ここから最寄り駅の内の1つJR六甲道駅の近くの、
小さな雑居ビルの1階に1軒の立ち飲み屋がある。
ネットで調べてみるとここは結構人気のある店らしい。
でもって、ここの立ち飲み屋のこの名前は、
実は僕の東京の友人の名前と一緒だ。
もう15年以上はやりとりしていて、
いつも常に僕の活動を応援してくれていて、
アチラに行くといつもお世話になったりもしている友人だ。
いつもここを通るたびに彼のことをふっと思い出す。
で、この間、駅前にちょっとだけ用があったので、
自転車でこの前を疾走して通りすぎたら、
丁度、この店の脇の小さな階段から2人の兄ちゃんらが、
「東京のともだちがなんちゃらかんちゃらかーっ、がははははーっ」
なんて大きな声で話つつ、たまたま降りてきた。
「はは、そうやねん。彼は東京の友達やねんで、知ってたか?」
ニヤッと心の中だけで笑いつつ、
僕は続けてペダルを踏んだ。
その東京の友人は、
今、志をもって、自分の会社を運営している。
東京の友人といえば、
ゴールデンウイーク明けの7日に、
別の東京の友人と大阪で会った。
彼はジャズピアニストで、
こちらのライブに参加するために来ていたので、
道頓堀で待ち合わせをして「昼まっからビール」に向かった。
店に入ってすぐに彼が、
「これ今回の為に作ったんだけど、1つもらってよ」
と、オリジナルの曲を録音したCD-Rをくれた。
見ると、ジャケットが、
ただの白い紙に曲名の文字をプリントしただけのものだった。
「もったいない」
そう思ったのですかさずに言った。
「ジャケット作ろうか?」
で、数日後、
彼のそのCDのジャケットを作った。
写真は去年、東京で彼の演奏を聴きに行った時に写したものだ。
可愛らしい絵ばかり描いているだけが能じゃないのだ。
今後、「アヒルレーペル」の印を付けて、
(なぜアヒルなのかは説明すると長くなるので割愛)
彼のオリジナルCD-Rのジャケットを、
勝手に作って渡す予定にしている。
(実は僕の中では、もう5枚目まで出来ている)
その東京の友人とは、
昔、お付き合いしていた会社の社員として知り合った。
当時は音楽の道を捨てて働いていたのだが、
その後、またジャズの道にもどり、
今、ピアノで活動をしている。
ガンバレ、東京の友人たち。
そんなこんなです。