2週間くらい前に終わっている、
『スーパークロスワード』誌のイラスト。
編集部からのお題は、
〝 あれも食べたい、これも食べたい お祭りの屋台に急げ! 〟
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編集部からのお題は、
〝 毎日使うものだから納得 日用品でことわざ 〟
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編集部からのお題は、
〝 一度ハマるとやめられない ついつい集めちゃう 〟
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(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
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上のイラストから。
2番目のイラストの、
真ん中の段の一番左。
「割れ鍋にとじ蓋」
僕はこの年までずっと勘違いしていて、
始めてちゃんと知ったのだけれど、
「とじ蓋」というのは、
「閉じ蓋」だと思っていた、でも、
「綴じ蓋」(綴じる=修理する)で、
「修理した蓋」のことなんですね。
「割れ鍋に、修理した蓋」
つまり、
「割れてしまった鍋には、それに合うぴったりな修理した蓋がある」
だから、
「それぞれその人に合った相応の配偶者がいる」
という意味になると。
単に「割れ鍋にちゃんと蓋を閉じた」ということではなく。
なるほどー。
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さて、
前回書いた記事の話の補足として。
まず、
二人の離れた友人と知人について書いたけれど、
そのうちのteshこと西田さんに関しては、
ニックネームと名字で実名を書いている。
見た人は「こちらの人は実名だけれどいいのかな?」
と思うかもしれない。
でも、
逆なんよ。
teshはまぁ、
ああいうことがあったし、
それを受けてteshの方も
「もうゲンはいい」と思っているかもしれないけれど、
それでも、
僕の中では、
他の「かんべして」と思った人よりは、
(競馬好きのteshらしい言い方をすると)
「格上」だ。
そもそもteshも、
サラリーマン社会では僕と同じマイノリティ(外れ者)だし、
出会った頃はライターとしてとても仕事の出来る人だったし、
アメリカ帰りで考え方は自由でカッコ良かったし、
それに、
teshにはホントにいろんな事を教えてもらった。
競馬以外にも。
コングラッチレーション! は最後にsをついてないのでおかしい、
とか、
上に書いたマイノリティも、
ヨノナカで広く使われる前にteshから教わった。
みんなで競馬に行ってた時も楽しかったし、
そう、
僕の片思いのコを連れて行った時も、
「僕ら用事があって帰るから二人でご飯でも行っておいで」
と気をきかせてくれたことなどもあった。
それから、
『競馬塾』の初期の原稿料40万円(約1年とちょい分)を、
もらっていないにしても、
あの仕事があったからこそ、
今の『パズルメイト』の仕事につながっている。
それ自体のことには感謝している。
まぁ、
そんなだから、
悪いコトを書くからといって、
teshに関しては名前を伏せることはしないでおこうと。
もし、
昔のままのteshなら、アメリカ仕込みの、
「はっきりと言ってくれる方が好き」だと思うので、
仮にアレを見たりなんかしたら、
グジクジ文句を言うこともなく、
逆にちょっと喜んでくれるかもしれない。
まぁ、もう会いたいとは思わないにしても、
と、
そう勝手に思っている。
そういう意味での実名でした。
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もちろん、
もう一人の知人も、
見る人が見ると分かっちゃうんだけどね。
そのもう一人の知人ことでも補足。
あの文章中に、
彼が言ったことで、
反応をうかがうように唐突に「お姉さんもタイヘンですねぇ」だの。
(※親を姉に任せて好き放題してるってコト? もし、実はタイヘンなのは僕の方やとしたらどうする?)
というのを書いたけれど、
実はそのあとに続くやりとりがあってね。
「お姉さんもタイヘンですねぇ」
を受けて僕が、
「え?、いやぁ、実は姉の方こそ難儀な人やねんよ」
とそんな風に言うと、
「そうは見えないですけどねぇ」
と彼は言った。
「佐野さんがはそう言っても、
僕にはお姉さんは難儀な人には見えないですけど。
そういう違ったことを言うんですねアナタは。
アナタのコトは信じませんよ。ベタベタと会いには来ますけど」
という意味なんだろうけれど、
でも、
キミが姉に会ったのは、
30年くらい前だぞ!
僕は、
「はぁ? 昔やん。しかもまだ姉がマシな20才前半くらいの頃やし、ほんの少しだけやん。へぇ? 何で今そう言える? おかしいやん」
と、心の中で思った。
いや、
あれだな。
こういうのは本当はすぐその後に言った方がいいんだろうな。
でも、
なかなかその瞬間には思いつかずの言えずでね。
とにかく、
30年くらい前にちょっとしか会っていないのに、
「そうは見えないですけどねー」
と言いきれるなんて、
彼こそほんとに「変わってる」やん。
で、
ここからさらに考える。
しかし、
そんな風に彼が言うというということは、
実は、
僕が知らないところで姉とこっそり会っている。
だったりして〜!
と思ったりしてみる。
それならば、
「そうは見えないですけどねぇ」
と言った辻褄は合う。
コソコソと会って〝僕がヒドイヤツ〟話をして、
それでどちらも僕には黙っていると。
で、さらに彼は僕を探っていると。
ひゃー。
けれど、
さすがに、
まさかそんなことは無いだろう。
あったとしたらめちゃくちゃヘン。
もし本当にそうだとすると、
彼もうちの姉も、
うわー、
思いっきりキモチ悪い。
ので、
まさか、
さすがにそれは無いだろう。
いくらなんでも、
そんなヘンなことはない。
それに、
僕の方もそんなコトを本気で思ったら、
「アタマおかしい」と思われちゃうので、
この妄想はこのくらい。
(まあ、ある意味僕も「おかしい」ではあるけど、
でも、1つの「普通」なんてものはそもそも無い)
なんて、
そんなこんなも思ったりしながらの、
アレコレ面白く考えれば、
(他にも彼と姉がチャットしてるとか、
僕の噂がヒミツテレビに流れて姉も出てるとか、あはは)
可能性と妄想は果てしない、
という話で。
でも、
しかし、
心の隅に忘れてはならない、
実際に、
「事実は小説より奇なり」
ということが、
まぁ、
ヨノナカにはままあることも。
ビバ、
妄想。
作り手の「みなもと」。
そんなこんなです。
That's all for now.
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