普段、
ずっと部屋で作業しているとなんだか、
「気分がパッとしない・イン」に入ってしまう時があって、
そういう時は、
「作業しながらCDに合わせて歌を歌う」
とか、
「曲に合わせてオリジナルショートダンス(非公開)を踊る」
とか、
「ベランダに出て雲を眺める」
とか、
「何か写真を写してFaceBook に載せる」
とか、
基本は、
そういったことをして気分転換をして納めたりする。
でも、
たまにそれでもどうしてもなんだかずーっとダメな、
「気分がパッとしない・イン〈ロング〉」になる時がある。
しかし、
〆切り前で机で絵を描かないといけなかったり、
パソコンで仕上げをしなければいけなかったり、
そういう時は「パッとしないままやらねばネバネバ」
になってしまって、
気分もネバネバになってしまう。
納豆やオクラのネバネバは体にいいというけれど、
この手のネバネバは体によくない。
10月半ばからここんところ、
ずっとなんだかネバネバだったのだけど、
ひとまず〆切りのスキマが出来た11月1日。
月アタマ恒例の、
やらないといけないアレコレ事務を幾つか済ませた後に、
「あー気分転換したいなぁぁぁー!」
と強く思って、
ふと、
「どっか行こう、展覧会…映画…買い物…、
いや、海が見たい…………、須磨!」
と思って突然須磨の海を観に行くことにした。
もともとこの住んでいるところのずっと南には、
「工場や倉庫の向こうに海」がある。
最近は行ってないのでそこまで散歩してもいいけれど、
ちょっとここは大きく気分転換したい!
「砂浜付きの海」!
須磨!
SUMAHAMA!
外を見ればまったくもっていい天気。
アレコレ事務はまだ少し残っているけど、
夜にやろう。
そして、
11月半ばから続く〆切りの下準備もしつつあったけど、
幸いまだ「アイデアと下描き」の段階なので、
ペンと紙さえあればどこかカフェがあればやれる。
須磨は電車で行かねばならないので、
アタマの中ではなんとなく遠い気がするが、
まぁ、行ってみよう。
もう何年ぶりだろうか。
スマ!
と思い立って行ってきた。
須磨!
スマ!
駅をおりるとすぐ、
スマハマ!
SUMAHAMA! HAHAHA!
源平合戦で有名な「一ノ谷」はたぶんあのあたりかな?、
の、
真夏は海水浴客で人・人・人でワシャワシャムンムン!、
の、
須磨浜!
須磨は駅を出るとすぐに砂浜なのがいい。
「ふと、海が見たくなって来ました」系の人にとって、
「歩いているうちに冷静に我に返ってしまう時間」が、
まったく無いのがいい。
やり方がうまい!
ニクイ!
それにしても、
思ったより早い時間で着いた、
スマハマ。
いい天気でヨカッタ。
そして、波だ。
僕が育った芦屋の浜手には、
小学校低学年くらいまで砂浜があって、
そこでよく遊んだので、
今だに潮の香り・磯の香りは、
鼻から脳、そして肺の中で、
妙に落ち着く。
ザザ〜。
さて、
少しでいいから、
どこかで仕事をしたい。
イラストのアイデアと軽い下描きが出来れば。
と思って見渡すと、
すぐ近くにカフェ。
しかも海に面した窓に、
カウンター。
おお〜。
ええやんか〜。
海を見ていた午後!
というだけのワケにもいかないので、
ここでちょっとでもいいから仕事も進める。
↓これは、「アイス・イン・マラサダ」というものだそうだ。
中はアイス。
略して、
ナイス。
そんな感じに少し仕事を進めて、
コーヒーも飲み終えて、
そう長い滞在時間ではなかったけれど、
少しはスッキリとして店を出た。
で、
せっかくなので普段はなかなか行かない、
須磨駅の北側もちょっと行ってみた。
しばらく行くと、
ペコちゃん!
久しぶり。
キミは相変わらずおシャレやね。
僕の近隣にあった不二家のお店は、
ことごとくもう無くなったけれど、
須磨にはまだ残っているのかー、
と。
そして、
ひさしなどは新しそうだけれど、
店のベースやサインなどは古そうなお店。
こんな感じに、
JR須磨駅の北側は、
なんとなく懐かしい感じを残している小さな町並み。
そして、
サッと通りを流したあと、
帰路についた。
こういったことを報告したり、
写真を見せたりすると、
「いいなぁぁぁ」
と言う人は多いし、
「ふーん、自由気ままでいいねぇ」
と思ったりする人もたぶんいると思うけれど、
そこに至るネパネバな理由をサッと察して理解してくれる人は、
同業系の人以外では意外と少ないんじゃないか、
という気がする。
まぁ、でもいいか。
ちゃんと仕事も進めたし。
気分はまだ少しネバネバしているけれど、
海を見てちょっとはスッキリしたし。
それにしても、
電車に乗ってしまえば、
思ったより身近に行けたスマハマ。
また行ってみようか。
「冬の海」とか?
わー、寒そう。
そんなこんなです。
That's all for now.
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