「なごむアトリエ」のブログ『そんなこんなです。』

『コンビニ限定クロスワード』誌のイラスト完了。そして、「トゲくん」と「トゲちゃん」。

『コンビニ限定クロスワード』誌のイラストが完了。

編集部からのお題は、
〝 危険から身を守る針のよろい　トゲトゲ生物 〟
↓


編集部からのお題は、
〝 米・麦・芋・さば・栗・黒糖　焼酎の奥深さを知る 〟
↓


編集部からのお題は、
〝 昔はよかったなぁ…　古き良き時代 〟
↓

(C)Hajime Sano

(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)

●

↑一番上のイラストに、
「緑のトゲをかぶったコ」と「赤いトゲをかぶったコ」
がいます。

名前を考えてみました。


「トゲくん」と「トゲちゃん」です。

(そのままかいっ!)

●




そんなこんなです。
That's all for now.


✓
　

『漢字大満足100問』誌のイラスト完了。そして、ビールの。

『漢字大満足100問』誌のイラストが完了。

編集部からのお題は、
〝 思わず見とれる 〟
↓


編集部からのお題は、
〝 問題ありません 〟
↓

編集部からのお題は、
〝 前年より増えた? 〟
↓


編集部からのお題は、
〝 美を表現した 〟
↓


(C)Hajime Sano

(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
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●

↑1番上のイラストと、
一番下のイラストは、
同じ美術館ですね。


2番目のイラスト。
何かの作業をしているおばちゃんたちです。
で、作業に使う道具でしょうか、
持ってます。
何に使うのでしょうか?
こじあける?
ひっかけて寄せる?
ひっかけて落とす?
さぁ、なんの仕事をしている、
おばちゃんなのでしょうか?

僕は、
知りません。

●

さて、
ビールの色を塗った。



結構ビールの感じになった。



見ていると飲みたくなる。


そんなこんなです。
That's all for now.


✓

『クロスワードOn!』誌のイラスト完了。そして、可愛さ余って憎さが100倍モンブラン。

『クロスワードOn!』誌のイラストが完了。

編集部からのお題は、
〝 もしもどえらい大金　手にしたら 〟
↓


編集部からのお題は、
〝 後悔先に立たずまた、やってしまった… 〟
↓


編集部からのお題は、
〝 こっちのほうが有名かも　人呼んで… 〟
↓

(C)Hajime Sano

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↑1番上のイラストは、
パズルメイトシリーズの雑誌イラスト全般によく出している、
ケチケチカップルの「細実(こまみ)」と「渋太(しぶった)」

普段ケチケチでも、
大金手にしたら豪遊して好き勝手したいという、
「細実」ちゃんの願望?


2番目のイラストは、
「ついつい、いらないものを買ってしまって後悔」の女、
あやめ(32才)。
(今、テキトーにつけた)


3番目のイラスト、
「also known as」は、
「〜としてもまた知られている」なのでつまり、
「またの名を〜」で、
「人呼んで〜」。
ディオーナ(24才、母がスウェーデン生まれのアメリカ人)
(今、調べてテキトーにつけた)

●

前も書いたけれど、
たまに、
何かの用で出かけたついでに、
外で「アイデア考え」の仕事をすることがよくある。

ずっと部屋にこもっているより、
できるだけ気分を変えてこうした方が、
仕事もはかどったりするので。

しかし、
「仕事の形はこうこうこう!」に固まった頭の人には、
ハラだたしく思われるかもしれないなー。
(まぁ、たいてい嫉妬だな。楽しそうだし実際楽しいし)

しかし、忘れちゃいけない。
仕事の効率化と能率は、
〝仕事〟の重要目標だ。

とてもまじめじゃないか。

てなことを思いながら、
そうやって「ついでに外でやろう」と思った日は、
頭の中でグルグルと、
「どこかできるところはあるかな?」
と考えながら移動したりしている。

けれど、
もう寒くなってきた。

ちょっと前のように、
「どこか外のベンチやテーブルのあるところで、
　缶コーヒーでも買って、
　というのがとてもキモチいいー」
なんて感じも、
そろそろおしまいになってきた。

てなことで、
お店でやる。
(混みそうになってきたらすぐに出るよ)



で、
最近は節約モードなので、
コーヒーだけにしようと思っていたけれど、
つい、
こいつが、
↓



モンブランの奴めが。
おいしそうで。


ということで、
仕事する以上は、
よりやる気が出れば、
言うことなし。

そんなこんなです。
That's all for now.


