このブログも最近では、
描いた絵を中心にしか載せなくなった。
はっきりとその形にして結構なる。
一年半くらいか。
でも、前は、
どーでもいいようなことをアレコレと、
写真とともに文章で書いていた。
逆に言うと、
それだけキモチにヨユーがあったのかもしれない。
そんなことも思ったりで、
ちょっと今日は、
そういうのをやってみたくなった。
久しぶりだなぁ。
こういうの。
上手に「どーでもいいことをどうでもよく」、
今でもあんな風に、
軽く書けるかしら。
かしら。かしら。
僕たちのまわりには、
何気なく見過ごしていることがホントに沢山あって、
けど、
それはそれでとっても大切なのに、
なんだか最近では、
「ほんとうに大きく大事なこと」や、
「あなたにとって大事な気づき」ばかり取り上げられて、
少しばかり僕は不満だったりするわけで。
たとえば、
ふと見上げると、
電線っちゅうものがこの国にはブラブラーと上空にぶら下がっていてね。
で、よーく見るとほら。
両脇がクニャっとしていて、
真ん中からヘナッとしたコがいる。
もちょっとアップにするとこんな感じ。
さらにアップにするとこんな感じ。
しっかりグッと電線を抱えて、
両手でがっちり支えてぶら下がっていますぜオレ、
ってな感じ。
角度を変えると、
こんな感じ。
見る角度が変わると丸い輪のようにも見える。
いろんな面を持ってるだろオレ、
ってな感じ。
そんでもって、
みんなで並んでいたりする訳だ。
見て解るように、
彼らの役割は、
電柱と電柱の間に張られた支線に電線をぶら下げて通すもので、
彼ら無しには安全な「電気」の配給はきっとない。
(と、思う、たぶん、よね?)
もちろんちゃんとした名前、
たとえば、
「絶縁電線支持金具丸型ステンSタイプ」とか、
「エレキリリースフック505ブラック」とか、
そんな業界で流用している名前があるんだろうけれど、
まったく知らないし聴いたこともない。
それでも名も知らぬ彼らは、
毎日毎日ちゃんと「安全に配電する」ことに、
一役かっているのだ。
そして難しいことは一切言ったりしないけれど、
ふと見れば身近なそこに、
そっといてくれる。
好きだなぁ、
君たち。
「我が我が、私か私が」という今のヨノナカで、
そういう君たちがなんかいい。好きだ。
ちなみに、
彼らの並んでいるその先に視線を運べば、
こんなコたちもいる。
おお、
キミらもカッコいいなぁ。
それぞれの個性を活かして、
チームワークでガッチリいい仕事、
「あいよ、ほらっ、はいなっ、それっ、ほいきたっ」
ってな感じですねぇアナタ方は、
いいないいなぁ。
これからも、
そやってそっと静かに、
しかしきっちりと、
近くにいて頑張ってね、
ありがとね。
「原発がどうのこうの」と言うのと君たちのガンバリは関係ないから、
自信持ってこれからも頼むね。
と、
小さな彼らに、
そう思ったりするのです。
そんなこんなです。
追記・あれから時々電線を見ているが、よく見ると、
ああやってフックにぶら下げられている線は、
電線ではなく電話線かもしれないなぁ。
うーむ、少し話が変わってくるけれど、
いいたいことを解ってもらえればとそのままにしときます。