すぐに変わる人。
ゆっくりと変わる人。
変わる変わるといいながら変わらない人。
何も言わないけれど自然に少しずつ変わる人。
変わって「いい感じ」になった人。
変わって「いい感じ」じゃ無くなった人。
ほとんど変わらないけれど最初から「いい感じ」な人。
変わらないのがだんだんと周囲にとって「しんどい」人。
「変わったやろ?変わったやろ?」と人にアピールするけどそういうところがちっとも変わらない人。
みんなに「変わった」と評判の人をチェックしていて昔からの短所を少しでも見つけだすと鬼の首でもとったように「なーんや相変わらず○○やんかー!!、けへへへへッ」と笑って自身の心を何か安心させるというようなところが全然変わらない人。
※
変わったとか、変わらないとか、別に気にすることもなく、
ずっと変わらないつきあいが相変わらずできる人。
これからの人。
2009年9月
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2014年7月
ウサギサバくんは、
僕の身にかつてあったアレコレの話を聞くとすぐに、
「イヌナマズさん、もしアナタがその時にどこかでドカンといって、有名になってお金持ちになってたりしたら、きっと変わってしまって僕なんか相手にしてくれなくなっていたんでしょうねぇぇ」と言った。
でも、
それは違うよ。
だって、
そもそも僕にその発想はないから、
きっとそのとおりにはならない。
キミが一発でそこに行き着いて、
ためらいもなくそう口にするということは、
キミにその発想があるからだ。
ということは、
もしキミがそういう境遇になったらおそらくきっと、
「人間が変わってしまって、古い友人は相手にしない」ということをする人だから、
その発想が真っ先に出てくるのじゃないか?
なぜなら、
今までキミ以外にはそういうことについて何かを言った人はいたんだよ。
でも、いろんな言い方があったんだ。
ネコウナギくんは(これはその当時だが)
「もしイヌナマズくんがドカンといっても変わらず僕と友達でいてくれなぁ?」
と言った。
キミの言い方に似ているけれどちょっと違う。
少しかわいい「友だち」という感じがする。
またクマヒラメの場合は、
「残念やったなーイヌナマズ、あのときにドカンといってたら俺も嬉しかったのになー」
と言った。
心のでっかい「友」という感じがする。
またカモシカアジさんは、
「いや、でもそうなったのは、ドカンといってなかって、よかったってことよ
その場合はそうじゃないほうがよかったのよ、きっとイヌナマズさん」
と言った。
励ますことを忘れない「親しい知人」という感じがする。
そして、気づくことは、
ネコウナギくんも、クマヒラメも、カモシカアジさんも、
その発言はみな「僕」を主体にしてくれている。
そりゃ、もともとは僕の話で、
それに対して僕のことを思って言い返してくれているからだ。
しかし、ウサギサバくんの発言には、
「僕(イヌナマズ)」は全くどこにもいなくて、
主体は「自分(ウサギサバくん)」だ。
「相手にしてもらえなくなるかわいそうな自分」なんだ。
自分のことだよね?
ねぇ、
僕の話なんだけど。
ひどいのはキミじゃないか?
何の話の時もすぐに「自分」な人はそれこそ、
「自分だけを主体にして変わっていく、もしくは変わらない」、
そんな気がするのだがどうだろうか。
もう80年代はとっくの昔に終わったんだよ。
ちなみに僕の場合は、
クマヒラメと同じように思いながら、
言葉としてはカモシカアジさんと同じことを言うと思うな。
▼2014年9月11日〜14日
「うん、そぉやね、
変わったと思うで自分でも。
いろんな人のことを参考にしたりな、
いろんなものを真似してみたりな。
そんでちょっとずつ変わってきたと自分でも思うなぁ。
アタシ。
もちろん、良くなったり、良く無くなったり、
振り子のようにあっちいったりこっち行ったりやったと思うで。
普通そうなんと違うん?
生きてたらそうやん?
え? うん、そりゃ、
その時々だけを見ていろんなこと言う人はおるで。
当たり前やん。おるに決まってる。
けど、だいたい、いろいろ言う人に限って、
ひとつのところでうじゃうじゃしてて、
何も思い切ったことせんと文句しかいわへんくせに、
あれがいいとか、あれが悪いとかいう人やから、
そんなん気にせえへんねんアタシ。
本人、変わってへんつもりな人にかぎって、
気づかへんうちにヘンな方に変わっていったりするの、
アタシ見たことあるもん。
可哀相やけどしゃあないわ。
今はようやくひところに比べて、
アタシもおちついた感じにはなってるけどな、
まだわからへん。別に今が絶対にベストやとは思ってへんもん。
感じ方も変わっていくしな。
そやから、また変わるかもしれへん。
そう思ってるねん、アタシ」
と、
カノジョは言った。
そんなこんなです。