「なごむアトリエ」のブログ『そんなこんなです。』: 整理で確認、かつてしたこと-(2) フロッピーディスク、MOディスク。

年明けからしてる整理の、
昔やった仕事とか作品とかを中心に、
出てきたものをアレコレ紹介する、
2回目。

● フロッピーディスクとMOディスク。

1991年くらいに最初のMacを買って以来、
バックアップなどに使ったフロッピーの中で、
作品や仕事関係のものは、
結局ずっと置いてきた。

もちろん、
もうドライブが無いので読めないし、
中身も今はソフトが無くて立ち上がらないのも多いし、
しかも一応全部、
CD-Rとかハードディスクにバックアップもしているし、
どちらかというと「記念の品」的な意味で置いていた。

でもなぁ、
もう処分してもいいかなぁ〜、
なんて思いながら眺めた、
フロッピーディスク、
そして、MOディスク。

●

ではまず、
フロッピーディスク。

コンテストで入選ももらったアニメーション、
「CHUN-CHUN WORLD」。

このHDDのディスクは、
たしか一枚で1.44Mbだから、
それで1つ入っちゃってる。
軽い。今では考えられない。

こういうのを、
ガチャコガチャコと出し入れしてやってたよなぁ。

最初の頃はフロッピーのデータから、
直接読みこんで使ったりする形だっけれど、
すぐに内蔵のハードディスクを使うようになって、
それからはフロッピーはどちらかというと、
データの受け渡しに使ったり、
バックアップに使ったりするのが主になっていったな。

で、
僕の場合は内容によっては、
ラベルに絵を描いたりしてね。

入選しなかったけど、
コンテスト用に作ったアニメーション。

これは結局、
その前の時代からの、
「ミュージックカセットテープのインデックスに絵や写真のレーベルを」という文化からの無意識の繋がりなのかな?

それから、
これもコンテストで入選をいただいた、
アニメーション「Funky Brothers」。
右の上下2枚だけに手描きの絵を。
薄くなっちゃってるけど。

4枚になったんだな。

そして、
『MacUser』誌の付録CD-ROMに収録してもらう為に作った、
「いろんなひとがいる」。

ある時期から、
フロッピーディスクもカラフルなものが出始めて、
僕は白いのが好きだったよな。

もちろん、
いつも絵を描いたりしていたワケではなく、
文字だけのものも多い。

もう観ることはできないけれど、
なんとなくタイトルだけ観ていても、
楽しそうなものもある。↓

これ↓なんかは、
文字だけではなく、
自分のオリジナルで作ったハンコを押してあったりする。

でも、
手抜きもある。

18042908

めんどくさかったのか?

で、
最初の数年は自分のプリンターは無かったので、
辞めてからも出入りしていた大阪の会社で、
ちょこっとプリントさせてもらったりもしていた。
↓

やがて、
自身のブリンターも手に入れて、
(インクジェットプリンターの値段が安くなった)
ちゃんとした格好のいいものになってくる。

でも、
今度は次第に、
受け渡しやバックアップには、
フロッピーでは容量が少ないということで、
MOドライブというのを手に入れた。

それに使うメディアが、
MOディスク。
はるかに増えて230Mになった。

フロッピーディスクと比べたら、
ちょっと厚みがあるけれど、
だいたい同じサイズ。

バックアップという、
自分のためだけのものなのに、
ついつい凝ってしまう性(さが)。

まあ、と言っても、
画面からそのまま転用してプリント、
なんてのが多かったけれど。

↓この男の子は、
「ハルツスクリーンセーバー」に出てくる、
「よび夫」。

画面から散々「おーいおーい」と呼んでおいて、
「呼んだだけ」と言って逃げるイタズラなヤツ。

それから、
これはフンを落として、
他のチュンを撃墜する、
「黒チュン」。↓
(そういうゲームをスタジオハルツで作った)

そして、
スタジオハルツ最後のCD-ROM 「未発表1993」のデータが入ったMOがこれ。
↓

このあたりで、
もうしばらくすると、
CD-Rのドライブを使うようになって、
ディスクは「CD-R」に変わっていって、
フロッピーはもちろんMOも使わなくなる。

●

まぁ、
つまりね、
データ自体に意味があったりするからでもあるけど、
表面的にもこんな凝ったことしてるのも沢山あったりで、なかなか今まで処分もできなくて。

でも今回は、
手描き絵のフロッピーをほんの数枚だけ置いておいて、
他のディスクはもうドカッと処分したのでした。

それにしても、
もうこういうようなことはしないなぁ。
データも全部ハードディスクだし。
その、いい意味でも悪い意味でも、
「もの」に対する愛着も、
少し自分的には変わってきた。

僕個人だけではなく、
ヨノナカ的にもそうなのかな?

それにせよ、
とにかく、
当時はこういうことするの楽しくはあったなー。
うん、
こういうのは見れば解るのだけれど、
「こんなことするの楽しい」が溢れてるもんなぁ。

以上、
懐かしい人にはナツカシイ、
フロッピーディスクとMOディスクでした。

そんなこんなです。
That's all for now.

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