さて、
年賀制作の続き。
絵の清書を仕上げた。
これがまず最初の原稿ね。
で、それをスキャナーでパソコンに取り込む。
で、次にパソコン上でそれを版分け。
前に書いたことがあるけれど、
僕は毎年の年賀は「プリントゴッコ」で作っています。
仕上がりに「版画」のアジがあるのでね。
それに、もう今時プリントゴッコみたいな手間なコト、
その良さを知っているクリエーターさんくらいしかしないでしょ?
だから、するんだ。
あ、
話を戻して。
「プリントゴッコ」で凝った多色刷りをする時は、
どうしても何版かにわけて数回ペッタンペッタンする必要があります。
浮世絵とかアートの版画なんかも大抵数版に分けていたりするけれど、
それと一緒です。
今はこうやってパソコンでカンタンに版を分けることができるけれど、
以前はコピーしたものを切り貼りしたりしてねぇ。
そういう部分ではパソコンでラクにはなった。
(「じゃあどうしてパソコンでプリントしないの?」と聴いてはいけない)
でもって、
版分け。
まず、黒い色と、名前の印の部分(朱色)用の版。
そして、あとは3つの版に分けた。
まず↓これは上の文字と下の線と、
そして小さくて黒く丸い部分は耳とベロの色になる。
この版↓の真ん中のパターンになっている部分は、
トラの体の中の色部分になる。
そして周囲の線。
で、↓トラの周りの小さな文字だけの版が1つ。
プリントゴッコでは、
とても近い場所にある色は混ざってしまうので、
こうやって幾つかに分けるとキレイに刷れる。
以上、こうやって作ったものをそれぞれブリントする。
で、
これをそのまま「プリントゴッコ」で作る時の原稿にできたらいいのだけれど、
ブリントゴッコの原稿には「トナーの含まれたコピー」を原稿にするのが基本となっている。
ウチのプリンターは「インクジェット」なのでインクにトナーが含まれていない。(たぶん)
ので、明日コンビニかどこかで白黒コピーして、
それを原稿にして、
「プリントゴッコ」での作業を始めます。
つづく。