✓
　

「ペンギンパズル」完了。そして、いつもどこかに布亀さん。

『まちがいさがしメイト』誌の、
問題自体も自分で考える、
〝なごむ亭元楽〟名義の探し絵パズルが完了。
「ペンギンパズルパズル」で、
↓


(C)Hajime Sano

(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)

●

↑のパズル。

赤ワインなのでグラスを回して、
味わいや香りを変化させいる。
(いろいろな意味と意見とやり方があるので、
知らなくて気になった人は調べてくださいな)

それから、
左手には「おけ」を持っているのが正解なのだけれど、
「OK」と書いた文字を持ったコが。

これはもちろん、
「おけ」と「オッケー」をシャレたもので。

しかし、
もしクレーマーさんから、
「これもオケーやんけ、発音の問題やんけ」
といちゃもんつけられるといけないので、
問題はちゃんと「桶(おけ)」と〝漢字〟と〝かな〟にしておきました。

ラジカセを持ったコも、
早とちりしたクレーマーさんが、
「これカラオケやろ?　
   そやからこれも〝オケ〟で正解やんけ」
とかいちゃもんつけてきたときに、
「いやこれは、ただのラジカセですって
　カラオケとは限らないですって」
と言ってやっつける為のひっかけのラジカセ、
というイメージでのラジカセにしたけど、
問題を「桶(おけ)」とした時点で意味がないか。
ううむ。


年末進行に突入して、
イラスト締め切りはどんどん続く。
忙しくしてるよ。

●

父親が病院で使っていた車椅子は、
専門の業者さんからレンタルで借りていた。

それが、
もうベットから離れるのは難しいということで、
看護師の方の説明とリハビリの担当の方の指示で、
ひとまず車椅子のレンタルを解約することになった。

だから、
車椅子レンタルの会社の、
最初にお願いした営業さんに連絡をとった。

まぁ、
これを見ている人の中にはもしかしたら、
これからそういうことがある人もいるかもなので、
(この時代そういうことはちゃんと知っておいた方がいい)
参考までに書いておくと1ヶ月のレンタル料、
車椅子自体が2500円、
クッションが2000円。

最初の一ヶ月分は4500円は契約時に前払い。
残りは解約の時にまとめて。
1ヶ月単位から余って使った日は、
その分日割り計算で1日200円加算。

結局3ヶ月と3日だったので、
最初の1ヶ月分は払っているから、
計9600円を支払いに行ってきた。


営業さんは担当の地域は西宮市内なので、
僕から「阪急西宮北口までいきますよ」
と言って駅の南のロータリーで待ち合わせすることにした。
まぁ、気分転換としてついでに、
どこか外でイラストのアイデア考えもしようと思い。

電車に乗って西宮北口に行き、
ロータリーの入り口のファミマの前で待っていると、
とても丁寧な若い営業さんが車で来て、
チャチャっと支払いを済ませて、
「ありがとうございました」と。

とりあえずその料金は、
母もお金のやりくりに四苦八苦しているので、
(僕自身も今年から収入が減って楽ではないけれど)
まぁ父親へのプレゼントのつもりで、
僕が持つことにした。



で、さておき、
その車椅子のレンタルの会社が、
「布亀の救急箱」で有名な、
「布亀」だった。

へぇーと、最初思った。
「布亀」といえば「置き薬」で有名で、
「救急箱を貸して足りなくなった分を補充にくる」
というサービスをしてて、
かつて僕が働いた会社でもたしか置いていた。
もともとは「越中富山の薬売り〜」の流れをくんでいる。

「布亀」はそういうのもやっているんだ。
と思った。
まぁ、医療レンタル関係ではあるからなー。



システムや料金などすべてのいろいろを含めて、
何であれ関わらないとわからない。
ほんと、
いろいろといろんなことが存在するからこそ世の中あるんだなー。

今回の夏からの父のことは、
あちこち行き回っていろいろと自分でやって、
今まで気にせずにいたいろんなことを、
ほんとにいろいろと行って見て感じて自身で直接知って、
そういう意味でいうと、
自分にとってよかったと思う。

何事もちゃんと〝本当の意味でするべきこと〟を
するべきであるなと、
このごろそう思う。
手をとられるのであっても。

あえて軽めに言うと、
それをしてこそコノ世はまた楽しい、
と言っていいかもしれない。


 
そんなこんなです。

That's all for now.

