド」。場所は中突堤中央ターミナルの北に位置するところ。住所が「神戸市中央区波止場町無番地」。なんと、無番地。なのだけれど、このライブハウスの名前と場所が出たときに、「あっ、ここって…」とすぐに気づいた。この店は、ライブのない時はバーとしてもやってるのだけれど、ここは、2011年の誕生日の夜に僕が飲んでいた店だ。 (その時に写した、当時の携帯による小さな画像)他で飲んだあとに、なんだかアヤシイ面白そうな店だったので、興味を持って入った店だった。まぁ、ただそれだけの話なんだけど、そこの部分でも個人的に、この本はちょっと読んでいて面白かった。☂ そんなこんなです。✓
近くの天神さんでは、9年前の子年から、丁度この時期に翌年の干支の石像を置くようになりました。(まだひと回りしていません)で、先日境内を通ったら、新しく「猿」が設置されてました。「おや、お子さん?」 ●別の日、JR六甲道のホームに立ったら、椅子が新しいものに変わっていました。「おぉ、ゴージャス!!」 座面と背面がレザー風で。雨や陽でも劣化しにくい素材なのでしょうか。ちなみに、これまでのよく見る椅子と違って、ホームの縦方向を向いているのは、「前によろけて線路に転落」という事故を防止する為だそうです。なるほどなぁ。●| かかってこんか〜い!! / 西宮北口の、期間によっていろんな店が出ているコーナーで、ちょっと可愛いドーナッツを売っているお店がありました。「シレトコドーナッツ」という北海道の会社のお店です。東京にもお店あるみたいです。それにしても、「なに並んで覗いてこっち見てんねーん!」な感じで。● 久しぶりにキンカンを買いました。冬に食べることは何年もなかった気がします。今から10年くらい前に、「思い切りキンカンにはまっていた冬」がありました。最初は色んな店で買っていましたが、そのうちにJR六甲道近くの果物屋さんのキンカンが、一番美味しいということがわかって、その後はずっとその店で買っていました。そうそれは、先日ここに載せた「CDショップ Best」の、北向かいにあった果物屋さんで、老夫婦とその息子さんらしき人が店に立っていました。(その店も今はもうありません)で、何度も行ってはキンカンを買っていたので、しばらくするともうお店の人たちも僕の顔を見ると、「あっ」というような「見知っている」的な顔をするようになりました。その時思っていたのだけれど、きっと、あの老夫婦と息子さんは内々で、僕のことをきっと、「キンカンの兄ちゃん」と言っていたんじゃないかと。しばらく行かなかった時などはきっと、「最近あの、キンカンの兄ちゃん来ぉへんなぁ」「ほんまやねぇおとうさんどうしたんやろねぇ、キンカンのお兄ちゃん」なんて言われていたんじゃないかと、そう思ったりしていたものです。●そんなこんなです。✓
『デラックスクロスワード』誌のイラストが完了。編集部からのお題は、「安全で良質な農産物を… 米と麦。自然の恵みにありがとう」↓ 編集部からのお題は、「かつて、そこに駅が存在した… 思い出に残る廃駅」↓ 編集部からのお題は、「私たちの平和な暮らしのために… 国と政治のあり方」↓ (C)Hajime Sano(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)☁ あおいちゃん。●そんなこんなです。✓
Hajime Sano
☂9月から読んでいた『暮らしを支える植物の事典』を、11月の初め頃に読み終えた。 前にも書いたけれど、大阪で働いていたときに会社が一緒で、今は東京に住んでいる友人のMっちゃんの、そのお父さん(農学者をされていた)が翻訳と出版に尽力した本だ。10年前に亡くなられたあと、暫くしてからMっちゃんが、「父の本が最近完成したのでよければ」と、いただいたもの。(逝去後に他の方が引き継いで出版に働いたとのこと)それから数年、読もう読もうと思いながら、ずっと本棚に置いたままだったのだけれど、この秋からふと読んでみる気になった。ボリュームもあり読むのも少しずつだったので、全て読み終わるのに時間もかかったが、読み応えがあった。それにかなり、為になった。普段意識していないけれど、どれだけ多くの「植物によって出来ているモノ」に囲まれているのかが、よく分かったし、いわゆる見た目の木製や自然素材的なものだけでなく、「えっ?」と思うようなものまで、原料が植物由来で出来ていたりするということを、初めてちゃんとした形で知らされた気がする。「こんな風にまとめて、こういうことを教えてもらえるようなものは、あまり無いよなぁ」なんて思ったので、この本は処分などはせずに、「保存版」にすることにした。❖ この『植物の事典』では当然、まず、「植物の力は素晴らしい」ということを、衣食住に使われているいろいろな植物を例にとって、その力や作用や効用を教えてくれている。