まずは「クロスワードメイト Mini」誌のイラストが完了。
編集部からのお題は、
「ミニは何個見つかる?」
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編集部からのお題は、
「三字熟語のジグソー」
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編集部からのお題は、
「コレで気持ちが楽になる! 日々のストレス、上手に解消」
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編集部からのお題は、
「まさに獅子奮迅! 勇ましいライオン」
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編集部からのお題は、
「アゴが特徴的な芸能人」
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(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
で、例によって、
パズル誌のイラストを紹介した記事のときは、
そのタイトルや絵から何か言葉を拾って何か書く。
えー、最初に断っておきますが、
今回の話しは「大ぼら話」ですからね。
つまり「大ウソ」なので信じないでください。
(「いやっ、最初っからアナタの事なんて信じてないしっへへン」
なんて方は、口の端を上げながらそのままそのまま、そのままで)
それから、
「ライオン 語源」なんて検索で、
ここにたどりついた方も、
信じてどこかにそのまま書いたりしないでくださいね。
それが広まって一人歩きをして、
(ああ、ネット情報社会はなんて恐ろしいんでしょうか)
「諸説のうちの1つ」に知らないうちになってたりしたら、
その後の人類に申し訳ないので、ね。
(「書かへん!書かへん!」)
「ライオン」<大ぼら話>
一般には意外と知られていないことで、
それでも専門家などの間ではよく知られていることであるが、
「ライオン」という言葉はそもそもは中国語である。
漢字で書くと「雷音」、中国の古い時代の発音で「ライオン」である。
これは、ライオンの大きな鳴き声を「雷の音」にたとえてつけた名前である。
中国「肖」の時代、
皇帝により特使として西アジアに使わされた外交官の徐汕文(ジョサンブン)が、
ナシク朝ペルシアの属国であるカシャラナ王国の宮廷で見たライオンが、
アジア人の見た初めてのライオンと言われている。
何匹も飼われていたライオンはカシャラナ2代国王チャンダラル王が、
エジプト経由で手にいれた自慢のライオンだったという。
徐汕文が中国へ帰国後に書いた『汕文在西序』の中で、
「其声若雷音」(その声、雷音のごとし)と書かれたことから、
「西国で見た、そのたてがみのある勇ましい動物」のことを、
「雷音(ライオン)」と呼ぶようになり、
遠い国に実在する動物として多く絵に描かれるようになる。
しかし、当時の西アジアではライオンの事は「シシー」と呼んでおり、
そういうちゃんとした名前がありながら何故それを使わず、
「雷音(ライオン)」と呼ぶようになったのかは詳しくは解っていない。
時代が下ってマル・コ・ボーロの『東方見文録』以降の時代、
ヨーロッパと中国の間に交流がさらに進むと、
主に陶器などに描かれた姿と共に、
「ライオン」という名前がヨーロッパへ渡り、
やがて「たてがみのある勇ましい動物」のことを、
ヨーロッパでも一般的に「ライオン」と呼ぶようになるのである。
やがて彼らはアフリカに足を踏み入れて、
それまで「どこか遠くの地に実在する」という「ライオン」の姿を、
直接目にすることになるのである。
一方、逆に中国では、
もともと西アジアで呼ばれていた正しい「シシー」という名称、
漢字で書くと「獅子」、が次第に用いられるようになってゆき、
やがて「ライオン」という名前は使われなくなっていくのである。
言葉の世界というものは、
本当に面白く、
本当に、奥が深いものである。
ウソですからねーーー。
そんなこんなです。