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9月・10月の「右手は動く絵をのこす」から。うわさのルミちゃん。

『なごむアトリエ』の、
「右手は動く絵をのこす」。

今の「うわさのルミちゃん」シリーズ。
2018年9月30日から10月30日の6枚。

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ヨノナカには、
「手続き」というものが沢山あって。
移動や居住、生活や人生の変化や、
何かの施設や組織にかかわったりとかで、
ほんとうに「手続き」がもれなくついてくる。

まぁ、面倒だと思うけれど、
それをイヤがってしないでいると、
どんどん出来ないままに大人になり、
しまいにはその人が「手のつけられない人」、
になってましい自ら外れていくので、
やはり「手続き」は、
現代の「人という民族」の、
存在するための「成長の儀式」なのかもしれないな。

さぁ、
生きるために、
獲物や果実を捕りにいく通り道であるから、
ここから川にジャブしろ。
出来たら一人前だ、
出来なければどうしてもダメダメ扱いになる。
仕方ないだろう?
生きていかないといけないんだぞ。

みたいな。


そんなこんなです。
That's all for now.

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「ヒーローパズル」完了。そして、PRもアピールも大事かな?

『ラッキー! クロスワード』誌の次の次の号の、
問題自体も自分で考える、
〝なごむ亭元楽〟名義の探し絵パズルが完了。
「ヒーローパズル」で、
〝コンビニニンジャ7〟。
↓


(C)Hajime Sano

(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
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たまにはこういうこともした方がいいのだろうか?

・・・・・・

イラストを描いているパズル雑誌が、
数誌発売されました。

まずは、
『ナンクロメイトDX』誌。


描いたときにここにも載せたけれど、
こういうのを描いて載ってます。↓


それから、
『デラックスクロスワード』誌。


ここには、
これらが載っていて。↓



続いて、
『文字の大きな漢字パズル』誌。



ここには、
こんなのが。↓


そして、
『まちがいさがしメイト』誌。
ここのものはどちらも問題も考えて作っているパズル2問。


ここにはこれらが。


以上、
もし機会があれば書店でどうぞ。

●

少しずつちゃんと前に進むのは、



今の世では意外と出来ない人だって多く、



けれど僕には、



水を得たスポンジのようであったりもする。


どのみち自然は、
少しずつ、
秋から冬。

そんなこんなです。
That's all for now.


✓
　

『スーパークロスワード』誌のイラスト完了。そして、運命の2人。

『スーパークロスワード』誌のイラストが完了。

編集部からのお題は、
〝 もしかしてこれは運命…？　偶然とは思えない!？ 〟
↓


編集部からのお題は、
〝 思わず笑っちゃいますね!　懐かしのコミックソング 〟
↓


編集部からのお題は、
〝 番号はあっても黒マスはない　みんなが持っている不思議な力 〟
↓


編集部からのお題は、
〝 初心者でも簡単に釣れる!？　食べておいしい魚釣り入門 〟
↓

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(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
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↑一番上のイラスト、
「もしかしてこれは運命…？　偶然とは思えない!？」
の二人。
偶然バッタリの二人。

実は今までも、
雑誌は違うけれど、
パズルメイトシリーズのパズル誌で出てきています。


まず、
『コンビニ限定クロスワード 2017 Vol39(12月発売)』での、
〝時として思いがけないことが起こる　ミラクルは本当にある?〟
↓


それから、
『』コンビニ限定クロスワード 2018 Vol40(2月発売)』での、
〝 不思議な縁もあるもんだ♪　人生の偶然を楽しもう 〟
↓


そして今回、

あのさー、

もう付き合っちゃえよ、キミら〜。

そんなに何度も偶然あっちゃって嬉しそうなんだから。
いつまで〝偶然〟してないで〜。

うん、よし、
今度絵の中で付き合わせよう。

♥

大阪梅田の画材店「.Too」で売っている、
そこのオリジナルの面相筆が使いやすい。
他の人にはどうか分からないけれど、
自分的には相性が合っていると感じる。



だから、
それのストックを買うために、
昨日父親の病院まで行ったその後に、
ついでに足を伸ばしてちょっと大阪まで出た。
気分転換も兼ねて。

それにしても、JR大阪駅の前は、
ほんとにイカツクなっちゃったなぁ。



僕が大阪で働いていた25〜30年くらい前は、
マルビル(薄茶色の丸いビル)がもっと、
ヒョロッと目立って見えていたのだけれど、
今は向こうに沈んでしまった。

当のJR大阪駅がこう。
↓


上の屋根のようなところで、
冬はスキーができます。



ウソです!!

