前から、
昔録画したDVDを、
少しずつ観なおしていて、
「これはもういいか」と思うものを、
処分したりして数を減らそうとしている。
で、
今日まで数日かけて、
黒澤明の『用心棒』を観ていた。
映画が始まってすぐに、
ひきこまれる。
ドンドン物語が進んでいく。
「あ、まずいまずい」と思って、
始めの日のその時はそこですぐに停めた。
(休憩や食事の時などにちょこっとずつ観る形にしているので)
ほんとにわるいヤツだ。
クロサワは。
で、
その後、
3分の2くらいまで見た時に、
ふと思いついたことがある。
これまた昔の西部劇の映画、
(イタリア制作なのでマカロニウェスタン)
クリント・イーストウッド主演の、
『荒野の用心棒』は、
『用心棒』をリメイクした映画で、
基本的な話の流れは同じ。
ので、
2つの映画を比較しながら、
「同時に観よう」と思いついた。
だから、
『用心棒』は3分の2のところで一時中断して、
『荒野の用心棒』を同じような話の流れのところまで観て、
そこからまた『用心棒』に戻って最後まで。
そして、『荒野の用心棒』を最後まで観た。
やはり、
出てくるキャラクターの描き方が、
『用心棒』の方が細かくて凝っている。
少しコメディタッチも混ざる。
『荒野の用心棒』は多少作りがおおざっぱだけど、
何といってもこの映画は、
クリント・イーストウッド。
やたらめったらカッコいい。
それに、
この映画に限らず、年齢に限らず、
クリント・イーストウッドは「立ち姿」がとにかくカッコイイ。
シュッとしていて。
もう十何年か前に良く意識して立ち方を真似ていたいたくらいだ。
足がスラッとしていてねぇ。
もどって、
クロサワの『用心棒』の方は、
とにかくうまいカッコいいー。
グイグイ引き込まれるし、
スピーディーでアイデア満載で。
母親と小さな子どもの情のシーンもある。
最後の最後の三船敏郎と仲代達也の二人のセリフが、
多少「クサイ」けど、
「ユーモアを交えつつもカッコイイアクション映画」が好きな人にはオススメするなぁ。
このあとも、
クロサワ映画がいくつか続く。
そんなこんなです。
That's all for now.
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