(もちろん上にも書いたように、パッと見ただけでは植物由来とわからないものも含めて)ほんとに読んで、「すばらしいなぁ〜植物は〜」なんて思った。けれど、ただそういう植物賛美だけでなく、さらにこの本では、現在の植物にまつわる産業の、危うさや問題点も同時に教えてくれてる。例えば、それらは、先進国の僕らの手元で簡単に手に入って、しかも、それをあまり意識せずに暮らしているのだが、その気づかないというコトが、どれだけ多くの植物を大量に消費してしまっているか、ということの危険性を訴えている。❖それらの原材料となる植物は、もちろん、ちゃんとした労働やちゃんとしたルートや、ちゃんとした法の下で管理・加工製造・輸出されて、先進国の僕らのもとに入ってくるものもある。けれど、安く大量に売られて手に入りやすいものの中には、見えないところで、人々が過酷な労働で搾取されてものも多いという。また、それらを得るために、古くからそこに住む原住民を否応なしに追い出していることもあるという。僕らが「ひゃー安いねー、ラッキー。飽きたら捨てようポイッ」なんてやっている裏で、もしかしたら辛い仕打ちを受けている人が大勢いるかもしれない。逆に高価なものに関しては、高く取引されるがゆえに売買したい人も多く、太古からの森林がどんどんと伐採され、中には勝手に違法に伐採されるケースも多くあり、しかもそれがどこで取れたものか、原材料になってしまうと特定できない場合も多く、知らない間に「反則モノ」を使っている場合もあるらしい。それは、普通にぼんやりと過ごしていると、ちょっともう解らない。けど、考えたら、こんなに多くの国がどんどん経済発展してるんだから、「そういう感じはどんどん進んでいるかもなー」っていうのは、こんなポヨポヨ〜ンな僕でもこの本を読んでいるうちに、想像出来てしまったりする。そうやってどこかで、どんどんと木や森が無くなっているのに、そのあたりのことを聴かれると、「まぁ、大丈夫なんとちゃいますのーん?」「深く考えても仕方ないやないですか〜」とノンキにやっているのがほとんどの現状なのかもしれない。と、そんなことを思った。それから、ちょっと前なら、高級な木材で出来た家具を購入して、「いやぁ、やっぱり天然の木で出来たモノはいいねぇ〜」なんて言っているのが、「よく知っているインテリ」なんて感じがあったけれど、これからはもうそれだけで喜んでいると、単なる「お気楽バカ」になるのかもしれない。高級素材のものを買うならば、ちゃんとしたルートでとれたちゃんとしたものを、出来るだけ見極めて買うようにするのが、この先は「ちゃんと考えられる人」になるのかもしれないナ。そんなことも思ったりした。もちろん、だからと言って、個人でどうこう出来る事はなかなか多くは無いけれど、少なくとも、こういう話に対して、「まぁ、そんなコトゆうてもいろいろあって難しいんちゃいますか〜」っていうような口先だけの鼻声的物言いだけは、これからは出来るだけやめておこう。だってバカみたいだもん。❖とにかく、この『植物の事典』は読んでよかった。もっとみんなに読まれるぺきだなぁと思う。ただ、残念なのは、この訳本のもとになっている、イギリスの植物研究者アンナ-レウィントンさんの本が2003年版のもの、それからこの訳本自体は2007年のものというところ。たぶん数字的なものは現在は違うと思うし、いろんな事情も変わってきていて、それ以降に特筆すべきことも出ているだろうから、改訂版があればいいのになぁ、とおもったりする。また、文章自体は難しくはないのだけれど、研究書的なものだからか、値段がちょっと高い。そのあたりでなかなかみんなの手に、という訳にもいかないかもしれない。でも、ほんとに個人的に、「みんな知るべきだ」と思うようなことが沢山かいてある本で、いいなぁと思う本だった。☂ そんなこんなです。✓
『ラッキー! クロスワード』誌の次の次の号の、なごむ亭元楽名義のイラストパズル(探し絵パズル)、「コンビニヒーロー」が完了。 (C)Hajime Sano(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)☀数日前、JR六甲道駅近くに行った時に知ったのだけれど、駅の南側のビルにずっとあった、「ベスト」という名のCDショップが閉店していた。 今どき珍しく、個人商店で頑張ってやっていたCDショップだった。ここはたしか、レコードの時代からやっていて、僕の記憶が間違っていなければ、そして経営者がずっと同じであるならば、かなり前からやっていることになる。この店がある六甲道駅というのは、僕の昔の通学電車の途中駅だったので、電車からチラッと、当時2階にあった南天荘書店の下に見えていたのを憶えている。その後社会人になってから、目当てのレコードを探しに、父親の乗っていた車でやって来たこともあった。