「まちがいさがしメイト」誌の、
問題も考える2問分が完了。
まずは、
「なごむ亭元楽」名義のペンギンパズルが完了。
それから、
チュンチュンの間違い探しが完了。
で、例によって、
パズル誌のイラストを紹介した記事のときは、
そのタイトルや絵から何か言葉を拾って何か書く。
「三味線」<あの頃のこと>
25年ほど前に実家を出るまで一緒に暮らしていた祖母は、
三味線を習っていた。
習い始めた当時、祖母は幾つだろうか、
僕が20才過ぎくらいにはもう習っていたので、
(学生の頃に遊びで録音して友人にばらまいたテープに、
祖母の三味線で沖縄風の曲にしてテキトーに弾いた演奏を、
入れて遊んだことがあるので覚えている)
だから70才くらいから始めたのかな。
よく土曜や日曜に、
チントンシャトン♪と弾いては、
カセットテープレコーダーに録音したり聴いたりしていた。
そして、
たまに、呼ばれて、
「ハジメ、三味線聴かせたろか? 聴きたいやろ?」
と無理に聴かされたりするのである。
それから祖母は民謡も習っていて、
やはりそちらでも同じように、
「"さんさ時雨(しぐれ)"聴かせたろか? 聴きたいやろ?」
なんて聴かされたりした。
(※"さんさ時雨(しぐれ)"という民謡の曲があった)
「もぉ」なんて思いながらも、
聴かないと機嫌が悪くなるし、
僕も今に比べるとヒマだったので、
ちょっとだけ聴いてあげたりしていた。
そりゃ、当時は若かったから、
祖母のそういうものを聴くことは、
その頃の「心の中ランキング」ではそう高い位置に無かった。
でも、そういうのは、
とても、大事なことで、いい時間だったと、
今になってみると、解る。
時間がゆっくりと流れていた。
まだ、
色々と無かったけれど、
まだ、
色々とあった頃の話しだ。
そんなこんなです。