去年(2012年)の5月24日に、
伊丹市立美術館の「熊谷守一展」を観に行って、
その独特の赤茶の輪郭線に惹かれて、
帰って直ぐに「赤茶の線で描いたみたい」と思い、
赤茶でまず線画だけを描いてみた。
「さて、塗り色はどんな感じにしようか?」と思い、
テストとして試しに色をつけてみようと、
パソコンに取り込んでブリントしたものに、
絵の具でアレコレ色づけを試してみた。
それから1年間ちょっとずつ、
テスト用のものに色を試してきたけれど、
どうも「コレでいいなぁ」と思う感じになりそうには無い気がするので、
色を塗ることはもう止めて、
上の線画のみのもので「仕上がり」とすることにした。
ので、一年前の2012年の5月24日の作になります。
で、
テスト用として色を塗っていた2枚。
とりあえずこれも姉妹作ということで、
「赤茶の線のカノジョの色は青と赤の小さな点々」
「赤茶の線のカノジョの色は緑と青の大きな点々」
全然詩的なタイトルじゃあないけれど、
とりあえずはこう名付けておこうと思う。
Hajime Sano