さてさてさてさて、
年賀状制作の続きです。
では、三版目。
今度は黒い線と、印の朱色の
↓これを行きます。
で、2版目までと重ねると、
↓こんな感じにプリント。
うん、黒が入ると画面がしまるねぇ。
↓で、また乾かす。
上の感じでも充分、
とも言えなくもないけれど、
このシリーズ年賀状では、
干支の周りに小さな文字で、
「来年の思いのアレコレ」みたいなのを入れるのがアジ。
で、最後の四版目に、
↓その「ちまちま文字」を行きます。
でもって、3版目までと重ねると、
↓こんな感じにプリント。
はい、これで仕上がり。
そんでもって、
↓やっぱり乾かすんです。
出来た出来た。
さっ、僕の年賀を毎年受け取っているみなさん。
年を越す前に、見るちゃいましたね。
あーあ。
申し訳ない。
けれど、
ダイジョウブ。
いくらネットが便利でも、
パソコンや携帯からでは、
実物の「質感」のようなものは全く伝わらない。
ので、
年が明けてこの年賀が届いたら、
しみじみと眺めて触って、
本物にしかない「質感」を味わってくださいな。
きっと、
「うーん、画面で見るよりもっといいじゃないか」
と思っていただけます。
以上、
今回は数日にわたってワタシの年賀の作り方を見ながら、
「"情報"の本当の正体と弱点と落とし穴」を学んできました。
つまりは、
●「情報」では結局のところその成り立ちや過程を含めた本当のところは伝わりにくい。
特に、文字だけの情報では、その向こうにある、語りきれていないタクサンの真実のコトがある、
と言うことをココロしておかねばならない。
●「情報」では所詮、「質感」のようなものは伝わらない。
つまりは情報からでは、「自分は少ししか解っていない」というコトを認識しておかねばならい。
ということです。
そしてつまりは、
「情報」なんてものは、
「直接そのものから、聴いたり見たり触れたり行ったり」から得たり知ったりするものには到底及ぶことは出来ず、
「情報」だけを信じて理解していると結局は、
「解っているつもりだけれど、本当のところを何も解っていない」というところに行き着く。
結局のところ、
一時期あんなにもありがたく言われていた、
「情報化社会」なんてものは、
そんなにたいしたものでは無かったのだ、
と、
ワタシは2010年を迎えるに当たって、
こう断言せざるを得ないのであります。
はい。
では今回の講義はこれまで。
次回の講義をオタノシミに。
ご静聴ありがとうございました。
てなコトを言いながら、
年賀状、
無事完了。
あとは宛名とコメント書き。
なんとかなりそうだ。
そんなこんなです。