ひさびさに、
いいニュースを聴いた。
1985年の阪神タイガース優勝時に、
ファンによって道頓堀川に投げ込まれて、
その後行方不明になっていた、
ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダース像が、
見つかったそうだ。
↓
http://www.asahi.com/national/update/0310/OSK200903100056.html
いいなぁ。
もうこのまま行方不明のままで、
伝説になってしまうのかと思っていたら、
ちゃんと出てきてくれた。
しかも、この、
いい話のないご時世に、
「無くなる」とか「しぼむ」とか、
そんなイメージばかりのこの時代に、
「出てきた」んだから。
さすが関西のコ。
笑かしてくれる。
しかも、
「24年して」というところがいい。
なんて、中途半端な年月なんだ。
「25年」とかなら区切りがいいし、
「17年」とかならフツウっぽいのに、
「24年」。
そこがまたいいなぁ。
それにしても、
阪神タイガースの奇跡の優勝時にファンに放り込まれて、
その後のタイガースの低迷時に「呪い」とささやかれて、
それから不思議なことに約四半世紀も行方不明で、
それでいてちゃんと出て来てくれるなんて、
ほとんど、
「ネタ」だ。
誰か、台本でも書いているのか?
もしかして、
まだオチがあるのか?
関西はやはり、
スバラシイところだ。
さて、
このサンダース像の今後の動向が気になる。
阪神のフランチャイズの甲子園球場内の、
ケンタッキーに設置してはどうかという案があるらしいけれど、
僕としては、
甲子園のバックスクリーンに設置してほしいなぁ。
ホームランがたまにバコーンと当たるかもしれないので、
可哀相?
じゃあ、さらにその上の、
スコアボードの上に設置しよう。
あそこまで打球をとばせるバッターはめったにいない。
高いところで、
風に吹かれて立っている。
とか思っていたら、
すぐに特大ホームランが出て、
見事直撃パコーン。
観客は「ああああああーーーーーーーーっ」。
カーネルさんはスコアボードの向こうに姿を消して、
外の駐車場にヒューン。
そして、
何故かまた、
見つからない。
あと、
ケンタッキーさんにしてもらいたいことがある。
今時ならばきっと、
カーネルサンダースさんのミニチュアのストラップとか、
あるのだと思う。
で、
この発見を記念して是非とも、
「カーネルサンダースストラップ道頓堀川発見記念バージョン」
を作ってもらいたいなぁ。
それについているカーネルさんは、
発見された時と同じように、
汚れて真っ黒な姿をしている。
小さなベルトがついていて、
「ただいま」
とか書いている。
「そろそろ許したるわ」
でもいい。
別にふざけて言っているワケです。
けれどなんかね、
今、
そんなタノシサが必要な、
そんな気がします。
まぁ、
それにしても、
出てきてよかった。
これからは、
阪神ファンに愛されながら、
のんびりと過ごしてもらいたい。
というか、
見たら、みんな、
どうしても、
笑っちゃうなぁ、きっと。
ほんとに、
いい出来事だ。
そんなこんなです。