20年ぐらい前から6.7年間、
競馬をやっていた時期がある。
1992年まで働いていた大阪の会社で知り合った友人が、
93年から競馬雑誌でコラムの連載を書き始めた。
そして、彼にそのコーナーのイラストを頼まれて引き受けた。
「描く以上はゲンおまえもやれよ」と勧められて競馬を始めた。
その頃、彼の知人を中心に何人かの競馬仲間がいて、
その中に当時まだ医学部の学生だったセイタがいた。
ある正月に年賀状を送ったら次の競馬の時にセイタは、
「いやー、ゲンさんの年賀いいですねぇー。
僕社会人になったら、毎年あんな年賀状をお願いしていいですかー?
ちゃんと仕事ととして注文しますからー」
と言った。
そして、社会人になってしばらくしたセイタは、
約束通り年賀の注文をしてくれた。
当時の僕の年賀状は干支から一文字ずつとって文章にして、
それに絵をつけたもので、12年のシリーズになっていた。
セイタの注文は、
それと同じように干支をもじって、
(文章はほぼセイタの作)
絵の中心はセイタ本人にして、
そして12年シリーズにしてほしい、
というものだった。
2001年の12月あたりのことだった。
そのセイタのシリーズ年賀が、
去年の12月に作った2013年版で、
12年シリーズが完了したのだ。
早いなぁ。
それに、
これは今から頼まれても出来ないなぁ。
そんなこんなで、
12年分、
ドカッと紹介します。
(ヨカッタかな? セイタ)
「セイタ年賀状12年シリーズ 2002〜2013」