この冬一番寒い日。平成、昭和、カッパ沼。

寒くなってきた。

雪が多くてタイヘンな地域の人には、
怒られてしまうかも知れないけれど、
やはり冬はグッと寒くなってもらわないと、
それはそれで良くない気もする。

昨日の夜、
ここ神戸沿岸部でも雪が降って、
車の上に少し雪が積もったりしていた。



明けて今日の昼間はいい天気だったけれど、
やはりときどき雪がちらほらと舞っていた。

今夜もまた降って少し積もるかな?
雪。


ちなみに、
カッパ沼でも雪が降ってますョ。
↑
クリック。



パズル誌のイラストがまた入ってきているんだけど、
ちょっと掃除もしている。

去年の暮れは最後の週の初め頃に、
「朝起きたら首が回らない」という状態になって、
(「ものすごい借金がある」わけじゃないよ)
結局年内にしたかった作業だけをして、
掃除は少しだけしかできなかった。

ので、
ちょっと今掃除をしている。

年明けの掃除だと、
「年内にやってしまわないと」という焦りは無いので、
徹底的にやっている。
長年部屋にあったものも捨てちゃったりしようと思っている。

「徹底的な掃除」は、
ちょっと「自分のリセット」みたいなところがあるな。



前の記事で、
平成が終わってしまうというコトを書いた。

きっと年号の変わる直前の12月は、
テレビのどの局も同じ様な「さよなら平成特番」ばかりで、
きっとうんざりするだろうな〜、
と思ったのであんな内容になった。


でも、
よく考えると、
今回の生前退位というのはいいかもしれない。
あれからそう思いついた。



前の昭和天皇さんの時がそうだったけれど、
例えば陛下が病気になったり危篤状態になると、
あらゆるところで「自粛」が始まってしまう。
崩御されてからもしばらく「自粛」だ。

もちろん、
本当の意味で「自粛」はいいけれど、
「みんながしているからワレワレも自粛」
というこの国でありがちなズルズルな状態に、
きっとなってしまうよねぇ。

「あまり湿っぽくなることは、
　きっと陛下もお望みにならないでしょうから、
　普段通りに、いやむしろ明るくいきましょう」
なんてスバンと開けた感じにはならないだろなぁ。
きっと。うん、ならない。無理無理。

(日本のある程度以上の年齢ではそういう発想はまだ多数派じゃない。むしろ「湿っぽいのに酔うのが好き」な人もタクサンいそうだものな)



しかし、
今回はそうじゃない。
「自粛」なしに新しい「元号」に向かえる。
「生前退位」は結果的に、
気持ちのいいコトかもしれない。

「いままでご苦労さまでした、ゆっくりしてください」
の労いの気持ちは持ちながら、
ハッピー気分で「新しい元号」を迎えられる。
「新しい元号」をみんなで祝える。
そう考えればこういう形の方が、
いいかもしれへんよな〜、と思える。

ご自身のご負担のこともあるのだろうけれど、
もしかしたら、
「すべてのみんなの負担のことも考えておられる」のかもしれないな、
なんて、
そんなことをちょっと思った。



ところで、
僕は「昭和生まれ」の「昭和育ち」なので、
「昭和」がやっぱり好きだ。
ほんとにあの時代はけっこう楽しく、かつ面白かった。
(もちろん悪かったことが全く無かった訳ではないけど)
もしかしたら希にみる幸せな時代だったのかもしれない。

でも、
一方でずっと、
「昭和生まれだけどまだ子供だったので実感がない」人と、
「平成生まれ」の人には、
ちょっと申し訳ない気持ちを思ったりする。



なぜかというと、
あのいい昭和の時代は、
別に僕らが作ったワケじゃない。
まぁ、たまたまだった部分もあれ、
明治生まれ、大正生まれ、昭和初期生まれの人たちが、
戦後に頑張って作ってきたものだ。

僕らくらいの世代はただ、
それに乗っかってきただけみたいなところもある。

あの人たちの「これはこうだからこうしなさい」
という圧力ももちろんあまりに強力すぎた、
ということもあるけれど、
「そういうことならそうしますホイホイ」と従順に、
自分で考えずに、かつ考えられなくなって、
ここまできちゃいましたー、
という感じがどうもあったような気がする。

その結果なのか、
はっと気がつくと平成はずっと不景気で、
でもよく考えるとその間の大人はワレワレで、
それなのに、今だに、
「昭和はヨカッタなー」なんて〝お客さん〟なことを言っているんだもの。

僕が平成生まれなら、
その部分にきっととても怒っているな。



平成が終わると、
次は「もと平成」(育ちだけも含めて)だったコたちが、
少しずつこれからを作っていくことになるよな。

いいんじゃないかな〜。
「昭和」はもう早く風化して、
「平成組」がどんどん「昭和」にこだわらずに、
自分たちで考えてやってバンバンいくのが、
ゼッタイいいよなーと期待しつつ思ったりしている。


もちろん、
「昭和組」もこれからは、
自分で考えなきゃならいなんだけどね。
やれる人から。

そんなこんなです。
That's all for now.

✓