で、その時に、レコード以外にも、家電だったかオーディオだったかギターだったか、何なのかは憶えていないけれど、ゴチャッとアレコレ置いていた記憶が、うっすらとある。店名も昔は、「ベスト電気」と言っていたように思うのだけど、(九州の量販店「ベスト電器」とは関係なく)そのあたりの記憶はもうすっかり曖昧だ。なんとなく、「ちょっとさびれかけた古いお店」という印象だったように思う。1980年代半ばくらいのことだ。1990年に、この近隣に住むようになったけれど、その最初の数年のこの店のことはそんなに記憶にない。どうやったんかなぁ。当時は六甲道に来る頻度が少なかったというのも、その理由だと思うけれど、上の2階の「南天荘書店」がいい本屋さんだったので、そこ目当てで来たりもしているはずなので、見ていない筈はないのだけれど、あまり思い出せない。まぁ、大阪で働いていた時は、そもそもそんなに近隣をうろうろしてないし、フリーになってからはお金も苦しかったし、そういうこともあったのだろう。僕が強くここを認識するのは、1995年の阪神淡路大震災の後からだ。被害の大きかったあのあたりは再開発がされて、もとあったビルが建て替えられ、前とほぼ同じ位置にCDショップ「BEST」として、オープンしてからだ。そう、この時に、昔の「ベスト電気」の経営者が、代替わりしたとかそんなんじゃないかと、勝手に想像していた。いやいや、本当のところは解らないのだけれど。 で、その新しい「BEST」になってからは、ほんとによく利用した。90年代後半はまだまだCD全盛期で、新譜の欲しいモノがあると、近くで昼食を済ませたあとに行ったりして、よく買った。三宮などに行った時には、タワーレコードやHMVなどの大型CDショップに行ったけれど、手近で早く手に入れたい時などは、便利で重宝したし、買わなくてもCDの棚を見るだけでも楽しかった。けれど、ここ数年はもうあまり行かなくなった。欲しいCD自体が、もう昔ほど無くなったというコトもあるし、ごくたまに欲しいものがあってもそれは、「これは店には無いやろなー」と思うものも多く、最初からアマゾンなどのネットショップで買う場合も、多くなってしまった。それでも、前を通ると、「うーん頑張ってやってるなー」と思っていたのだけれど、そうかー、とうとう無くなっちゃったかー。●お疲れさーん。そして、一時期はほんとにお世話になりました。あれこれワクワクを、沢山ありがとうございました。
そんなこんなです。✓
『クロスワードメイト Mini』誌のイラストが完了。編集部からのお題は、「解いているうちに食べたくなる!? ラーメンが一番だ!」↓ 編集部からのお題は、「何かと気になる数字 3にこだわる理由は!?」↓ 編集部からのお題は、「『真田丸』も始まりました 戦国時代にひとっ飛び」↓ 編集部からのお題は、「生活や好みまでわかっちゃう? 人間観察のススメ」↓ (C)Hajime Sano(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)☀冬のパイ山。神戸三宮。先日買い物のついでに、写真を写したくて狙って立ち寄ってみたら、案の定、紅葉でいい案配。ギターを弾く人。
そして、ギターを弾く人の音楽を聴く人と聴いてない人。 冬のパイ山。神戸三宮。そんなこんなです。✓
『まちがいさがしメイト』誌の問題2点完了。まずは、〝なごむ亭元楽〟名義のペンギンパズル。 それから、チュンチュンのまちがい探し。 (C)Hajime Sano(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)☀いよいよ12月。今年の12月1枚だけになってカレンダーの下に、もう来年分を重ねてセッティング。 カレンダーはここ数年は毎年同じものを使っている。かつては、何かシャレたデザインされたものやオモシロイもの、好みのイラストがついたり写真をあしらったもの、また、少し凝った感じの文字レイアウトのカレンダーを使った時代もあった。けど結局、ここ10年以上は、シンプルで予定の書き込みやすいものを使っている。今使っているこれも、4.5年は同じじゃないかなー。(その前に数年使っていたものはもう手に入らなくなった)ざっくりとした予定はこのカレンダーに書き込んでいる。仕事の締め切りと、プライベートの予定。下の空白に、期日の無い「やりたいこと」をいくつか箇条書きして。さらに細かい作業予定などは、別に作っている週間の作業予定表の方に書いているので、ここにはあくまでザックリと。おしゃれなカレンダーを使っていた頃は、月間の予定は別につけていたのだけれど、もう、カレンダーと共にパッと見れるのがいいなー、ということで、こういうタイプのカレンダーになった。●さあ、ともあれ、今年ももう一ヶ月足らず。 そんなこんなです。✓