2誌分のイラスト完了、
まずは「コンビニ限定クロスワード」誌のイラストが完了。
編集部からのお題は、
「異国でホームシック… なつかしいニッポンの暮らし」
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編集部からのお題は、
「やっぱり「頭」が大事です!」
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編集部からのお題は、
「大英帝国の歴史が刻まれた… イギリスの都市」
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続いて「はっぴぃ! アロー&スケルトン」誌のイラスト完了。
編集部からのお題は、
「トホホ 我ながらあきれちゃうね… 自分にドン引き」
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編集部からのお題は、
「煮ても焼いても美味! 極寒の海からやってきた…」
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(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
で、例によって、
パズル誌のイラストを紹介した記事のときは、
そのタイトルや絵から何か言葉を拾って何か書く。
「頭がだいじ」<漫才>
そんな「そんなでーす」
こんな「こんなでーす」
そんな「いゃぁほんまに、あれやねぇ、最近思うねんけど」
こんな「はぁ」
そんな「まぁ、何にしても、頭がだいじ、やねぇ」
こんな「あたま?」
そんな「頭やないか。…キミ、あたまも知らんのか?」
こんな「ああ、料理の時にこう鍋の中のものをかき混ぜたり、すくったりするあれやね」
そんな「それは"おたま"や」
こんな「あ、そうか、ほんなら、昔、手塚治虫のマンガにあった、鉄腕」
そんな「それは"アトム"や、それにおまぇ、それはちょっと無理ないか? 言うてみぃ?」
こんな「アトゥムァがどわぁいずぅぃぃ」
そんな「なんで"だいじ"までなまってんねん!」
こんな「どわってぇぇ」
そんな「もうええがな! とにかくな、頭がだいじやゆう話や」
こんな「あーっ、ほんまやねぇ。地震があってもとにかくまず頭は守らんとね」
そんな「おーっ、キミ、守られへんかったみたいな頭のわりにはええこと言うやないか」
こんな「そやろぉ? ええこと言うやろぉ? 頭はだいじやでぇ」
そんな「そや、けど、僕がゆうてるのは、そういう意味の"だいじ"やなくてな」
こんな「誰が守られへんかった頭やねん!!」
そんな「なんや! 怒るのがおそいわ! まぁ、聴いてや。頭がだいじっていうのはな、ちゃんと何でも自分で考えられる頭があるかっちゅうことや」
こんな「あー、難しいなー、それは」
そんな「そやろー、難しいけどな、何事もそれがもの言うんやないかと、思うねん」
こんな「でもそれはなー、そんなこと、僕のんは無理やなー」
そんな「そんな何ゆうてんねんな、あきらめたらあかんがな」
こんな「いや。でもな、僕の頭は、僕と一体で考えるねん。たぶんな。そやから僕を放ったらかしといて勝手に考えるゆうことは僕の頭は無理やなぁぁ。おまけにキミの頭はものを言うんやろぉ? しゃべるんやな? すごいねんなー、キミのこの頭は(ポンポン)」
そんな「こら、何すんねん! 触るなっちゅうねん人の頭に! 違うがな。頭はしゃべらへんがな! 何ゆうてんねんホンマに。あんな、キミと一体になったキミの頭が、ちゃんと一緒にモノを考えて、行動せなあかんでって言うてるねん」
こんな「何をキミは回りくどい解りにくい言い方してんねん。もっとスキッと頭で考えてから言わなあかんで」
そんな「やかましいわ、キミが言わせてるんやないか、ほんまに」
こんな「まぁつまりは、頭がだいじや、ってゆうことやな?」
そんな「そういうこっちゃ」
こんな「うん、そう言うたらこないだ、丁度そんなことがあったわ」
そんな「おお、あったか? 何があった?」
こんな「日曜日に家族と動物園行ってきてん」
そんな「あ、言うとったなぁ、今度動物園に行くゆうて。んで、行ってきたんか?」
こんな「うん、行ってきてん。でな、いろんな動物を見て回ってんけどな」
そんな「ふんふん」
こんな「その中で爬虫類のコーナーがあってなぁぁぁ、もぉぉぉ」
そんな「あ、わかった、そういや、キミはヘビがあかんかったなぁ」
こんな「お、憶えててくれたんや」
そんな「そら、キミの相方長いもん」
こんな「さすがやなぁー(ポンポン)」
そんな「だから人の頭にさわんなって! で、ヘビがおってんな?」
こんな「そう! おってーん。僕はヘビはもう、見ただけで見られへん」
そんな「なんじゃそら」
こんな「しかもこーんな大きなヘビや。ぐわーっゆうて、ろくろ回してるねん」
そんな「なんでやねん! ベビが陶芸してどないするねん! それも言うならとぐろ巻いてるや!」
こんな「そやそや、そのとぐろや。もう、子供が見よ見よゆうからイヤイヤ付き合ったけど、もう鳥肌立ってなぁー。ヘビでトリや。干支でゆうたら4つ違いや。逆回りやったら8つ違いや。いやまてよ、一回り以上で16才離れてるゆうこともあるわなぁ。ええなぁぁんもぉ、そんな若い嫁さんもろてぇぇぇ」
そんな「なんの話ししてんねんキミは! しかしそれはタイヘンやったなぁ」
こんな「でなぁぁぁ、しかもや!」
そんな「どないした?」
こんな「その夜、ヘビが夢に出てきよったんやぁぁー」
そんな「あ、出てきよったかぁー」
こんな「出てきよったー」
そんな「どんな夢やってん?」
こんな「あんな、僕がな、楽屋に入って鏡の前に座ったんや」
そんな「ほぉ」
こんな「ほんならそこに映った僕の」
そんな「ほぉほぉ」
こんな「体は僕のままやけど」
そんな「ほぉほぉほぉ」
こんな「頭だけがその昼に見た大きなヘビの頭やねん!」
そんな「わーっ、こわーっ」
こんな「頭が大きなヘビになった僕が、僕をじーっと見てるねん!」
そんな「うぅわぁーっ、こわいなぁぁぁーっ」
こんな「…」
そんな「…」
こんな「…」
そんな「で?」
こんな「ん?」
そんな「で、それが、その、最初の話しにどうつながるねん?」
こんな「いや、もう終わりや」
そんな「はぁ?」
こんな「わからんか?」
そんな「へ?」
こんな「頭が、大蛇」
そんな「は?」
こんな「頭がだいじゃ」
そんな「…」
こんな「あーたーまーがーだーいーじーゃぁぁぁー」
そんな「なんーやそら!!」
こんな「どわってぇぇぇぇ」
そんな「キミとはもうやっとられんわっ!」
そんなこんな「しつれいしましたー!」
♪テンテンツクツクテンツクツクツク、ドドン!
そんなこんなです。