そんなこんなです。
That's all for now.


✓
　

『ラッキー! クロスワード』誌のイラストが完了。そして、似顔絵いちごタコさんウインナー。

『ラッキー! クロスワード』誌のイラストが完了。

編集部からのお題は、
〝 コシと弾力が決め手　アレンジいろいろうどん大好き 〟
↓


編集部からのお題は、
〝 趣味やファッションにも注目!　大人気のお笑い芸人 〟
↓


編集部からのお題は、
〝 やっぱり暗記にはコレしかない？　日本史の語呂合わせ 〟
↓


(C)Hajime Sano

(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)

●

上の2つ目。
似顔絵。

ビミョーに似ているようないないような。
いつものことだけど。


思えば、
パズル誌で似顔絵も描き始めて結構になる。
ある時期から、
パズルメイトシリーズの雑誌のイラストで、
似顔絵の依頼がちょくちょくくるようになって。

でも、
今でも少しはそうなんだけど、
最初の頃はもうホントに、
「あー、似顔絵かぁー、困ったなー」
とイヤでねぇ。

とにかく、
他のイラストに比べると時間がかかる。

でも、
やはり意地でもちょっとは似せたい。


しかし、
そうやって頑張っても、
似てなかったりすることがある。

もっと複雑なのが、
ビミョーに似てなかったりするとき。
「あと1つ何かがつかめてない」
てなのが丸わかりの時。

たいてい時間のリミットが来て、
「中途半端」なのが残ってしまうのが、
くやしくって。

↓これが2011年


↓2012年


↓同じく2012年

↓2013年


まぁ、
今ここにチョイスして載せるくらいだから、
これらはまだ似ている方で。

この2013年くらいの頃から、
前に比べて多めに似顔絵がくるようになって、
もう5年くらい。

だからか、
最近では、
初めの頃に比べたら、
ちょっと描き慣れてきたかな。

それでもやっばり、
送られてきたゲラ刷り(編集部での試し刷り)に、
似顔絵があったりすると瞬間、
「うっ、似顔絵かぁっ」
となる。

けれど、
前に比べると、
なんとなく描けるというのはわかってきているので、
(すごーく似ているかどうかは別にして)
当初よりは楽しめているみたいだ。

妙に感じが似た時は、
思わず「あははっ」と自分で笑ったり。
嬉しかったり。

逆に、
「ダメだ全然似てない」と思いながら、
それでもオッケーにできたり。

●

上から2つめの、
〝 やっぱり暗記にはコレしかない？　日本史の語呂合わせ 〟
のイラスト。

「日本の歴史の語呂合わせ」ということで絵を描くのだから、どうしようかと。

まぁ、
とにかく、
考えて、
「イチゴ」=1500年代でせめようと、
そう決めて。

そして、こういうのは、
描く前にこう。
↓


順にいくと、
とにかく持っている歴史の年表から、
1500年代のものをピックアッブ。
↓




そして、
そこから、
絵にできそうなものをさらに、
ピックアップ。
↓


対になりそうなのが3つずつ見つかったので、
それで上のような感じに。

ちなみに、
「イチゴパンツ」(1582年)は、
本能寺の変で信長が討たれた年です。

●

少し寒くなってきて。

先週末、
ひさびさに(本当に久しぶりに)、
外飲みをしてきた。
楽しい友達と。
(かつ、ちゃんと相手への「礼」(本当の) も知って心得ているヤツ)

いいお酒やったー。
こちらも思い切り楽しめたー。
やっばり、
お酒はそうじゃないと。

これが、

↓
こう。


パッ。


そんなこんなです。
That's all for now.


