世に出て行く彼女たち。国の外へ出たゴロゴロ。出るタイミングを失ったモコモコ。

僕と同じく芦屋の浜手で育って、
今でも一緒に飲んだりして付き合いのある、
友人Y。

彼にはSちゃん、Nちゃんという双子の娘たちがいて、
今年高校を卒業して4月から大学生になる。

早いなぁ。

もちろん彼女たちは小さな頃から知っていて、
家に行って遊んだり、
僕の部屋に遊びに来たり、
一緒に海水浴にいったりしたこともある。
あの頃ほんとに可愛い双子ちゃんで。


(↑2002年10月御影深田池)

僕にしてみれば、
ついこの間のことなんだけど、
あっという間に中学生になって高校生になって、
とうとう大学生になってしまった。
来年になるともう20才だ。

でも、
今でもYの家に行ったりすると、
お年頃ではあるのだけど、
話しかけるとちゃんと、
笑顔と共に応じてくれる彼女たちだ。

Yと奥さんのFちゃんの2人が持っている、
「人柄」みたいなものをよく継いでいる感じがする。

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そのSちゃんの方が、
今月友達と卒業旅行に行くというので、
去年ロンドンに行った時に買って持って行った、
スーツケースを貸してあげることにした。

だから、
トランクルームから出して持ってきた。



これを、
こうやって見ていると、
やはり去年のロンドン行きを思い出す。

これをゴロゴロ引っ張って歩いたなぁ。
関空、ロンドンシティ空港、ロンドンの地下鉄。
一緒に彼の地へ行ってきたんよなぁ。



もう半年だ。

終わっちゃうと、早い。
そして逆に、
随分と前のような気もする。
一年前はまだ行ってなかったのにな。
丁度、
「さぁ、行くぞー。でも、ほんとに行けるのかなー、いつにしようかなー、どうしょうかなー、ダイジョウブかなー、どうかなー」とか、
そんな風に思っていた頃だな、
去年の今頃は。

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そのロンドンに行った時に、
自分のお土産として、
ガムデン・ロック・マーケットで買った服がある。

厚手の、
ジャケット的セーター風厚手パーカー、
と言ったらいいのかな?
結構しっかりしていてモコモコしている。



早くこれを着たくて、
冬になるのを楽しみにしていたのだけれど、
実はまだ一度も外へは着て出ていない。

この冬は、
1月半ばくまらいまでなんだか暖かくて、
「ちょっとこれは厚いかな、もう少し寒くなったら」
と思っているうちに、
ガクンと一挙に寒くなって、
「ちょっとこれだけでは足りないかなぁ」
なんて感じになって着るタイミングを失った。

うん、なんとか、工夫して、
そろそろこのモコモコを着よう。
じゃないと、
なんだかんだ言って、
もうすぐ春やもんなぁ。
それに、
去年のロンドン行きが締めくくれない。


そんなこんなです。

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