東京の友人が二人連れで京都に来ているので、
昨日今日と、
一緒に古都を歩いてきた。
京都というところは、
ほんとうに、
昔ながらのナツカシイ情景が、
ふとしたところに当然のように残っているところ。
街歩きが穏やかでタノシイ。
鴨川の川縁にあるお店の「床」は、
昔と違って今は一見さんでも入れるお店が沢山あって、
川を見ながらビールをキュッキュッと。
やがて小雨がふってきて店内に移動して飲んだ5日の夜。
5日の昼に京都博物館の「妙心寺展」を観にいく。
それは、その寺が所持していて、
でも普段公開していないものが、
まとめて観ることが出来る展覧会。
で、
6日はその妙心寺そのものへ行ってきた。
広大な敷地の妙心寺の中の、
1つの院の中で庭を観ながらお茶をいただく。
庭の緑から薫るように涼しげな空気がキモチよく、
なんだかそのまま住み着いてしまいたくなるような。
そのあと、「石庭」で有名な龍安寺へ。
子供を連れた若い家族とか、
ゆったりとした年配の方々とか、
カップルで来ている男女とか、
一人でプラプラとしている「おんやぁ?」な兄ちゃんとか、
みんな並んで庭を観る。
で、
嵐電(京福電気鉄道)にのって四条大宮へと。
木々や民家の間を抜け、
時には車道も走るこの電車はなんだかタノシイ。
てな感じで、
こんな風に書くと、
非常に静かで情緒的な京都巡りの印象を持つかもしれないけれど、
実は、3人は終始、
バカみたいなコトをなんじゃかんじゃ喋っては、
あははあははと楽しく巡ったのでありました。
そんなこんなです。