29日に、
タテパノラマを写すために、
「HAT神戸」に行ってきた。
「HAT神戸」は三宮などの中心部より少し東にある臨海都市だ。
阪神西灘駅で降りて浜手方面へ向かって歩いて、
トラックがバンバン行き交う交差点やランプを抜けて、
整備されている公園に出る。
すると、そこにあった一本の桜が、
季節はずれの花を咲かせていた。
(桜やんねぇ? ↓)
が、ここで、
「異常気象?!」なんて躍起になってはいけない。
毎年、秋になって一度冷えたあとに暖かい日が続くと、
勘違いして出てくるコがいるものだ。
定かではないが、そっちなのかもしれない。
| 春がきたーーーっ!! …あれ? /
|しまった…こりぁ、違うなぁ… \
| えっ? つられてつい出てしもたやんかぁぁ \
| おいおい、どうすんねんなー \
| あーあ、無駄に花を使ったでぇー\
| おーいうしろー、そっちは出んときやー! \
日の沈むのが早くなってきた。
29日はあっという間に夕方になったので、
少しだけ続きを写すために30日も「HAT神戸」に行ってきた。
前日よりももっと西寄りのあたりへ。
しかし、やはり昼をちょっと過ぎると、
太陽は西の空へかなりの角度で傾き、
日差しがすぐにオレンジがかった暖色系っぽくなって、
フラットな感じに写真を写すのにはあまりいい状況とはいえなくなる。
もう、冬の気配がきているなぁ。
と感じながら、
ふと見ると海面に光が反射してキラキラと光っている。
わざと逆光で海面を写してみる。
おお、綺麗やんかー、と。
これでも時間は2時45分くらいだ。
海を覗きこんでみると、
小魚がサーッと移動するのが水から透けて見える。
それを追ってゆく大きな魚も見える。
| 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー /
| 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー /
| 小魚やでー / | やかましぃー / | 小魚やでー/ | 小魚やでー /
| 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | やかましぃっちゅうねんー /
| 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー / | 小魚やでー /
この臨海都市「HAT神戸」の敷地は、
昔は川崎製鉄や神戸製鋼の大きな工場があった。
僕が子供の頃は電車の中から浜手に、
モクモクと煙を上げる工場の煙突が沢山見えていたものだ。
前にも書いたが、
僕の暮らした芦屋の浜手に沢山建っていた、
また、今でもつきあいのある友人のヨシナガも住んでいた、
「川崎製鉄の団地タイプの社宅群」は、
ここで働いている人たちの住む住宅だった。
この、工場が今は無くなって、
当然、もともとそこで働いていた人たちが住んでいた、
芦屋に多くあった「川崎製鉄の社宅群」も、
今は無くなってほとんどがマンションになった。
まぁ、あの昭和の時代を知っている人間には、
そのあたりの全てがちょっと寂しくもあるけれど、
その分、当時の海は汚かった。
ほんとに、ほんとに、ほんっとに汚かった、臭かった。
けれど今、
大きな工場が無くなって、水が綺麗になって、
こうやって魚が沢山泳いでいるということは、
まあ、それはそれでいいことなんやろなぁ。
と思う。
この日はほんのちょっとだけの散歩程度にして、
家に戻るために駅へ向かった。
阪神電車の「春日野道」駅。
この駅は地下にある私鉄駅で数年前に新しくなった。
が、かつては、
「ホームが素晴らしく狭くて怖い駅」だった。
当時そこには、
上り乗車下り乗車兼用の1本こっきりのホームしかなく、
島状態になったそれを挟んで両脇に線路が走っていた。
その上、そのホームがとても狭く、
おまけに、普通電車しか停まらない駅で、
次の「三宮駅」を出た特急や「三宮駅」へ向かう特急などが、
狭いホームの両側をビュンビュンと走る度に、
ドキドキビクビクとするというホームだった。
今では、
上りと下りのホームが別々になり、
スリリングな駅では無くなった。
が、
昔の「島のホーム」が今でも、
線路を挟んで真ん中に当時のまま残っているのだ。
ほら↓、
せっかくあるんだから入場料でもとって、
「体験・両脇電車ビュンビュン」でもやればいいのに。
と、そんな事をヒヒヒと思ったりする。
で、
たしか、昔、
学生の頃あたりに読んだいしいひさいちの4コママンガで、
ここのホームの狭さがネタにされていたような気がするよなぁ、
と思ったりする。
(いしいひさいちさんは、今は何処の在住なのか知らないけれど、
関西大学に在学し、神戸にも暮らしたことがあるらしい)
実は、ずっとそのマンガが気になっている。
もしかしたら、
学生時代、寮に下宿していた友人の部屋で読んだ、
コミックスの中の一冊だったのかもしれないなぁぁ。
どう? 違う? ある?
