左目(向かって右側の目)の感じが、
少しひっかかっている。
だから、
そこだけ何度か少し手直しして、
黒目の大きさや位置を触ってみたり、
スキャンしてブリントしたものを利用して、
目全体を大きく描き変えてみたりしたけれど、
結局、もとのこの感じに戻ってしまう。
たぶん根本的な骨格の位置みたいなものが、
ちょっとうまくいってないのだと思うけれど、
それでもずっと見てあげているうちに、
感じは何となく収まってきて愛着も出てきているので、
これでおしまいとして筆をおいた。
まぁ、
これ以上触っても結局ぐるぐると、
同じことを繰り返しそうな気もするし、
また、
絵の具を置いていてたまたま何かの拍子で、
「おっ、これはいいじゃぁないか」という感じになったとしても、
それはまぁいわば、
「たまたま振ったらホームラン」
みたいなものかなと。
決して「自分の限界」という意味ではないのだけれど、
「現時点での自分の技量」では、
ここまでくらいが正直なところなんだろう。
だから、
それを記録しておくためにも、
ここまで。
友人Nの「神戸の街と女の人を組み合わせた絵を描いて」という言葉と、
「震災前までの阪急三宮駅のビル」に対する愛着と、
「昔のそごうの紙袋が描きたい」という思いつきから、
なんとなく無計画にちょっとずつ描き始めてからここまで。
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2015年8月30日
で、
もし出来れば、
次はこれを描き進めたいと思っている。
女性の後ろにあるのは、
震災後に仮駅舎時に出来て、
それからずっと、今もある三宮駅の建物だ。
で、
これは、
そう、
上の昔の三宮駅の絵と2対になったものになる。
昭和の三宮駅と平成の三宮駅(現在の名称は神戸三宮駅)の連作。
で、
近い将来、
きっと変わるであろう、
神戸三宮駅の新しい建物が出来たならば、
その建物をバックした絵を描いて、
全部で「3連作」にしたいなぁ、
と思っている。
そんなこんなです。