まだまだ寒さは続きそうだけれど、
生命は太陽からの位置に敏感で、
梅がしっかりと花をつけ始めた。
うむ、
いいぞいいぞ。
一刻も早く春になりなさい。
2代目のティファールの電気ケトルがダメになった。
今回のはダメになるまで早かった。
だから、
ちょっと考えて、
3代目電気ケトルは、
日本のメーカーのものにした。
デザインはいかにも「日本の電化製品」だが、
今回は信頼度を期待してみた。
でコイツ。
「蒸気レス」ということで、
沸かしている最中に蒸気が出ない。
さすが、日本ものはコワザがニクイ。
確定申告も無事終えた。
以前に書いたけれど、
今回からブラウザからネットでログインして入力する会計ソフトを使って最終的なものを出した。
まぁ、今年度分でも使ってみる。
ふっと思った。
ごく当たり前のことをそれっぽく言うだけで、
何か格言っぽく聞こえるのではないだろうか、と。
たとえば、
●「冬の後、あたたかくなると春になる」
当たり前だ。
でも、
「ほら、昔から"冬の後、あたたかくなると春になる"というじゃないか。
君の仕事もいい兆しが見えてきたんちゃう?」
とか言うとなんだかそれっぽいじゃないか。
●「座っている時は、立っていない」
当たり前だ。
しかし、
「ほら、昔から"座っている時は、立っていない"と言うでしょう?。
今のままでいたら、どうにも変わらないんじゃない?」
とか言うとなんだかそれっぽいじゃないか。
そうか。
ことさら「難しく言えば深い話が出来る」、
という訳でもないということだ。
当たり前のようなものごとが、
一番深かったりするのかもしれないな。
知っている人も多いと思うから、
エラソに僕が言うのもおこがましいけれど、
この国は昔はずいぶん長い間、「神仏習合」だった。
神道と仏教が一体化して存在していて、
お寺に神社があったり神社の中にお寺があったり。
なのに、明治になって一度、
神社とお寺をスッバリと分けた。
だから、その流れをくんで僕らはどうしても、
「神社は神社」「お寺はお寺」と別ものと考えてしまうけれど、
そもそも、その前は、長い間この国では、
神社とお寺が同じところにあったりしてそれが混じり合い、
みんな一度に両方に手を合わせ暮らしてきた。
今でも(明治の神仏分離のあとどういう経緯だったのか知らないけれど)、
たまに、神社の中にお寺があったり、
神様として有名なのに正式名称は「なんとか寺」だったりするところもある。
前にここに載せた「清荒神さん」もそうだなー。
そもそも日本人がそういう風に混ぜるのが、
基本的に得意なのかもしれないけれど、
「コノヒトツノシュウキョウガ、オンリーワンデース!」
とやっちゃうより、
とっても「グローバル」な気が、
最近する。
昔は、
「そういうところがいい加減」と思っていた頃もあったんだけど、
なんか、もう、いろんなものが、混ざろう混ざろう。
「決まったこういったコレの進み方だけが、ワレワレのフツーちゃいますの?!」
てな感じで、堅く仕切りを作るみたいなそういうやり方はもう、
しんどいしんどい。
ねぇ。
が、ここで難しいのは、
そういうしんどい人とは正直、
混ざるのは遠慮したいんよなぁぁ、
やっぱり。
アレッ?
電気ポット以外にも、
身の回りの「日常的に使っているもの」の幾つかを
新しくしようと思う。
パズル誌のイラストは2月は2誌分ほど。
他の仕事も時間を見て進めて。
絵もまたちょっと進めて、
暖かくなったら少し外にも出て。
もうすぐ春なので、
いろいろとまた、
シフトしていこう、
な最近。
そんなこんなです。