『ラッキー! クロスワード』誌の、
〝なごむ亭元楽〟名義の探し絵パズルが完了。
「ヒーローパズル」
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それから、
パズルメイト『スーパークロスワード』誌の、
〝なごむ亭元楽〟名義の探し絵パズルも完了。
「ネコパズル」。
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(C)Hajime Sano
(株)マガジン・マガジンのパズルメイトシリーズの雑誌です。
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
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ここにも何度か載せたけれど、
そこそこ近いところにある「御影公会堂」。
古くからある建物で、
野坂昭如原作のアニメ『火垂るの墓』にも、
チラッと出てきた建物だ。
(空襲のあとで清太が節子をおぶって石屋川の横を歩くシーンの向こうに描かれている建物)
国道と川を挟んで南側には、
記録の碑も作られている。
1932年の完成だから、
85年前の建物になる。
いい建物ではあるけれど、
正直ちょっとボロッちい感じにはなっていた。
( ↑ 2015年1月、友人ナカトと散策中に撮影)
その御影公会堂で去年から、
耐震性を上げて外の痛みを改修する計画の、
(外観はそのまま、内部は一部便利にリフォームする)
改修工事が始まった。
だから、
建物にはずっと覆いがかぶせられていて、
前を歩く度に気になっていた。
で、
この間通りかかった時に見ると、
覆いの上半分が外されていた。
「おーーーっ!」
赤茶けたレンガや黒ずんだ白い壁面が、
スキッとキレイになっている。
窓枠も交換したように見えるし、
ガラスも新しくなっているようだ。
いいぞーーっ!
いいぞーーっ!
いいぞーーっ!
そう。
ホントにもうなんでもかんでも、
「古くなったら壊して新しい建物を建築会社に注文」
というのはやめよう。
「やれば出来るじゃないか!」
とちょっとエラソに思ったりしながら、
ニコニコしながら見えているところを眺めていた。
市の広報によると、
新たにエレベーターやスロープをつけたり、
多目的トイレ設置したりしてバリアフリー対策をするらしい。
あと、席を取り替えたり空調設備を新しくしたり、
そんな具合に内部を一部新しくするとのこと。
入ったところのロビーには、
たしか丸い大きな柱が幾つかあった気がするけれど、
アレなどは多分そのままにしてくれているのだろうな。
3月に終わるらしい。
楽しみだ。
完成したら中にも入って隅々と見て、
もし写真撮影が可能なら、
写してまたここに載せたい。
こういう建物関係で楽しみな感じを持ったのは久しぶりかもしれない。
「あの建物が無くなったの?!、えーっ?!」
とガッカリと思うことが多かったからなー。
実はこの御影公会堂は、
20数年前に「新しい建物に建て替え」の計画があった。
家に入る地域の広報にも書かれてあったのをよく憶えている。
老朽化と耐震性が理由だったらしい。
でも、その工事が始まる前に、
阪神淡路大震災がおこった。
あの周辺は結構倒壊被害も多かったのだけれど、
御影公会堂は「どんなもんだーい」とビクともせずに残って、
すぐに被災者の避難所として利用されて、
家を無くした多くの人たちが中でしばらく暮らしていた。
そらもうアナタ、
お金をかけてでも、
ちゃんと残しておいてあげないとアカンでしょう。
バチがあたります。
でも、
逆から思うと、
そういう経緯で残してもらえるので、
珍しくラッキーな建物ということになるのかもしれない。
それに、まずは自ら乗り越えたんだしな、
太平洋戦争の空襲も阪神淡路大震災も壊れずに。
建物も「運」みたいなものがあるのかもなー、
なんて思いつつも、
でも、それはそれとして、
やっぱり歴史と意味合いのある建物は、
出来るだけ多く残しておいた方がいいんじゃないかなー、
日本の大人の人間さんよ〜、
と思ったりもするのだな。
そんなこんなです。
That's all for now.
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