『ラッキー! クロスワード』誌のイラスト完了。
編集部からのお題は、
〝 料理に合わせて選んでみよう ジュースとお酒、どっちにする? 〟
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編集部からのお題は、
〝 あなたの功績をたたえて 栄光の証に賞を授けよう! 〟
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編集部からのお題は、
〝 清く・正しく・美しく 校則はきちんと守りましょう! 〟
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それから、
パズルメイト『ラッキー!クロスワード』誌の、
問題自体も自分で考える、
〝なごむ亭元楽〟名義の探し絵パズル。
「コンビニヒーローパズル」。
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同じく問題自体も自分で考える、
〝なごむ亭元楽〟名義の探し絵パズル、
パズルメイト『おもしろ! アロー&スケルトン』誌の、
「うさピョンパズル」。
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(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
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ここから歩いて10分ちょいくらいのところに、
古くて小さい銭湯があった。
2014年にタテパノラマとして写した写真があるので、
載せてみると、
↓
そう、壁に書かれているように、
「大和温泉」。
このさらに南へ10分ほど歩いたところに、
ジャグジーや飲食コーナーもあったりする、
そこそこ充実している「乙女塚温泉」という銭湯があって、
ある時期、もう20年近く前になるかなぁ、
面白がってたまにそこへ行ったりしていた。
そこと比べるとこの「大和温泉」は、
脱衣所と普通の風呂場のみの何もない小さな銭湯で、
一度だけ興味本位で入ったのだけれど、
その頃からもうさみしい感じになっていた。
でも、素朴といえば素朴で、
〝アレコレあって楽しい方が優れている〟、
というような時代もちょっと終わって来てから、
「また、行ってみたいなぁ」
なんて思い始めたのだけれど、
うっかりふと気づくと、
ここ2.3年の間に廃業していた。
今はもうやっていない。
上の写真にある、
「大和温泉」の文字は消されてしまったけれど、
↓北の角っこの斜めの壁の「ゆ」という文字と、
温泉マークは何とか残っている。
「大和温泉」もこの「ゆ」も、
味のある字だなぁ。
と、今更ながら思ったりする。
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正面玄関はこの建物南側にあった。
銭湯ではお馴染みの暖簾をかけた入り口があった。
けれどそちらは今は有料駐車場になっている。
で、
結局この有料駐車場は、
下駄箱などがある玄関と脱衣場があった位置だと思う。
となると?
奥は?
うん、
残っているのだ。
なんとなく、
剥がされた床とその段差で。
わかるでしょう?
ほれ、
小窓。
ここから覗くことができる。
さぁ。
見るよ。
風呂場。↓
これは左の小窓の方。
向こう側にあるとびらの向こうは、
「スチーム」。
↓アップにしてみました
つまり、サウナ?
そして逆の右の小窓。
ああ。
今はなんだか寒々しいけれど、
かつては、
この近隣の老若男女の沢山の人達が、
ここで温まったのだなぁ。
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ところで、
「何故風呂場だけが残っているのだろう」
と思うよね?
僕もぼんやりとそう思いながらも、
なんだかんだと過ごすべき日々を何日か過ごした。
と、
何かの拍子にふと、
「あっ」と思いついた。
いつものように、
暫くたってから「なぜそうだったのか?」の理由が、
ふっとひらめいた。
「そうか、風呂場の上に自宅があるのかもしれない!」
風呂場のちょうど二階が自宅、
それならどうということなく、
風呂場は自然にそのまま残るなぁ。
そうかそうか。
そうかもしれない。
お父さんが亡くなって廃業して、
年老いたお母さんの敏江さん(仮名)が一人で暮らしているのかもしれない。
2階にはかからない前の部分の脱衣場と入り口を壊して駐車場チェーン会社に貸して、その収入と年金で暮らしているのかもしれない。
近所に娘の由美子さん(仮名)が住んでいて、
「お母さん、ここ壊してマンションにしちゃってそこに住んだら?」
とか言うけど、
でも昭和の時代にお父さんと頑張ってやったこの銭湯やもん、
もう私はこのままでええわ。
アレコレはもうタイヘンや。
もし私が居なくなったらその時は子供達が好きにすればええねん。
「でもなぁ…、ちょっと2階に上がるのが少しシンドクなってきたなぁ」
と最近思う敏江さんであった。
(ここまでくると、ひらめきを通り越して単なる「妄想」やね)
か、どうかは、
ほんとのところは、
解らないのだけれど。
まぁ、でも、
とにかく何かきっと理由があるよね。
人のすることだから。
そんなこんなです。
That's all for now.
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