「コンビニ限定クロスワード」誌のイラスト完成。
まずは、
↓編集部からのお題は、
「あなたのひいきは熱血派?知性派?
ホットな芸能人VSクールな芸能人」
(さんまがぜんぜん似てません。)
続いて、
↓編集部からのお題は、
「世界に誇る歴史と伝統
日本にも「世界最古」がこんなに!」
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
ツイッターにも書いたのだけれど、
今回のイラストは依頼を受けた時点で、
「うーん、これはタイヘンなのが重なっちゃったなぁ」と、
そう思った。
正直、暑いのでササッと流して描けるものが、
当初は、ほんとはありがたかった。(スイマセン)
まず、似顔絵。
これは僕はどうも苦手だ。
今までプロ意識のせいでそういう事を書いたりはしなかったけど、
正直に書くとほんとにタイヘン。
それに、今のテレビには昔ほど興味がないので、
特に芸能人を描くのはいつも「うー」とうなってしまう。
しかもたいてい似てない。まぁ、ガンバッテはいるけれど。
それからもう1つのお題の方は、
アタマでどう見せるか考えて、
しかも資料を観ないと描けないもの。
世界で最古の宿泊温泉・山梨の「慶雲館」なんて知らなかったし、
調べないと描けない。(ネットが無かったらほとんどお手上げ)
世界で最古の会社・神社仏閣を手がける「金剛組」も知らなかった。
この「金剛組」は今でも会社として存在しているが、
その今の社屋ビルをそのまま描いてもこの誌面では「絵」にならない。
「君が代」にいたっては「歌をどうやって絵にするのか」。
やはり歌詞になるけど、ちょっとあしらいを入れて、
全体の雰囲気に合うようにと考えないといけない。
ので、
ちょっと煮詰まりかけたけれど、
昨日、フェイスブックの知り合いの書き込み関係で、
あるコトバを観て、
「ああ、そうだな」と思った。
だからそのあとは、
「似てる似てない」とかもう考えず、
「手間やアタマを使う」のもそれはそれとして、
今回はとにかく、
「丁寧に描こう」
とそう思いながら作業をして、
クリアした。
僕が知り合いのフェイスブックを見て、
「ああ、そうだな」と思ったのは、
「丁寧に生きる」
という言葉。
あ、いいなぁ、と思った。
なんかどうもちょっと前から、
ヨノナカとか、テレビとか、
それから外に出て何処かに行っても時々、
「違和感」みたいなのを感じていて。
それをどう表せばいいのかよく解らなかった。
また、
自分自身のことでも、
何かが自分の中で以前とは変わりつつあるのだけれど、
それがどういうことで、
そしてその替わりに、
どういう「指針」みたいなものを持っていけばいいのか、
イマイチうまくつかめなかった。
で、
「丁寧に生きる」という言葉を見て、
「あ、そうか」と、
ちょっと溶けた。
つまりは、
その時だけの、
「ノリだけで行く」とか、
「勢いで行く」とか、
もう、
そういうのにどうも「しっくり来ない」ように、
また「それはちょっとイヤになってしまった」みたいに、
なって来ているみたいだ。
そして、
昨日たまたま見た言葉、
「丁寧に行く」
これがどうもしっくりときそうだ、
というのが昨日解った。
そういえば、
最近、よく「音楽」を消すようになった。
以前は、
仕事をする時などは音楽をかけて、
じぶんをノセてやることが多かった。
それがどうも最近上手くいってなかった。
音楽かけてもなんだかノレないのだ。
でも以前はそれでノッてやってたものだから、
「音楽かけてもノレない自分はちょっとダメになっちゃったか?」
なんて思ったりしていたけれど、
違うかったみたいだ。
「ノリでやる」みたいなこと自体に、
違和感が出ているのかもしれないなぁと、
そんな風に思っている。
「丁寧にやる」
当たり前のことのようだけど、
ちょっと忘れていることかもしれない、
とそう思った。
そして、
仕事のことだけじゃなく、
他の全てのことも含めて、
「丁寧に生きる」が、
自分にはなんかとてもしっくりきそうな、
感じがしてる。
そして、
「ノリだけでいこうとする人」や「勢いだけで済まそうとする人」より
「丁寧にいく人」「丁寧に生きている人」
にこれからはとても共感を覚えてしっくりきそうな、
そういう気が、
ちょっとなんとなくしている。
いや、もちろん、
人の世はいろいろとフクザツではあるんですけどね、
でも、
とにかく今はひとまず、
本当にそう思っている。
「ノリでノリでー」でもない。
「勢いでいく、行きます行きます行きまっせ」でもない。
「とりあえずこう言ったりしたりしなきゃアセアセ」でもない。
「良い結果を見せなきゃ見せなきゃ」でもない。
「丁寧に生きる」
もう一度アタマで思って、
自分のことに限らず、
いろいろとアタマを巡らせてみたりする。
そんなこんなです。