作業をしながらラジオを聴いていたら、
途中からラジオショッピングの時間になって、
英会話教材の通信販売が始まった。
その中で、
「マンハッタンは実際に耳で聴いてみると、
"マンハッッン"とTの音が消えて聞こえるんですよね。
こういうのは、文字で見て勉強してもダメなんです。
実際に耳で聞いて学ばないとダメなんです」
なんてことを言っていた。
で、思った。
なるほどー、Tの音が消えるのかー。
「マンハッタン」は、
マンハッッンなのかー。
あっ、そういえば、
日本語でも、
(もしかしたら関西だけ?)
似たようなコトがあるなーと。
「やまもとさん(山本さん)」が、
↓
やまもっさん。
「はしもとさん(橋本さん)」が、
↓
はしもっさん。
「もりもとさん(森本さん)」が、
↓
もりもっさん。
「いわもとさん(岩本さん)」が、
↓
いわもっさん。
おー、
見事にTの音が消えるなー。
そんなことを思いながら、
ニヘヘヘと作業していたりした。
最近買った雑誌二冊。
まず、
1号限りの復刊で出ている「FMレコパル」。
昔人気のあった、
「FMラジオ番組とオーディオと音楽」の雑誌だった。
FMの番組表がついていて、
録音メディアとしてまだカセットテープが主流だったころ、
お目当ての曲をエアチェックして録音をする為にたまに買って、
番組表を見て色鉛筆やマーカーでシルシをつけたりしていた。
あと、この写真のように表紙にもなっていた、
「マルディロ」というイラストレーターの絵の、
オリジナルカセットレーベルがついていて、
たまに使ったりした。
絵の裏になる曲のタイトルやミュージシャンなどのリスト蘭は、
自分で手書きしてたもんなー。
それから、
時々興味を引かれる特集があって、
たまに買う「PEN」
これは買ったばかりで、
まだパラパラとしか見ていないのだけど。
雑誌は好きなんやけどな〜。
でも、あまり買わなくなっているのも事実やねんなぁ。
それから、
ここ最近行った美術展。
10月終わり頃に、
「川西英 回顧展」神戸市立小磯記念美術館へ。
今年の春にも「デザイン・クリエイティブ・センター神戸」で、
作品「神戸百景」を中心にした小さな展覧会があって行ったが、
今回のはもう少し川西英さんの作家業の全体を見る規模のもの。
昭和の神戸を版画で描いた川西英さん。
三宮のセンター街にステンドグラスになった絵があったり、
美術館に行くとポストカードが売っていたり。
神戸風月堂のゴーフルのミニ缶の絵は、
息子の川西祐三郎さんの作だったり。
そして、先週は京都文化博物館へ。
「野口久光 シネマグラフィックス 〜魅惑のヨーロッパ映画ポスター展〜」。
この展覧会まで知らなかったのだけれど、
野口久光さんは、
昭和の時代に洋画のポスターを手描きで描いてきた方。
「望郷」とか「禁じられた遊び」とか「大人はわかってくれない」「第三の男」とか「旅情」とか、僕などももちろんリアルタイムでは観ていないが(どちらかと言えば、僕の親の世代かな?)、一度はタイトルを耳にしたことのある様な、有名な映画のポスターを描いていたらしい。
「ああ、上手いなぁ上手いなぁ」、
とつぶやきながら観て回った。
それに、
ポスターの中の手書きの字がまたいい。
タイトルからキャッチコピーや出演者・監督までが、
全部手書き。ポスター内の何もかもが手書き手書き。
パソコンでどんな文字でも美しく印字出来るようになった今、
手書きの文字は逆に思いっ切り素晴らしいオーラを放って感じる。
いいなぁぁ。
ちょっと「ヒント」やなぁぁ。
さぁ、
12月アタマまで、
パズル誌イラストの締め切りが続くので忙しくなる。
寒くもなってきたし、
うりゃっ、と行こう。
そんなこんなです。