✓
　

「ネコパズル」完了。そして、それは違うよ主任。

パズルメイト『スーパークロスワード』誌の、
問題自体も自分で考える、
〝なごむ亭元楽〟名義の探し絵パズルが完了。
「ネコパズル」。
↓



(C)Hajime Sano

(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)

●

その後も変わらず、
家族の中で僕一人だけで、
父の病院にちょこちょこ行っているが、
今日も、
夕方から行って来た。


その行きの電車でドアのところに立っていたら、
途中の駅に着いて反対の昇降がわのドアから、
高校生らしき男子が2人乗ってきた。

すぐに2人はしゃべりだして、
うちのひとりは、
声が高めで特徴的で、
否応でも耳にはいってくるような話し声だった。
アクセントと語尾がちょっと関東寄り。

で、
その彼が、
何かの話のながれで、
こう言った。

「一年が早いよぉ。
　年をとってからよく思うよぉ」

僕は心の中で、
〝おまえは幾つやねん!　
　言ってることが年寄りくさい!
　今からそんなこと言ってたら、
　僕ぐらいになったら超高速やぞ!〟
なんてつっこみながら聴いていた。

それにしてもその彼は何だか、
しゃべる感じも年相応らしくなく、
僕の受け取った雰囲気としてはまるで、
「工場の何かの専門ラインの主任」
みたいなしゃべり方だった。
あくまでもイメージだけど。
(もちろんそういう職場の人に偏見があるわけではないですよ)

その主任が、
部下か後輩に言って聞かせるように、
まるでそんな感じ。


前の駅までずっと、
次のイラストのゲラ刷り(刷り見本)を見ながら、
アイデアを考えていたのだけれど、
もう気になって、
どうしても顔を見たくなって、
まずドアのガラスごしに外をみてから、
次に何気なくその主任の顔をチラッと見た。

主任風だった。

やがて話は、
今まで〝何処に住んだ〝とか〝行ったことある〟とか、
そんな話になって、
そこから〝北海道〝の話になった。

と、主任が、
「北海道の地名って難しいんだよねぇ」
と言った。
部下が、
「札幌とか小樽とか？」
主任「札幌とか小樽はそんなに難しくないよ」
部下「函館!」
主任「函館もそんなに難しくないよ」

僕の目はゲラ刷りを見つめつつ、
心の中では、
〝そうそう、
　北海道はね、
　難しいのあるねぇ。
　苫小牧（とまこまい）とか稚内(わっかない)とかでしょう？〟
と思っていたら、
主任がこう言った。

「ほら、越後。えちご。
　越えるって漢字に後ろ。
　あれは難しいよ。
　越後(えちご)」


〝えーーーっ!
　主任ーーーーーっ!!

　それは北海道 違いますーーーっ!

　それは北陸ですーーーーーっ!〝


すると部下。

「うんうん」


〝えーーーっ？？!〝

ガタンゴトン〜ガタンゴトン〜。


(そこまで大人と同じにしないでちょうだい)

そんなこんなです。
That's all for now.



✓
　

『絶品ナンクロメイト』誌イラスト完了。そして、イラストはつながっている。

『絶品ナンクロメイト』誌のイラストが完了。

編集部からのお題は、
〝 見ているだけでウットリしちゃう 〟
↓


編集部からのお題は、
〝 当たり前ではなかったね… 〟
↓


編集部からのお題は、
〝 旨みがたっぷり♪　きりたんぽ 〟
↓


(C)Hajime Sano

(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)

●

この出版社の、
パズルメイトシリーズのイラストの仕事では、
何冊かの別のパズル誌にイラストを描いてるけれど、
そのいくつかをまたがって、
よく同じコをよく描いて出したりしてます。
「ケチケチバカップル」とかね。

でも、
それとは別のパターンとして、
たまに、
一冊のパズル誌の同じ号の中で、
違う問題のイラストで、
「同じ登場人物」とか「つづきもの」とか「感じ」とかが、
〝つながったもの〟を描くことがあります。

まぁ、
パズル雑誌の場合、
読んでいる人はパズルが解きたくて見ているので、
そこまで凝っても仕方がないのかもしれないけれど、
1000人のうち1人くらいでも、
「おっ、これって、つながってる？ははは」
と気づいてくれると楽しいかなと思って。

それにこちらも、
「せっかく描くのだから楽しんで」
という思いもあって。
「つながり」がふっと思いつかなければ、
無理にはしないけれども。


で、
今回の上の2つのイラスト。
〝 見ているだけでウットリしちゃう 〟と
〝 当たり前ではなかったね… 〟を、
なんとなくふわっと思いついてつなげました。

別にストーリーがあるという訳ではないので、
「ある人にジュエリーを貰って、
　それに対抗してダイヤの指輪をもって来た人はヘンな人だった」
とか、
「誰か会ったことがない人にジュエリーをもらって、
　会ってみたらヘンな人だった」
とか、
好きに考えてもらったら。

