天気もいいし、
ひさびさにちょっとだけ散歩に出た。
散歩コースはいくつか持っているけれど、
その中で一番好きなコース。
川の横に小さな土の道が。
右手には木々。まだ緑になっていないものも多いけれど、
夏になるとむせかえる程の緑がせり出してくる。
せせらぎが聞こえ鳥が鳴いて、夏はセミ。
雑草などを踏みしめてここを上っていく。
坂を登り切ったところに小さなダムのような堰が。
その上に小さな橋。
まるで昔の青春ドラマに出てくるような。
「センセーっ」とかいいながら走らなきゃいけない。
震災の後くらいに、
この辺りの散策を始めてアチコチ歩き回り、
ここを見つけた。
もう13年くらい前になるのか。
それからここは大好きな散歩道だ。
ここから、そして、
もうちょっと上ったところからも、
この街をサーッと見おろすことが出来る。
眺めていると、
「ああ、ここで暮らしているんだなぁ」と思えてちょっとイイ。
ほんと、ようやく暖かくなってきたので、
散歩がほんとキモチいい。
四国の「絵描き仲間」から、
春の便りが届いた。
その中に椿の葉が一枚。
先が3つに割れた葉っぱ。
「何かこれだけ変異してたまたま出来たものかな?」
と思ったら、
こういう種類の椿があるらしい。
その名も、「金魚椿」。
なるほどなぁ、
金魚ね。
そんなこんなです。