前にも書いたけれど、
次の絵は、これの完成を予定してます。
で、
それ以外にも、
描きかけのものがいくつか。
まずはこれ。
↓
もう別にこれでいい気がしない訳ではないけれど、
はやり、もうちょっとちゃんと向きあって、
「おしまい」のキモチの確認を絵と交わしてから。
それに、右下の手だかなんだかわからなところが、
「手だ」なのか「手でない」なのか、
「どっちでもええねん」なのか「ハンパなままにしとく」なのか、
そのあたりがキモチ的に保留のままだし。
↓これは、
あまった絵の具がもったいないので、
ちょっとずつボードにこすりつけているうちに、
こんな感じになった。
真ん中の下あたりで白く抜けているところに、
何か(おそらく女性)を描いてはどうかな、と、
思っているところまで。
↓これも、
使った絵の具が余った時に、
ちょこっとずつ落書き的に絵の具を置いてる。
9月に「ピースカード展」に出した男女の裸の絵の、
右側にあしらった色の模様は、
そもそもこれをもとにして描き写したもの。
これはこのまま時々絵の具をこちょこちょと置いて、
「もういいか」というところまできたら、
何かのパターンとして使ってもいいかもしれない。
たとえば手帳とかの模様として。
↓これは、ふと、
「横を向いて叫んでいる女性」を描きたくて。
軽くちょっと鉛筆で描いて、
色を塗ってみた。
まだ、
どういう風にしたいのか、
またこのまま進めるのか、
わからないけれどとりあえずはこのまま。
で、ここに写真を載せて見ていると、
後ろに重ねているパターンのような別のものと、
くっつけちゃって一つのものにしてもいいか、
なんてことも思う。
↓これは、
もう去年になるか、
青い絵の具を使って余ったもので、
ブルー系をグルグルッと塗って、
そのあとで真ん中ピンクと、
横に人の形を置いた。
黒目が入ってないので今はちょっとコワイけれど、
まぁ、そう思わずにいてほしい。
で、
この絵の、色の配色の参考にしたい写真を、
作業机の上に貼っているのだけれど、
その写真の全体の色味を参考にしながら、
「こんな感じにしたい」というイメージはもう出来てはいる。
↓これは、
キレイな赤い絵の具を何かで使ったとき、
その余ったモノで、ふと、
「ちょん、ちょん」と白い紙に十字に描きたくて、
やってみて「ああ、白に赤はキレイなー」なんて思って。
まぁそれだけで、
その後はそのままで、
どうにかしてあげたいのだけれど、
今はまだ何も思いついていない。
別に「抽象絵画」を目指している訳ではないので、
このままではなくてどうにかするのだと思う。
↓これは、
青い絵の具が余ったので少しシャシャッと塗ったものに、
あとで少し色を付け足したもの。
この時点では何も思いつかずただ塗っていたけれど、
↓下の絵を描いてから、
それとの連作にしようかと、
そう思ったりしている。
↓その、これは、
カメラをやっている友人が家に来たときに、
何か絵を描いているところを写真に写したいというので、
なんとなく描いてみたもの。
顔がまだ描かれていないのでコワイかもしれないけれど、
そう思わないで。
で、この女性と同じものを、
上のブルーの描きかけの方にも描いて、
女性は同じでバックの違う「陰と陽」の連作にしようかと、
こうやって並べてから思いついて。
以上が今現在の描きかけのアレコレ。
ここ2.3年で、
「ちょっとずつちょっとずつ描き進めて、
長く時間がかかってもちゃんと納得いくところまで、
面倒をみて終えてあげる」
というやり方を習得してきた。
特に最近まで描いた、
「青い花」「ポートタワー」「阪急三宮駅」の3枚の女性の絵で、
そうやって進める時の感触のようなものをつかんできた。
ので、
「バーッと思いついて途中まではやったけど、後はもうそのままやなー」とか、
「こういうの一度に短時間でやらないと時間たったらやらないよねー」とか、
もうそういう80年代90年代的で表面的な感じや、
20才代>30才代>40才代くらいまでのいちびったようなこともなく、
多少時間がかかっても、
少しずつでも、
忘れずに、
ちゃんと相応にやりきってあげることを目掛けています。
それが、
いわゆる、
人が見て、
「いい絵」と言われるのか、
「いいことない絵」と言われるのかは、
あっちかこっちに置いといて。
そんなこんなの、
「描きかけパラダイス」てす。