(ある友人Nに対する個人的メッセージです)
昨日の31日は、
「あっ、これは買っておこうと思ってずっと忘れていた」、
という画材を思い出して、
急遽三宮に買い出しに行ってきた。
「IROJITEN(いろじてん)」というシリーズの色鉛筆。
もう20年以上前に少しずつ集めて全90色が揃っているのだけれど、
その内の何色かがもう極端に短くなっている。
最近、たまに使ったりするようにしているので、
ちょっと気にしていた。
で、
友人がFaceBookだかに、
多色の色鉛筆の写真をあげているのを見て思い出して、
「あーっ、色鉛筆、短くなっているのをすぐに買っておこう、
何でも無くなっちゃうこの頃やから今のうちに買っておくべきやなぁ」
と思い立ち、
短くなった色鉛筆数本のストックを買う為にササッと行ってきた。
なのだけど、
三宮に出たかった理由がもう一つあった。
これまた少し前に、
古くからの知人がFaceBookやブログに、
有名な大阪発祥の「551の蓬莱の豚まん」のことを載せていて、
それを見ていると、
なんだかどうしても食べたくなってしまったのだ。
普段、
僕の場合、
蓬莱のお店を見かけることは結構ある。
よく使う阪急神戸三宮駅東口の改札の正面にあるし、
家族が住んでいる家へ向かう途中の西宮北口の構内にもある。
阪急の京都線や宝塚線を利用するときに乗り換える十三にもある。
そんな風に普通で日常的だから逆に、
スッと通り過ぎてしまう。
まぁ「また、そのうち買って食べたいな」くらいは思うが、
たいていは、さらっと風景として通り過ぎる。
しかし、ああやって、
「おいしいっ」って写真入りで見せられると、
なんかものすごく食べたくなってしまった。
そういう訳で、阪急神戸三宮駅東口の改札にある蓬莱で買って帰った。
実は、神戸には、
「一貫楼」(いっかんろう)というチェーンの豚まんのお店もある。
三宮ではJRと阪急の間のフラワーロードに面したガード下にある。
個人的には、ここの豚まんも、嫌いじゃない。
だから、ふと思い立って、
両方買って帰ることにした。
となると、
じゃぁさてさて、食べ比べだぁー、
ということになるのだけれど、
不思議なことに、
551を先に食べてから次に一貫楼を口にすると、
「551の方が美味しい」と感じたが、
今朝、
一貫楼を先に食べてから次に551を口にすると、
「一貫楼、美味しいじゃないか!」と感じた。
よく解らない。
(ガクッ)
どちらも美味しいということか?
「豚まんは1つにしておきなさいな」という事か?
まぁさておいて、実は、
神戸三宮には個人的にもうひとつ気になる豚まんがある。
「太平閣」というお店の豚まんだ。
交通センタービルから南へ交差点を渡って右に折れて、
パチンコ屋の間のセンター街へ向かう路地の途中にある。
昔はこの太平閣、
奥がちゃんとした料理店になっていて、
そこで中華料理を食べることも出来た。
しかし、今では、外で豚まんを販売しているだけの、
小さな豚まん専門店になってしまった。
ここの豚まんが、以前は「美味しい」と思っていた。
今はどうなのか?
また買って食べ比べをしてみたい。
「551」や「一貫楼」とも比較して。
が、一度に3個食べるのはさすがにもうヘビーだ。
だから、2種類ずつ買って食べ比べて、
総当たり戦にすればいいのか。
名付けて「神戸豚まんリーグ」。
「551 対 一貫楼」は済んだので、
あとは「551 対 太平閣」「一貫楼 対 太平閣」。
そして、そのあと2つに絞って決勝戦。
この秋から冬に向けて。
-------、
太りそうや…。
絵は、
いや、
彫刻でも詩でも文章でも、
「定型で作るモノ」では無い場合はみんな、
どこで、どの地点で、「おしまい」ということにするか、
それが難しい。
「いかにも未完成」というのでは納得いかない。
しかし、ある意味キリがない。
どこかで「抜く」が有効な時もあるし、
またやりすぎて良くなくなったりする時もある
↑このコも、
どの地点で「おしまい」ということにしようかと言うことが、
悩ましいところ。
まあ、でも、まだ、もおぉ、ちょい足りない、かな?
うん、ちょい、足りないなぁぁ。
で、
このコが終わったら次は、
このコたちだ。
てな訳で、
着々と秋は深まって、
冬がもうすぐそこまで。
11月半ばから12月あたまにかけては、
年末進行でアレコレ忙しくなる。
ので、それまでちょっとだけユックリしたら、
がんばろうか。
| まだまだ、まだらーっ /
そんなこんなです。