「クロスワードmini」誌のイラストが完了。
7月中頃発売なのかな?
編集部からのお題は、
「アナタにも「ありがち」なこと あるある! を共感しよう」
↓
編集部からのお題は、
「実はウラがあったりして タダよりコワイものはない!!」
↓
編集部からのお題は、
「日本の漫画史に燦然と輝く マンガの神様! 手塚治虫」
↓
編集部からのお題は、
「何とかしたいんだけど…」
↓
(このブログへの掲載は編集部の許可を得ています)
新幹線の新神戸駅の近くに、
「布引の滝」という古く平安時代から有名な、
滝の名所が静かに、ある。
〜昔々、
この滝のそばに老人と娘が住んでいた。
ある日老人が娘に、
「この滝に打たれて修行すれば、
どんなことでも出来る力が身につくのじゃ」
と言ったので娘は行を初めた。
最初は痛みや疲れを感じていたが、
次第にそれはなくなり、
水中でも息苦しくなく泳ぎ回り、
空をも飛べるようになった。
それから娘は、龍神に姿を変えて、
人々を苦しめる悪魔を倒したり、
弁財天に姿を変えて船の安全や農村の水源を守ったりした。
人々は大竜王や弁財天として、
彼女を祀るようになった。
そして、
娘が滝で修行をしたときに大きな岩にかけていた白い衣に見立てて、
白く衣のようなこの滝のことを「布引の滝」と呼ぶようになった。
今でも時折、
彼女はこの滝のそばで老人と暮らした頃を懐かしんで、
昔の美しい娘の姿に戻って、
この滝壺のほとりで一人佇んでいることが、
あるそうじゃ〜
という伝説が、
ここにはある。
最近、
こういう話を出来る人とゆったりといるのが、
個人的には、いいなぁって思います。
もちろんこちらも現実があったり忙しかったりして、
決してヒマな訳ではないのだけど、
「そんな話して、何の為になって何の利益があるの?」とか、
「そういうロマンみたいなの知らなくって悪かったね、へっ」
なんて思っているような顔を無意識的にでもされると、
ニコッと笑いながら、
弁天様を呼びたくなります。
また逆に、
「じゃあこれは知ってるか?これは知ってるか知ってるか?」
なんて、「知っている競争」に走られたりすると、
ニコッと笑いながら、
龍神さまを呼びたくなります。
ゴロゴロゴロゴロ。
さっき雷が鳴っていました。
そんなこんなです。