けど、
その余地があるように、
つながってます。

●

〝つながっている〟といえば、
3番目の「きりたんぽ」は、
こちらにつながっています。

違う犬種だけど、
真ん中あたりにいるでしょう？
↓


スタジオハルツのCD-ROM作品として、
1998年に発売した「ハルツスクリーンセーバー」です。
スクリーンセーバーのモジュール集。

ああ、もう20年以上も前になったかぁー。
(ので、今はもうインストールできない)



その中の8つのスクリーンセーバーのうちの1つ、
それに出ていた、
「コロさん」。



これは、
「コロさんスペシャル」という、
カレンダー装備の車にのったコロさんが、
キコキコとそれを左右に動かしつつ、
夜中の0時になると自分で日付を書き換える、
というスクリーンセーバーでした。



背景にはその季節に合わせたものが、
上からたくさん落ちてきて、
結構たくさんの種類がありました。

ほんの、ほんの一部だけれど、
例えばこんなのとか、



こんなのとか。



キコキコ動かしているところと、
日付を書き換えているところ。
↓


そして、
しかも、
曜日によって、
「着ている犬の着ぐるみ」
の種類が違います。

上左から月-火-水-木-金-土-日。
↓



最後の日曜が私服なのは、
日曜だからです。

「休日出勤」ですね。


このコロさんが、
今回の上の3つ目のイラストにつながってます。

でも、
これを見ずに描いているので、
妙に体スマートになっちゃってるのと、
鼻の形が違ったなぁぁ。

ただ、
耳が違うのは、
犬種が違うから。

そう、
「きりたんぽ」と言えば「秋田」。
「秋田」といえば？

「秋田犬」!

●

しかし、

じゃあなぜ、
「きりんたぽ」というお題の問題が、
コロさんにつながったのか？

という謎は残りますよね？

そこで、


〈佐野元のイラストアイデアの謎・解決編ー〉


まず、
「きりたんぽ」という問題を見た時に、
最初は、
「家族みたいな人達が楽しそうにきりたんぽを食べている」
という感じにしようかなと、
思ったりしました。

でもなー、
なんかつまんないなー。
と思って。

つまんないよね？
普通で。

時間の余裕がなければそれで行くけれど、
時間があるなら、
そのままいっちゃうとつまんないでしょう。
「個性」と「腕の見せ所」がない。


それで、
画像検索した「きりたんぽ」の画像を開いて、
「持ち手がついていて。先は太くなっている」
という〝形〟をじーーっと見ていたら、
「もし子供の頃ならば、これを持って、振り回したいやろなぁ」
と思って。
(絶対に大人に怒られるけれど)

格闘技の武器のように振ってビシバシ言ったり、
空港の飛行機を誘導する人の真似をしたり、
したいよなあ。と。



水芸(扇子の先から水をだす古くからの芸人の芸)の真似も、
したいよなぁ。
今の子ならば、
アイドルを見に来るオタクくんたちがやってる、
ダンスとかもしたいだろうなぁ。

まぁでも結局、
これを両手に持って踊ったりはするよね、
きっと。
適当に。

そうこう思っている間に、
「よし、踊らせよう」
と決めて。


けど、
どうしよう？
「ばけしく踊る」と、
「ゆっくり踊る」があるけれど。

と考えると、
やはり、「きりたんぽ」は、
イメージ的に、
「ゆっくり踊る」だろなぁ、と。


じゃあ、
踊る人は？

最初は
「ふつうのヘンなニイちゃん」(変な言い方)
にしようと思って描きかけたけれど、
なんかやはりつまんないなー、と。
単に「キモチ悪い人」になりかねない。

「ヘンだけど、ちょっとカワイイ面白い」
のあたり微妙に行きたいなー、
と。

で、
「着ぐるみを着た人」が好きでたまに描くのだけど、
「うん、じゃあ着ぐるみを着た人にしよう」
と思って。
するとすぐに、
「あっ、コロさんっ!」
とそこに行き着きました。

そして、
コロさんならば、
秋田犬!
そう、それがいける!

とこんな感じに、
コロさんにつながったのでした。
以上。

●

まぁ、
僕は最近、
自分の全体のテーマとしても、

「結局、世界は少しずつつつながっている」

ということを思っていて。

(「だから無理ヤリつながろうとする必要はない」と続くのだけれど)


だから、
意識するしないに関わらず、
「つながる」がイラストにも繋がっているみたいです。


そんなこんなです。
That's all for now.


✓
　

「秋のカノジョ。」

(c) Hajime Sano

✓